いまこそ遠藤祐亮選手についてアツく語りたい vol.2
三度の飯とバスケ大好きERIです。
vol.1に引き続き宇都宮ブレックス・遠藤祐亮選手についてnoteします。
参加してるオンラインサロンのメディア「BTalks」で遠藤選手のインタビュー動画が公開されたので、限定公開されているインタビューノーカット版も含めて感想を綴りたいと思います。
ブレックスファンとしての想いが強めですが最後まで読んでもらえると嬉しいです!
【BTALKS #04】遠藤祐亮選手「信じ続ける力」
下部組織でのキャリアスタートからシーズンベスト5へ
遠藤選手はBリーグの中でつくづく稀有な存在だと思う。
大東文化大学を卒業後、2012年にブレックスの下部チームであるTGI・D-RISEに入団。育成契約からキャリアをスタートしています。
当時はブレックススクールに参加するとお金をもらえたので、D-ライズの練習をしてブレックスの練習も参加させてもらって、そこからスクールに参加して少しでも基本給より多くもらえるようにしてました。
ブレックスにすぐに上がれるようにと、その時は本当につらかったけど妻に支えられながらがんばった感じですね。
当時Dライズの中にはスポンサーのお店でアルバイトをするメンバーもいたりと、なかなかハードなキャリアスタートだったということがわかります。そこからトップチームにコールアップされて、安齋HC(当時AC)にディフェンス力を見出されてプレータイムを伸ばしていきます。
▼コールアップされて初めての試合!途中出場して初得点!
▼安齋HCの現役時代!遠藤選手の恐縮してる感じ。この並び貴重ですね…
遠藤選手が人生初の日本一タイトルを取ったのが全試合スタメン出場となったBリーグ初年度。さらには同年でベストディフェンダー賞を獲得しました。
さらに2019年には天皇杯ベスト5に加え、二度目のベストディフェンダー賞とついにシーズンベスト5に選出されるまで駆け上がっていきます。
余談:遠藤選手がシーズンベスト5に選ばれた2018-19Bリーグアワードin六本木ヒルズに運よく参加させてもらったことは私にとって大切な想い出です。
ベスト5を順番に発表されるのですが遠藤選手のときにはひときわ大きな歓声があがっていました。彼のここまで駆け上がってきたことを喜ぶ人が多かったんだろうと思っています。
受賞時の遠藤選手のコメントにグッときた人も多いはず。
冒頭に稀有な存在といったのはこのこと。下部組織からキャリアスタートさせてる選手はたくさんいても、トップリーグのベスト5に選ばれた選手は遠藤選手の他にまだ存在していません。
ほとんどの選手はウィンターカップやインカレで活躍したり、海外でキャリアを積んだりと、いわゆる”エリート選手”として各カテゴリで名を馳せた選手たちが、プロリーグのトップの座につくのが当たり前の世界。遠藤選手はそのエリート街道に乗らない形でいまの地位を築いてきています。
歩んできた道について本人の解釈は”らしい”言葉でした。
自分の憧れはずーっと第一線でやっているのが憧れでしたけど。こういうのも自分らしくていいかなと思います。
第一線への憧れ
この「第一線で活躍してる選手に憧れていた」話を聞いたときに、過去読んだ遠藤選手のあるインタビュー記事を思い出していました。
対戦してマッチアップは何度もしているけど、これまで関わりがなかった比江島選手がブレックスに入団したことについての遠藤選手の言葉。
その記事では「比江島は大学からA代表入りしてる選手なのに僕なんかの意見もしっかり聞いてくれることにびっくりした」といった趣旨の話でした。私は逆にその遠藤選手の言葉にとてもびっくりしたのではっきり覚えています。
年齢でいうと遠藤選手のほうがひとつ歳上だし、比江島選手はどう見ても(笑)オラオラしたセルフィッシュなタイプではないと思うのですが、遠藤選手からしたら比江島選手はきっと学生の頃から活躍してる日本バスケ界の”第一線の選手”。
憧れと同時にリスペクトをしているからこその表現だったようにいまでは思えます。その後、みるみるうちにチームの代表として頭角を表してきた遠藤選手に、いまやそんな謙遜することなんてないくらい、チームの中心メンバーという自覚と実績がついてきたと思います。
最初はそんなこといいながらもいまでは比江島選手を相当いじってたりするんですけどね(笑)
vol.3はこちら
ノーカット版には編集しきれなかった話の数々がありますのでよかったらBtalksプランに入ってみてくださいね!
写真提供:BTalks
SpecialThanks:@kaze_1062xx