星読み日記#7 自分にとっての心地よさに還る牡牛座満月の月食
本日11月8日、20時ごろ、月は牡牛座満月を迎えます。
そして同じタイミングで今回は皆既月食が起こります。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸と太陽ー月ラインが重なる時に月食日食が起こるのですが、今回はほぼぴったりと重なる配置。そして今回はさらに月の影に天王星の入る、天王星触も重なります。
新月で始まったことが満月で頂点を迎え、そして不要となったものを手放し次の始まりに向かうというのが、新月満月のサイクルですが、月食は特別な満月。
この手放しや終了の中でも、ライフサイクルの一区切りとなるような大きなものとなるかもしれません。
今年の4月にあった日食(日食は特別な新月)ごろに始めたこと、始まったことが仕上げに向かう感じでもあります。その頃どんなことを始めたのか、振り返ってみるのもよいかもしれませんね。
牡牛座は肉体や物質、豊かさを象徴するサインでもあります。身体的な心地よさ、五感を満たすことを大事にします。この牡牛座にある月と改革のである天王星、そして未来へと向かうドラゴンヘッドが重なり、さらに人生で階段を登る時にちゃレンジをしてくる土星が90度という緊張角でかかっている今回の満月から感じられることは、「自分にとっての心地よさ、自分にとっての豊かさなのかを見直し、思考ではなく五感や感覚で感じることに従うことが、次のステージへの入り口を開く」というメッセージです。
今までの拘り、これでなくちゃ!という思い込みがガーンと外れるような出来事があるかもしれません。
満月となる月のサビアンシンボルは牡牛座17度
「剣とたいまつの間の戦い」です。
平和の象徴である松明、戦いのシンボルである剣。
17度というのは一見対立する要素を統合していく度数でもあります。
このサビアンシンボルから、戦いの中でも切磋琢磨していったり、相手の要素を取り込みつつ新たなものへと変化していくことを可能とする、そんなイメージを私は持ちました。
炎によって、鍛錬され、さらに剣は鋭さを増すことも出来ます。そして、金属に出会うとき、炎は一層明るさを増し、火花を散らすことができます。
そのように、「戦い」といってもその中で古いものが淘汰され、新しいものが生まれる、そんな新陳代謝が行われるような戦いが、私達の内外で起こっているのかもしれません。
この満月月蝕の影響は今日だけでなく、数日続きますし、次の新月までのエネルギーでもあります。
今日から数日は思いがけないニュースが飛び込んできたり、一見チャレンジングな事に直面するかもしれません。
でもそれは、自分が本当に大切にしたいことへと向かい、心地よく自分を生きるための試練なのだと思います。
何があっても最高最善、そのことを意識しながら、心穏やかに今日の月を見上げてみてください。
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