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ヘラルボニー本社訪問記: 社会課題解決への新たな可能性

10月18日、私は岩手県盛岡にあるヘラルボニー本社を訪問しました。ヘラルボニーは、知的障害のある作家たちの個性的なアート作品を世に広め、新たな文化を創造することを目指すアートライフスタイルブランドです。作家一人ひとりの「異彩」を尊重し、持続可能なブランドを創るために、すべての作家と契約を結び、彼らの許可なく作品を製品化することは決してありません。この「作家ファースト」の考え方に基づき、作品を適正に還元し続ける姿勢には深い感銘を受けました。

ヘラルボニーの理念は、知的障害を「障害」ではなく「特性」として捉えることにあります。これは、これからの時代に求められるダイバーシティ実現の核心を突いていると感じました。彼らの活動は、アートを通じて多様性を尊重し、社会に新たな価値を生み出すという革新的な取り組みです。知的障害のある作家たちの才能を広く世に知らしめ、彼らと健常者が共に生きる共生社会の実現を目指すヘラルボニーの姿勢は、まさに社会変革の一翼を担っているといえるでしょう。この点で、青山学院大学のエリックゼミが掲げるビジョンとも深く共鳴しています。

今後、エリックゼミとヘラルボニーが連携することで、さらなる社会課題解決の可能性が広がると感じています。例えば、ゼミ生がヘラルボニーのユニークなビジネスモデルを研究することで、社会起業や持続可能なビジネスに関する実践的な学びを得ることができるでしょう。また、ヘラルボニーの活動を取り入れた社会課題解決型の教育プログラムを共同で開発すれば、学生たちの社会貢献意識を育み、実践力を高める機会となるはずです。

このような連携は、教育、アート、社会課題解決という多様な分野を融合させ、インクルーシブな社会の実現に大きく貢献する革新的な取り組みとなるはずです。エリックゼミとヘラルボニーの今後の協力に、期待してください。

Peace out,

エリック

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