やりたいことがみつからなかったときに、見つけるためにやったやろうとした9つのこと
と言うタイトルでnoteに下書きが残っており、この夏に転職をして良い機会なので振り返りがてら、書き上げてみることにした。
たぶん検索とかで、「やりたいこと 見つけ方」とか何度も検索してここにきた人は、
「また見たな」
「これやっぱりそうだよね、そうするしかないよね」
みたいなことばかりかもしれないけれど、(かつての私もそうでした、特に転職サイトに誘導するアフェリエイトにばかりたどりつく)
それでも私の経験から、行動したモチベーションやドライバーになったこと、
実際やった感想を付け加えて書いていきたいと思うのでひとまずご一読してもらえればと。
その前にあなた誰ですか?という方はプロフィールをどうぞ▼
さて、いってみよう!
1.やってきたこととやりたかったけどできなかったことを整理する
基本ですけど自己分析ですね。
自分が幸せに生きるためにはまず自分をよく知ることから。
それから軸に持つ思いを見極める。自分がやってきたこととその理由を丁寧に思い起こすことで、大事にしたい思いが見えてくることも。
もしかしていま仕舞い込んでるだけじゃない?的な心の声に気づくのも大事。
そしてその中には、変わらない軸もあれば、変わったなと思える価値観もあるので、定期的に見直せると良いなと。
具体的には、こんな感じかなあ。
仕事の経歴棚卸しして、その時感じたポジティブネガティブな感情、共通する特徴を分析する
社会人2、3年目くらいならやってきた業務全部書き出してみる
社会人5年目以上くらいになると多分大変なので、2、3年くらいのスパンに区切って印象に残っている仕事を書き出してみるなど。
モチベーショングラフを簡単にでも書いてみる
何でこの選択をしたんだっけ?と自問自答すると何かしらの気持ちは思い出すはず…
余裕があればプライベートも含めて書くと選択のきっかけが見えやすいかも。ライブイベントとかね…
2.興味のあるキャリアの人に話を聞いて経歴やキャリアパスを知る
俗にいうロールモデルになりうる人や自分が歩もうと考えているキャリアに近い人がいれば、直接話を聞きに行っちゃう。
イメージつきやすい、自分に合う合わない、やってみたいと思えるか、モチベ高く続けられるか取り組めるか、の判断をするのが目的。
ありがたいことに社内にそういう方が何人かいて、私は3人くらいに聞きました!
マーケティングリサーチャーの人と、
今の私と同じように、webディレクター→アナリスト方面にいった人とか。
UXリサーチメインでやっている人とか。
コロナ禍だったのでオンラインで時間作ってもらって、1時間ほど聞いたことは、
経歴
なぜそのキャリアの選択をしたのか
で、実際進んでみてどう感じたか
前提情報としてその人の性格とか仕事の仕方とか得意なこととか、どんな人か、を頭に入れつつ、上で書いた判断軸を一つ一つ考えてみました。
社内にそんな人いないよ、ということであれば、紹介してもらったり、社外のLTに参加してつながりつくってみたり、「参加してましたよね!」を口実に聞きにいっちゃうのもありだと思います。まあハードル高いこともありますが…
3.ひとまずカジュアル面談に参加してみる
転職する気が全くなくとも、他社の動きや市場を知っていま何が必要とされているのかを知るのは大事。
私はWantedlyから、もらったスカウトでカジュアル面談をしてました。
選考に進むかどうかはその後決められるので、あ、やっぱり厳しいなと思ってその時は転職活動はしなかったですが。
組織や開発体制、風土や職種を聞きつつ、何かやりたいこと、興味に引っかかることはないかな〜みたいな気持ちで聞いてみる。
4.やってみたいことに近いことをやっている部署に異動や兼務をお願いする
あの部署でやっていることが自分のやりたいことです、みたいに興味のある部署に近いところがあれば、そこに行きたいです、もしくは兼務したいです、と主張する。
何となく興味持ってることのイメージをつきやすくさせる。上司に。
