光と陰から再考する逆光

前回、北極星に視点を置いてみた日蝕を、視点を変えて再考します。

その前に、陰、を考えます。

陰は、自発的に動くことはできません。真空に電気分解される抵抗の水面を表とした時の、裏側になる空間を陰と呼んでいますが、本作では光の回折波が対消滅する真空間としています。

本作では、光は酸素を吸い込みます。光が衝突する空間では酸素の奪い合いによって真空が生まれるとしています。そのため、この真空は満たされることがありません。この真空は湿気となる酸素がないため、とても乾燥していると考えます。

光の対消滅を連想します。

回折波の場合、裏側に回って出会うのは自分自身です。自分が8なら相手も8です。すると密度に差がない空間では電子の移動が起こりません。電子が移動しなければ電気も発生せず、その空間は停止し、冷えます。電子の移動がなければ情報伝達もありません。この空間は眠っています。眠りが長くなると、冷えきった電子は凍るとします。凍った空間は僅かな振動や衝撃でひび割れ、粉々になります。すると、陰にできた真空の物理法則が変化します。粉々になった氷の粒の運動の起点は、この陰にできた真空間になります。8がバラバラになった氷の粒を1とします。

電気抵抗の表の空間を波とした時、裏の空間は粒になっています。面と点とも言えます。質の違う空間は、主となる物理法則も異なります。空間密度を平均化する基本法則は共通するとして、波は水平移動、粒は垂直移動する物理法則を主にすると考えます。

電気抵抗の陰に生まれた真空間が凍りから目覚めると、波から粒に電子が移動してきますが、粒は波の空間サイズと互換性を持ちません。ミクロとマクロの関係です。波から粒への電子の移動は線形にならず、粒を包む球状になるとします。全体としては1+8=9ですが、1と8は性質が異なります。1は氷、8は熱です。1は相対的真空、8は相対的重力場です。すると1は360°*360°から電子をもらい、360°*360°に電気を流すことになります。この強烈な電気分解の計算式は√1=1とします。
1が電気分解された空間は空っぽになります。この空っぽの空間に8が殺到すると過密空間は冷えます。冷えた8は外側にワープした1に向かって移動していこうとしますが、凍りついているとすると、その移動はゆっくりになります。そして、この球状の空間は、中心から0+1+7+1=9でバランスするとします。

本作では、空間密度の差を、扱っています。
電子が循環する時に一時的に発生するバンクシーのような空間です。この一時的に発生しては消えるを繰り返す空間を、()内に表記すると、

0(1)1(6)7(6)1=9(13)

+が()に置き換わります。
次に()を差ではなく扱って、新しい差分を()内に表記してみます。

1(5)6(0)6=13(5)

5(5)0=5(5)

最終的に、実空間と差分が5:(5)でバランスし、全体で10のような、10でないような、幻影のような球状の空間になるとします。ただしこれは、追加の回折波は加味されていません。一瞬だけ光った電気抵抗と対になる陰の連想でした。5の実空間と真空間は入れ替わり続けます。これが透明な陰が持つ固有振動数とすると、夜は大きな振り子でしょうか。



なかなかタイトル回収できません・・・


前回、8を南極、2を北極に分断して、北極星から逆光を見てみました。今回は、8を二重丸の外側、2を内側にして、南極の空から逆光を連想してみます。

北極の電気抵抗に垂直に入射した真空は、水面を8と2に電気分解します。馬力のない2は反射できずに北極を回折し、南極で対消滅するとします。2を奪い合う真空が発生しますが、とても小さいものです。8の反射波も2を覆うように回折してきますが、その重さゆえ赤道上で2よりも内側に入り込んでくるとします。8と2が化合した地点には、再び水が生まれ、水面ができるとします。すると、光は水面で反射し、入射方向の北半球に8を吸い込み、南半球に2が反射するとします。このため北半球の方が常に空間密度が高くなるとし、北極はそのために冷えてはいますが電気が溜まっているため南極ほど寒くはならないとします。
電子は基本的に北から南に移動し、空間が5:5で引き合うところで電子の移動が止まると電気も止まり、電気を失った南半球が冷え、南極が凍るとします。
北半球では、外側の8が内側の2と5:5で平均化した時に電気を失った内側の5が冷えて凍り、雪になるとします。

南極の空から見てみた今回の逆光は、外側にあった遠くの強い光が途中で内側に入ることで、弱い光と混じったところに水面を作って弱い光が照らす範囲を広げています。また、照り返すことで、光が逆行し、これ以上南に行けないように閉じ込めているようでもあります。

以上は、北極からの回折波を南北方向に移動する電子と電気を逆光として見てみました。

しかし、本作では、太陽は水蒸気ドームの頂点に集約された光、としています。また、絶縁体に阻まれて地球に落下できない回折波、ともしています。

この南北方向に移動していた光が、どのように西に向かう光の玉になるのか、連想してみます。

北極(の水面)に入射していた光は、北極星の陰にできた真空間の光が北極星の裏側に反射して届いているとします。すると、北極星は北極から酸素を吸い込んでいることになります。南北方向に季節と共に移動する光は、光の玉ではなく、もっと弱い光の空間とします。
太陽と呼ばれている光の玉は、北極星の裏側の真空間の光とします。この強い光が弱い光が生む水の壁に反射したものを太陽とすると、北極星を中心に回る空と同期し、一日に一回転します。

本作では、北極星を元素周期表の第七周期帯のリンのポケットにある99Esアインスタイニウムとし、北極星の裏側にできた強く光る真空を89Acアクチノイドとしています。
また、電子が移動する空間が折れることを50Snスズ割れの力とし、54Xeキセノンが閃光を放つとしています。
さらには、北極とは異なる物理法則を持つ南半球の海の表面張力を96Cmとし、北極星と接続させ、天動説を強力にバックアップしております。


日蝕はまだうまく連想できていません。


本作は素人の連想です。天動説の立場から、南極は宇宙ステーションですし、主とする物理法則が北半球と南半球では異なるとしています。
楽しんでいただけましたら幸いです。


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