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日々の読書記録📚 心の中にあるモヤモヤも吐き出します🌀

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最近の記事

考えるべきか、考えないべきか

ほかの人に比べて、私は「死にたい」と思うことが多いだろう。 特に長生きをしたいわけでもない。 ただただ、生きているのがしんどいと思う日があるだけ。 なぜ、「生きているのがしんどい」と思うのか考えてみた。 考えすぎるから この一言が頭に浮かんだ。 「考える」ことはいいことだと思っていた。 でも、考えてへんほうが気楽で悩まへんくていいんかもしれへん。 いったい、考えるって何やろう。 「今日のご飯何にしよう」 「なんですぐ隣歩くんやろう」 「何買うんやっけ」 「(電車などで)あ

    • ピリリと刺激のあるエッセイ

      日々の徒然をつづったエッセイ。 震災のこと、ラトビアのこと、戦争のことなど、小川糸さんらしい切り口だなと感じた。 もちろん、日々のあんなことやこんなこと、鎌倉のこと、愛犬のことなど、ほんわかした話題もある。 ほのぼのしつつも、「ここは」というところで、大切な問題提起をなされているので、自然と考えさせられる1冊。 『卵を買いに』小川糸(著)

      • 宇宙の話だけじゃない

        シュレーディンガーや超ひも理論などに興味があり、手に取った1冊。 タイトルは自己啓発っぽいですが、中身はエッセイ。 すごく読みやすくて、ニヤニヤしながら読んでしまうくらい面白かった。 読後、物理学者の視点で日常を見るとこんな感じなんだなと 疑似体験をした感覚です。 『物理学者のすごい思考法』橋本幸士(著)

        • 学生の時に読みたかった1冊

          もっと早く出会いたかった。 作中に登場する奥村先生のような人が本書を読んだらどう思うのだろうか。 勉強だけがすべてではなく、もっとほかにも学ぶことはあるし、それは学校だけではない。 父親がいない人がみんな不幸でも、貧しいわけでもない。 そういった固定観念でしか物事を判断できない人は、他人のことをどうこういう前に自分のことを考えるべきではないだろうかと思ってしまう。 個人的には、制服のスカートの丈も1つの例だと思う。 丈が短くても頭のいい子はいるし、丈が長くても頭の良くない子も

          ノスタルジックで近代的なエッセイ

          江國香織さんの帯文言に惹かれて購入した1冊。 ネットとの付き合い方、都会と田舎、暮らしとは何か、ゴミとの付き合い方――。 今いる場所からいくら遠くの場所に移動したとしても、そこにいるのは自分である以上、ある意味大きな変化は生まれない。 ただ、出会う人々からの影響で少し変化することはできる。 ニューヨークで暮らし、ネットでの仕事をしている著者の視点から垣間見える1冊。 『ここじゃない世界に行きたかった』塩谷舞(著)

          ノスタルジックで近代的なエッセイ

          「自分はどう考えるか」と問いたくなる1冊

          一見、子どもが過ごしたとある1日のようであるが、そうではない。 人間は群れる生き物であるが、群れるのと流されるのでは異なる。 戦争のように流されてはいけないことがある。 今の世の中にも通ずるのではないか。 情報や周りの空気に流されるのではなく、「自分はどう考えるのか」。 とても印象的だったのは、「……泣いたら、だめだ。考える続けられなくなるから」という言葉。 泣くと気持ちがスッキリするが、それで終わらせてはダメなこともある。 本書を読んだ人には、この意味するところがわかり、胸

          「自分はどう考えるか」と問いたくなる1冊

          ぜひ、電車の中で読んでほしい1冊

          図らずも、恵比寿駅に向かう電車の中で読みはじめたステーション・キッズという不思議な子どもたちのお話。 学校でも家でもないコミニティーに身を置き日々を過ごすことで、色んな子との出会いなどを経験していく。 ホロリと涙する場面もあり、心がギュッとなる。 素敵な鉄道作品。 『キップをなくして』池澤夏樹(著)

          ぜひ、電車の中で読んでほしい1冊

          「自分は何をしたいんだろう」と考えさせられる一面もある1冊

          沖亀之助と沖高市の存在感たるや! 実在の人物だと思い込んで読んでしまうほど自然に溶け込んでいるストーリーのすごさに惚れ惚れする。 心に訴えられるセリフが多く、「自分は何をしたいのか」を間接的に考えさせられる1冊。 『リーチ先生 』原田マハ(著)

          「自分は何をしたいんだろう」と考えさせられる一面もある1冊

          ニューヨーク行きのチケットを予約しそうになる1冊

          海外で暮らしている方のエッセイが好きで、知らぬ間に手に取っている。 ニューヨークで暮らした3年間をつづったエッセイ。 行きたくて行ったわけではないのに、気づけば魅了されている。 そんな人たちが多く存在するニューヨーク。 もちろん、いやなこともあるけれど、それ以上に素敵な出会いや経験が待っている。 日本にいるときに感じていた堅苦しさから解放され、自由すぎる都市で見つけたものとは――。 ニューヨーク行きのチケットを予約しそうになる1冊。 『ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の

          ニューヨーク行きのチケットを予約しそうになる1冊

          日々是好日、読書記録

          はじめましてericaです。 読書メーターにて読書記録をつけていたのですが 本とのつながりがもっと広がればいいなと思い noteをはじめました。 このタイトルにある「日々是好日」は 大好きなエッセイのタイトルにもなっています。 黒木華さんが出演されている映画もとっても素敵で 心に染み入る内容です。 ちょっとだけお話しすると お茶に興味もなかった女の子が茶道を通して 成長する過程がつづられています。 茶道というと格式高いものに思えますが 日常に寄り添っているそんな世界です。

          日々是好日、読書記録