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2022.04.01 委ねる信じる 「はじまり」の新月

おかえりなさい。
今日も読みに来てくださってありがとうございます。

星読み日記では占星術学び中の私が、自分なりの解釈、直感も交えてチャートから感じることを綴っています。

1.今月の新月のチャート

2022年4月1日15:20 東京

今回の新月は12サインの中でも、はじまりのサイン、牡羊座12度で起こりました。そして、パッと見からもわかるように、この新月に水星とカイロン(キロン)が重なっています。

また引き続き魚座で海王星と木星が重なり、水瓶座では金星、土星、火星がゆるっとコンジャンクションになっています。

また他者を表す右半分に天体が集まっているのも特徴的ですね。人々の意識が内側よりも外側へ、国内やコミュニティの事よりも、外交や経済に向く傾向になるかもしれません。

2.牡羊座12度 野生の雁の群れ

今回の新月のサビアンシンボルは

A flock of wild geese
野生の雁(鴨?)の群れ

野生の渡り鳥たちは自然のサイクルに従い、北や南へと移動していきます。
また、とてものびのびと空を羽ばたく様子、群れで隊列を組みお互い協力して厳しい渡りを乗り切る様子から、このシンボルが表すテーマは

  • 自然の流れに従う

  • 自然の秩序を守る

  • 個を超えたものに身を委ねる

  • のびのびとおおらかに生きる

  • 自由さ

  • 仲間との協力

  • 自然治癒力

などがあります。
野生の渡り鳥の群れは、V字隊列を組んで飛びますが、先頭の鳥は疲れたら交代するのだそうです。

つまりリーダーはおらず、群れ全体が一番効率よく省エネで渡りができるように協力する。それが自然に遺伝子に組み込まれているのだとか。
そして、渡り鳥は誰かが知らせずとも、本能的に自然のリズムを感じ、冬は南へ、夏は北へと移動します。

自然や宇宙のリズムとシンクロして生きているのです。

今回の新月ではまさに、このような感覚を持って生きなさい。
自然のリズムを感じ、その流れに乗ることが、一番楽に、心地よく、ベストな場所へとたどり着くやり方だと伝えてくれているようです。

そしてそこへと向かうには信頼できる仲間たちと。

誰かがリーダーである必要はなく、時に役割を入れ替えながら、ともにゆったりのびのびと進んでいく。

そんな組織、そんな社会の在り方へとシフトしていく(すでに始まっている)感覚があります。

そして牡羊座は始まりのサインだけに、何かを始めること、物事をすすめる強いパワーがあります。今回の新月では、今までのやり方に違和感を感じている人はぜひ、自然と共に生きる感覚、自分にとって自然な在り方とは何かを思い出し、新しいやり方を試すのに良いタイミングかもしれません。

さらに今回の新月には傷と癒やしを表すカイロン(キロン)、コミュニケーションや学びを表す水星も重なっているので、行き違いになっている人と再度コミュニケーションをとってみたりするのも良いかもしれません。過去の癒やしが進み、新しいスタートが切りやすくなりそうです。

今回の新月が8ハウスで起こっていることからは、何か家族の課題の癒やしや、引き継がれてきた集合的トラウマの癒やしも起こりそうです。

3.仲間とわいわいすることへの罪悪感

国内でのコロナ感染者がまた増加傾向とか。
ようやく蔓延防止法が解除されたのにまたか・・・という感じですが、今回の新月図では、喜び、楽しみ、愛を表す金星に土星が制限をかけています。
水瓶座金星は、仲間と過ごす喜びとも読むことができ、ここに土星がどーんと乗っていることから、また感染者増加に伴い規制されるかもしれません。

それに対して火星もかかっていることから、国民の不満に火がつく!なんてことになるのやも。。。

そんなときこそ、牡羊座12度新月の「なんとかなるさ」のおおらかさ、気楽さ、信頼を思いだしてくださいね。

私達にも、自然も自然治癒力が備わっています。
必ず未来は良くなる。
少なくともこれからの2週間は、自然治癒力を信じ、自然に身を任せる、自然と委ねる、そんな意識で過ごしてみてくださいね♪

清水えり

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