私はこれはうまくはまって、今のキャリアの原型が作られたと思う。上司に感謝。
試してみる機会がもしあれば、それに似た業務を任せてくれるかもしれないし。まずは少しでも何かぴんとくることを発信する、ですかね。
もちろん会社風土によるところもあると思うので一概には難しいかもしれませんが、
これからはそういう希望を聞いて、ライトにでもアクションできる会社が残っていくと思ってます。
5.とにかくいろんなセミナーやミートアップに参加する
基本オンラインも用意されているし、時間さえ合えばという感じで、色々制約緩くなったので情報収集はしやすくなったはず。
大事なのはそこで何を自分が感じるかなので、参加した後はメモと同時に自分の感情や感想を綴ってました。Twitterにもハッシュタグと共に垂れ流してみたり。
できたら次のアクションも考え、たとえば次試してみようと思うことや次参加しようと思っているミートアップを考えるなど。
やりたいこととして興味あるな〜これ仕事で試してみたいな〜仕事じゃなくても行動してみたいな、と思うことがあれば0.1歩でも前進してるのでグッジョブ。
6.社内のキャリア相談を利用
これは、社内にキャリアコンサルタント資格を持つ方がいて、その人に相談できるという制度がありまして。
なんだかんだいって、自分でなんとなく整理したあと他者に話して客観的に(特にプロに)見てもらうのは重要。新しい気づきがあったり、自分の考えに自信が持てる。
これもHRやってるうちならではだったのかもしれません…
7.社内のキャリアデザイン研修に参加
新卒・中途問わず、自分のキャリアを設計するための研修があり、自分で選択して参加しました。
社内でのつながりもできるし、他者からの見え方で気づく自分の価値観もある。
ワークの課題がたくさんあったけど、こういう時しかキャリアの棚卸しをしないチャンスなので積極的に(強制的にでも)機会を作るべし!と思ってます。
ここで一緒に参加した人のおかげで、今まで迷っていたアクションをとり道が開いていきました。
8.外部のメンター制度を利用する(しようとしてやめた)
結局これはやらなかったけど、カウンセリングというよりかはなりたい自分の姿を見つめ直す、という感じですね。
ここ数年でコーチングサービスとても増えてるし、社会の流れ的にもキャリア自律が必要になってきている中で、
過去の事実と思いを内省しながら、自分が向かっていく方法を定めるということを手助けしてくれるものだと思っています(自己解釈だけど)
私はいままで書いたことをやってきて、自分で解決できそうだったので利用しませんでした。
あとはやっぱり費用面。
利用したことないのにこう言ってしまうのは本当は良くないけれど、価値が出るイメージがつきづらく、ハードル高く感じてしまう。
体験プログラムだけとりあえずやってみるとかはいいのかも。あとは自己投資としてどれだけわりきるか。
9.友人や元同僚の話を聞く
もし興味ある方面や仕事をやっている友人や元同僚がいれば、それとなく聞く。
関係性からやはり実態をつかみやすいし、今の職場環境と比較して他の職場や仕事の進め方、体制がどのように違うのかとかは純粋に勉強になる。
採用とかではあんまり結局実態は聞けないものね。。
転職したばかりの人であればなんで転職したのかとかを純粋に聞いちゃうとか。
性格や価値観とかパーソナルなところもわかっているからこそ、聞いたことを自分におきかえてイメージしやすいんじゃないかなとも思う。
おわりに
HR会社だからできること、やってること、あとは意志のあるキャリアを大事にする風土があるので、4.みたいな部署異動希望出すということも考えられたりするけど、
実際異動先がないような小規模の企業で働いてたりすると現実的には難しいし、そもそも個人のキャリアを考えての配置をしてくれないみたいな企業ももちろんまだまだあると思います。
それでも何かを変えたくてここにたどりついた人は、えらい!
自分の未来は、自分でつくるもの。
何か一つでもやってみようと思えることがあれば嬉しいです。
読者のみなさんの未来に幸あれ!