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#27 経営者マインドと成就するスピードのこと

年頭に過去のことを振り返って一年前の自分と、3年前の自分、10年前の自分と今の自分。

周りの状況も自分自身の感じ方も色々シフトしてきたなぁとしみじみ。

何が一番変わったかといえば、自分で自分の人生を動かしているというのが、ようやく腹落ちしてきたなぁという部分。

すべてのことは自分が創っている。

私が私の宇宙の創造主。

こんなことが一般的にも言われるようになって(きてるよね?)くるようになってきた今日この頃で、私自身も頭では理解していたけれど、実感を伴うようになってきたのはつい最近だと思う。

一年前でさえ、何か決める時にはすごく怖い感じがしたし、「自分の人生の責任をとる」というのがすごく重たく、大変なことのような感覚があった。

でも、自覚しようがしまいが、この地球で肉体をもって個人として生きるということは、その体も生き方も自分で選んで動かしていくしかないのですよ。

そんなことを言うと、天災とか戦争とか、はたまた他者との関わりの中で自分の選択だけでどうにかなることだけではないと思うかもしれないけれど、自分で選択するということとコントロールすることはまた別のおはなし。

コントロールをしようとすると、思うようにいかないなぁとか、嫌なことや避けたいことが起こって「くる」ような感覚を持ってしまう。

でも全てが自分にとって必要なことで、それは魂が望むことを実現するためにあって、じゃ、私の魂は何を望み、どこに行こうとしているのかな?という視点をもつことで、次の行動指針や選択肢が見えてくる。

話はがらっと変わるようだけど、うちは両親ともに2代目経営者で、両祖父が起こした事業を承継し経営している。

兄も父の会社を継いでやっているが、いつだったか、経営者というのは大きな責任があり、事業の大小に関わらず、それは勤め人にはわからないものだ。。みたいな話をしていた。
(使っていた言葉は違うかもですが、そんなニュアンスを受け取りました)

その時はよく分からなかったことが、最近私も、鞄持ち程度とはいえ事業に関わるようになってきて見えてきたことがある。

それは組織の一部として動く人は、決定権がないので、その場で答えが出せないということ。ちょっとしたことだったら現場で意思決定ができるけれど、契約とか、大きな予算が絡んでくることは、一旦社内に持ち帰り、上司なり上の責任者の決済をとってこなければ何もことが進まない。だから、進行スピードが関わる人が多ければ多いほど遅くなる。(さらにこれは人によると思うけれど、自分ごとである意識が薄いと何がベストかをあまり考えず、手続きのことばかりで本末転倒な感じがある)

反面、経営者なり、意思決定をする人は、その決定によるリスクやコストを理解し引き受ける覚悟があるので、その場で決めて動くことができる。

そしてそのプロジェクトなり事業に関わる人にとって(もちろん自社にも)ベストは何かを常に考えて行動、決定することができる)

だから、現場レベルで何回もミーティングをしても決まらないことが、責任者レベルの人が出てくれば一回で決まり、どんどんと進んでいくし内容も良いものになっていく。

人生においては、ひとりひとりがそれぞれの人生の経営者であり、責任者なのだけれど、その自覚がないと物事を決められないし、進まない。

望む人生を生きるかどうかは、このマインドセットがあるかどうかなんじゃないかと最近思うようになってきた。

もちろんそのためにはリソース(自由に使えるお金とか時間)が必要と思うかもしれないけれど、それもトラップというか言い訳でしかない。

今はお金がないから、その時間がないから、他にやることがあるから(会社で言ったら雑務的な、緊急だけど重要ではないこと)と言って、本当に自分にとって大切なことをやらないでいると、望む方向には進んでいけない。

要は、自分の人生なのに上司に予算の許可をとらないとそれは難しいですねぇとか、ちょっと今他のタスクがあるので出来ませんとか言って、自分の人生を他の人や他の事情に支配させてしまっている。

大企業で福利厚生がしっかりしているところに勤めていれば、日々の生活は困らないし、安泰かもしれないけれど、そこで自分のやりたいプロジェクトをやろうとしても結局色々妥協しなければいけないし、多方面と折衝するうちに時間ばかりたっていき、プロジェクトが完遂してみたら描いていたものと全然違ったものになってしまった・・・なんてことをが人生そのものでも起こりうるのだ。

自分が自分の人生の経営者である覚悟を決めない限り。

つまり誰かに守ってもらおうとか、誰かに幸せにしてもらおうとか、誰かに夢や望みを叶えてもらおうとしても、そりゃ無理だよねーというお話。

経営者は孤独なもの。。。という考えもあるかもしれないけれど、実はそんなことなくて、なんだかんだ、自分にないリソース(情報とか人脈とか)は求めれば他の人からサポートしてもらえるし、協力してもらうこともできる。お金だって、先々返す必要はあるけれど、借り入れることができる。

わからないことややったことのないことは、先輩や先達からアドバイスをもらうこともできる。

むしろワンマンであるより、様々な視点や意見にオープンであることや、変化に柔軟に対応し、自身も変化していけるほうが良い経営者なのかもしれない。

要は最終的な責任は自分がとるという自覚さえあればいいのだ。

契約の場面では、譲ったり譲ってもらったりということも出てくる。交渉というか。。。その中でこれだけは譲れないというものもある。

自分の中で妥協できないこと、大切にしたいことは何か。
それをしっかりもっていれば、決めること、進むスピードは早くなる。

私が振り返って、物事がなかなか進まない、思うようにいかないと思っていた時は、この経営者マインド(さらに言うと創造主マインドなのだけれど)を忘れていた時だったんだなぁ。

実際の会社経営で言うと、私はまだリスクも責任もとる立場ではないけれど、自分の人生においてはリスクも責任もとっていこうと改めて思った。(って書くと重いなと思いつつ、そんな重いことじゃない、当たり前のことなんですよ(笑))

2023/2/15 ジャーナル

そして、ええー、望む人生って何?
やりたいこととか、こんな人生にしたいとか、よく分からん!って方はこちらを続いてどうぞ!


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