見出し画像

【選び方】採用チャネルの個性を知ってみる!

企業のみなさん!
仲間を採用しようと思ったときに、まず何を思い浮かべますか?
仕事内容を洗い出したり、こんな人がいいなあという採用条件を考えてみたり、人数や面接官は誰にするか…などいろいろ戦略を考えると思います。

ここで出てくるのが、その求人情報をどこに採用の案内を掲載するかどうやって必要な人に届けるかがあると思います。
例えば、映画が見たいと思ったとき、上映されている映画の情報を知るときには映画館のHPを見て決めたり、実際に映画館に行って決めます。人によってはSNSで流れてきた情報から「これおもしろそう!」と思って決める人もいると思います。ここでいうどこは映画館やHP、どうやってはSNSの宣伝やCMもあるかもしれません。

採用情報も同じく、掲載場所を決めることで仕事を探している人(求職者)の目につきやすくなります。そのためにたくさんの求人媒体に掲載する企業さんも少なくはありません。

しかし、企業にはバジェット(予算)があります。宣伝をするためにたくさんの媒体に出せる企業は限られています。
そこで、やみくもに掲載するのではなくまずはチャネルの個性を知ることから始めてみたいと思います。
大きく分けて、媒体、説明会、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、SNS、リファラルとします。

そもそもチャネルって何?

チャネルとは集客するための媒体や経路のことで、元はマーケティング用語で流入経路です。これが効果的であったり、多ければ多いほど人が集まります。チャンネルが変化した言葉でもあるみたいです。確かに、テレビのチャンネルも多ければ多いほど選べますもんね!
ということは、一概に求人媒体だけを示すものではなさそうだということがわかります。

では先ほど挙げた6つについて解説していきます。
長くなりそうなので、具体的にどんな種類があるのかはまた今度書こうと思います。

求人媒体

短縮して媒体(サイト)と言うことも多いです。いわゆる、リクナビやマイナビと言ったひとつのHPにいろんな求人票が掲載されている情報サイトです。求人情報だけでなく、就職活動や転職活動におけるコラムがあるので、これから就活を始めようとして何をしていいかわからないことを解消してくれたり、記事によっては息抜きにもなるかもしれません。

日本はこの媒体文化がとても発展しています。他の国に比べてもとにかく数が多いと感じます。それも以前は掲載数が多い総合的な業種を扱う媒体がメインでしたが、今では外資向け、IT向け、アパレル系、看護系…などかなり細分化されており、さらにどんどん新しい媒体が生まれているような感覚があります。

なぜこんなにもたくさんの媒体が生まれるんだろうと考えたときに、あくまでも個人的な意見ですが、以前からの媒体文化が根付いていることもそうですが、登録しておけば求職者が流入するという待ちの姿勢が続いたのかなと思います。(その反対で攻めの人事というワードが流行っているのかな)
なので、企業も自社のブランドに合った媒体を選べるようになってきました。

媒体を使うメリットは、一度の掲載でたくさんの求職者からの応募があるので、ハイボリュームの採用をするときには便利です。
反面、登録されている求人数が多ければ多いほど埋もれる可能性もあり、求職者から見つけられにくいという点もあります。また、一度でたくさんの求職者からの応募が合っても、必ずしも全員が応募要件にマッチしているとは限らないでしょう。

説明会

自社で行われる説明会だけでなく、候補者からしたら一度にたくさんの企業に出会える合同企業説明会は新卒中途を問わず多くの求職者が訪れる大きなイベントです。
媒体と異なり、実際に求職者と採用担当者が出会える場であるので、媒体だけだとわかりづらい雰囲気を知れたり、直接質問をできるだけでなく、企業側からしたらその場でホットな候補者に出会えるチャンスでもあります。
企業同士挨拶をすれば、そこからビジネスチャンスやあわよくば自分の転職活動にも(笑)役立てられます。よく各ブースを回っては、今後の参考にしようとパンフレットを集めていました。

説明会に出るメリットは、求職者と採用担当者が直接出会える場です。必ずしも多くの求職者に会えるとは限りませんが、ふと立ち止まってくれた参加者が選考を受けてくれたりすることもあります。またこのようなイベントに出店するだけでも宣伝効果はあると思います。
反対に準備がかなり大変です。短いものであれば2時間程度の合説も、イベント用のグッズや装飾など、目立つため・知ってもらうための労力は媒体よりも大きいと思います。
値段もブースの大きさや地域差によって違うので、どうしても大きいブースに人が集まりがちなので、小さいブースにした場合は人を集めるための工夫が必要になってきます。

ただ、最近はオンラインでの説明会も増えてきました!
わたしもまだ参加したことがないので、今度のぞいて見ようと思います。

人材紹介

こちらも王道なチャネルである、人材紹介。
求職者と企業の間に立ってコミュニケーションを取ってくれます。

企業側から見ると求職者との間にクッションを置くことになるので、特に忙しい人事の方にはいいサービスだと思います。
かなり前までは媒体と同じように大手の紹介会社しかありませんでしたが、同じように現在ではそれぞれの分野に特化した紹介会社が増えています。例えば、エグゼクティブと呼ばれる部長クラス以上を担当するような紹介会社もあれば、第二新卒向けや外資系を目指す人向けなど種類は様々です。

求職者も一度面談をすれば、希望に沿った求人が送られてくるので自分で仕事を探す手間も省けます。ただ、自分の現在の経験に合っていない紹介会社を選ぶとちょっと悲しい思いをすることがあるでしょう…
わたしが経験した例では、英語を使った仕事を探しているor外資系に行きたいのに日系の紹介会社に登録した時は、うちでは扱っている求人数が少ないと言われ、実際に送られてくる求人数も少なかったということがありました。

なので、人材紹介のメリットは求職者と企業の間に入ってやりとりをしてくれることや、それほど人数が多くない採用であればそこまでコストはかからないです。
反面、いわゆる採用されたことで発生するフィーをきちんと把握したり、採用そのものをぶん投げてお任せ状態にせずに、あくまでもここは協力者、採用チームとして代わりはないと思う必要があると思います。

さて、ここまで書いてみて結構王道なチャネルだなと思いました。
共通しているのは、比較的企業が待つ採用という印象です。
では反面、ダイレクトリクルーティングやSNS採用、そしてリファラルはどうでしょうか。

次に書いてみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?