#6選ばなくていいと許可をする
週末久しぶりに、食事会があって料理をしました。
コーチングや人との対話の時間をもっと増やしていきたいと思った時、料理の仕事はもうやめようかな。。。と思っていました。
1つのことを始めるには1つ手放さなくてはいけないと無意識に思っていたのかもしれません。
正直なところ、料理をしたい!自分の料理で喜ばせたい!という思いの熱量も以前よりだいぶ冷めて来ていました。むしろ依頼があると負担に思う時もあって、もやもやとした気持ちでした。
自分は何をしている人か、誰かにわかってもらいたい気持ちがあり、料理をする人とコーチングやセッションをする人、どちらかにしなくちゃいけないという思い込みがあったのかもしれません。自分の中ではどちらも、やっていてエネルギーが湧く、「やりたい」ことなのに、無意識に制限をかけていたようです。
また、喜んでもらえるから料理をして来たのではないか、それは単なる承認欲求なのではないかという疑いもありました。それは実は、自分が食べるためだけには、大した料理をしないからです。摂食障害でそもそも食べることに罪悪感があった時期が長かったので、「自分が食べたいから作る」こともありませんでした。
でも、たまに食事会のために料理をしたり、オンラインでも料理教室をしたり、私の料理を食べてもらうと、やっぱりこれは好きだし得意なことだなぁと思うのです。
あれもこれもは出来ないと思っていたこと自体が思い込みで、やって喜びを感じるなら、あれこれ考えずただやればいい。
そんなシンプルな事に改めて気が付きました。
どっちか選ばなくていいんだと。
そういえば、このnoteでのハンドルネームにも「ハッピーライフナビゲーター時々幸せ料理人」って書いてますしね。
料理で人を幸せにしようと意気込むのではなく、料理をする自分が幸せで、おまけで食べる人がその時、その人なりの何かを感じることがある。
食卓を囲む一期一会で集まった人がつながったり。
胃袋をひらくことは心も開くこと。
一緒に美味しいって食べることは、単純に幸せな時間です。
そんな自然に開いてつながる場、幸せな時間をこれからも作っていきたいな。
2021/05/31