Day6 量子力学と相対性理論の次元
本SFでは、電子を油(脂)の粒と仮定し、中性と仮定します。
運動状態にある電子は酸性、停止状態にある電子をアルカリ性とSFします。
電子が運動状態にあるということは、空間の電子密度が片寄っていることになります。停止状態は、平均が保たれていることになります。
言い替えると、活性と不活性です。
電子の数に対して真空が大きければ電子は過疎になり、真空が小さければ過密になります。これは電子の数と真空の大きさで相対的に決定されます。
金属をアルカリ性と仮定すると、酸は金属を溶かすとされています。金属は個体ですから、小さな真空に電子が過密状態になっていると考えます。一方で酸は大きな真空で過疎状態にあります。
電子は空間の密度を平均化する性質がありますから、酸はアルカリを包み込んで温めて溶かしていきます。これは、アルカリの周りを酸が鏡面非対称に公転することで、アルカリの中心(あるいは表面)に大きな真空を発生させる現象です。
本SFでは、電子単体は通常、陽子を持ちません。
しかし、酸がアルカリを溶かす様子は、電子と陽子の関係になります。酸素ですから電子数は8つ、ヘリウムに換算すると4つなので、酸はアルカリの周りを8方位に公転します。この場合、アルカリの中心には4つ真空ができることになります。
すると時空の歪みが4つできます。さて、何次元でしょうか?
本SFでは、これを四次元とします。
座標のxyzのx軸とy軸は不変の向きを持っていますが、z軸の向きは交互に入れ替わり、原点を境に電磁気と鏡(光学異性体)の関係になります。これがz軸が生み出す時空の歪みすなわち螺旋です。
わかりやすくイメージすると、時計の針が1本しかないのが三次元、似てるけど違う針が2本それぞれが規則性を持っているのが四次元です。
針が1本しかない時計は、たとえば日時計です。日時計は時空の歪みを考慮しません。常に原点から出発します。
四次元は、日時計の針となる柱が、地面の下にもある状態です。下方の柱が影を落とすのは地面ではありません。地面をx軸、柱をy軸とした場合、y軸の原点より下の柱が影を落とすのはx軸ではなく、(x,-y)の空間です。地球系の場合は大気のドームがありますから、ドームの内側のスクリーン(4Beベリリウム)に投影されると考えます。
・・・何かに似てませんか?
常に原点から出発するなんて、まるでリーマン関数です。リーマン関数は、光学異性体の鏡面対象の遅れを表しているのでしょうか?
四次元でのz軸は原点でターンはしますがx軸を境に拡散します。グラフにすると、x軸より上は線で、下は点で描かれます。リーマン関数はx軸の-方向の面は拡散の平均値になっていますか?
(当方は数学ができませんので、数式は全く理解していません・・・)
時間は、時空の歪みの産物です。
時空の歪みは電磁誘導が生み出す光学異性体によって完結し、地球はこの歪みから生まれ、あらゆる生命もまた歪んで生まれています。
歪みとは、左右の対称性と上下の反転(鏡面非対称)と天地の交流電流です。
本作は理数系がわからない素人のSFです。
電磁気は相対性弦理論ですが、光学異性体は量子力学でしょうか。
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