ひとりの命も取りこぼさない
昨年の秋から月1回、じょさんし大学というところで学んでいます。
感想をシェアします☺️
今回は、産科医の先生のお話を聞かせてもらいました!テーマは【新しい命を守るために必要なチーム医療】熱い気持ちのこもったお話しでした。
最初は「助産師嫌いなんかな・・・」とハラハラしながら聞いていました(笑)
私は地域周産期病院、総合周産期医療センターで勤務していましたので、死と隣り合わせにあるようなママさん赤ちゃんに関わっていて、私も【ひとりの命も取りこぼしたくない】という気持ちで勤務していました。
それでも、助けられなかった命や医療処置の入ったお産がトラウマになってしまったママさんとであう度に「あの選択が母子が生きて出会うために最適化だった」と思いつつも「ほかに方法はなかったか?」と、何年たっても思い返している自分がいます。
産科医も助産師も「安全なお産」をという思いは一つ。
見方やアプローチが違ってもその思いを共有し、意見を交わすことを恐れなければ、ひとりひとりの母子にとって「安全な選択」をギリギリまで母子の意向に沿いながらしていけるのではないかなと思いました。
とあるお産の映画は私も見ていて苦しくなりました。私が今まで関わってきたお産は全部だめだったのか、女性に対する暴力だったのか。。。と落ち込みました。
ですが、物事は反射鏡という言葉を知ってから、そう感じるのは私の中に、確かに、「ママと赤ちゃんが穏やかに、身体を傷つけずにお産できたらいいな」と思っている気持ちがあり、それができなかった「私が傷つけてしまった」と悔やむ気持ちがあることに気がつきました。
産む女性が自分の力を信じ、高め、自信を持ってお産に臨むこと。
必要なところを医療が支えること。
ママと赤ちゃん、医療者がフラットに語り合える関係がこれからのチームになっていくといいなと思います。
と、長くなりましたが、、、
常に万が一に備えてくれる医師がいる。だから、安心してお産に寄り添えました。産科医の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。