1.5人目QAエンジニアがスタートアップ1年目でやったこ



はじめに

スタートアップに転職して1年間、QAエンジニアとして取り組んだことを備忘録として書きます。なんで、1.5人目?!と書いたかというと、転職時にCREとして採用されて兼務してたのもあって、2人目と言い切れなかったのです。

自己紹介

前職は、派遣会社で働いていてお客様先で検証を実施していました。担当していたサービスは、リリースして10年以上経っているアプリとWEBサービス。開発手法としては、途中からウォーターフォールからスクラムへ移行。

転職した先は、SaaSを作っているスタートアップです。プロダクトのフェーズとしては、開発がはじまって機能がいくつか出来上がっている状態からの参入です。開発手法は、2週間のスプリントのスクラムです。

1年目にやったこと

コミュニケーションを取って情報を共有してもらう

エンジニアはフルリモートで勤務しています。QAエンジニアと働いた事ない開発メンバーも多かったです。そのため、まずは自分から開発メンバーに1on1を入れて、コミュニケーションとっていくことをしました。
目的としては、まずは知ってもらうこと、そして相談し易い環境をつくることです。次に、割りといろんなMTGに参加することで情報を自分からとりにいくことにしました。(現在は取捨選択してます)
前職でお客様からもらったフィードバックで「素直に質問してくれるは助かる」を思い出して実践してきました。

必要なテスト資料の作成

プロジェクトの中でQAがいなかったプロダクトなので必要な物を一から作っていきました。現在、Notionをつかって管理中。

  • テスト観点表

  • テストリグレッションテスト

  • バグチケットテンプレート

追加していくのと、一からつくってみるのはまた違うなと思いました。何を入れると効果的か、または不足かを適宜改修しながらやってきました。

テストの取捨選択

この1年、新しい機能を作ってくことがメインでした。リリース速度も作る機能の量も圧倒的に多くなったといえます。前と同じようにやっていては終わらないという現象が発生。
利用するのは社内の人なので、一旦使う機能だけ先にしっかり検証してあとから改修したりもしました。最近は、重要なところによりフォーカスして実施しています。ただ、何がベストかはまだわからないの今も色々と試行錯誤中です。

2024年に取り組むこと

mablを使ったリグレッションテストの運用

2023年の末からmablのトライアルをし、導入が決定。私自身、自動化ツールの利用はこれが初めてです。どうすると改修に対してメンテナンスコストを低くして運用できるか考えながらやっていきたいと思っています。さっそく、ぐはっとはってます。

新しいプロダクトに仕様段階から入っていく

本当は、2023年もやりたかったことではあります。が、手が回らなかった。
新しいプロダクトについては、キックオフの段階から入らせてもらってます。
仕様段階から入ることで、懸念や作る前に確認したいことをできるようにしていってバグを減らしていくぞ!と意気込んでいます!シフトレフトの実現だー!
プロダクトのフェーズに応じて何に注力すると効果的を考えながら、実践していく予定です。

チームメンバーの育成

未経験の方に加わってもらうことが決定。ということで、彼女がいち早く全体の業務に慣れて、実施できるようにサポートしていきます。
伝えることがとりたてて得意なわけではないので、どうやったら伝わるかは工夫していこうと考えてます。
そして、疑問点=分かりづらいところだと思うので、伝えやすい環境作って改善は図ります!


2023年は終わってしまったけれど、ようやく書けました!自分自身の備忘録と説明力向上のためにも、今年はアウトプットを頑張ろうと思ってます!