滲出性中耳炎【5歳息子の鼓膜切開→鼓膜換気チューブ留置術】
昨日は、予約していた中耳炎外来の日でした。
幼稚園を午前中で早退して、車で東大病院へ向かいました。
今回の受診では、息子の聴力や耳の状態、それからレントゲンを参考に手術が必要か?必要であれば3月か4月かな?とザックリ予定をチェックしていたのですが…
結果からお話すると…
部分麻酔からの鼓膜切開し、【鼓膜換気チューブ留置術】を受けました。
息子は身体が小さく(105㎝、15kg)、まだ5歳なので…『チューブを入れるとしても全身麻酔でやるため入院になりますね〜』なんてお話を前回、先生からされていたので、ちょっぴり油断していました。
しかし…
思いの外、昨日は息子が全く動かず、じっと座り、耳をカメラで診て頂いたり、耳垢を取ってもらうのが上手にできていたので…先生から『部分麻酔で今日チューブを入れちゃいましょうか?』とご提案を頂き、突然のことでえーっ???とも思ったのですが…手際がよく、息子にもとっても優しく丁寧に接してくださる先生の姿をみて、ぜひぜひお願いしたいと思いました♡
なので、『ママはぜひお願いしたいです。』と答え、息子に『どうしたい?』と聞きました。
しかしながら、もし息子が『今日はやりたくない。心の準備が必要。』と言ったら、今日は諦めようと思っていました。部分麻酔だから、色々見えるし、聞こえるし、怖いとも思ったからです。
しかし…息子は『ぼく、がんばる!やる!』と答えました。それを聞いた主人が1番びっくりしていました。。。
その後、先生が耳の絵を丁寧に書いて説明して下さいました。
息子は子供用の解剖学の絵本で、耳の構造をしっかりと理解していたので、(わかるわかる)とうなづきながら説明を受け、そんな息子に先生も丁寧にわかりやすくお話して下さったので、息子も嬉しかったようで、手術に対してとても納得して望むことができました。ありがたかったです♡
主人が同意書にサインをした後、部分麻酔をして、20分後に手術が始まりました。
麻酔が効いているからとこれまた油断していたのですが、奥はやはり痛く、がまんしきれなくなった息子は申し訳なさそうに『いたいです。』とポロポロと涙を流しました。
実際、本当に痛そうで、でもがんばっている息子に早く無事に終わって欲しいと願っていました。
左右で10分もかからなかったと思いますが、とても長く感じました。
先生から右耳は鼓膜が奥へ引っ込みややくっついていたので、それを持ちあげてチューブを装着したこと、そして左耳は最近も急性中耳炎にかかり、その膿を取り出したりした後のチューブ装着だったので痛かったようです。大人でも泣くレベルだと想像します。
そんな中、色々耐えて、がまんして、申し訳なさそうに『いたいです。』と言う息子の姿をみて、先生方や看護師さんは『本当にすごいね!がんばったね!えらいね!』と褒めて頂き、私も息子のがんばりと成長に驚きながら、思いっきり抱きしめました♡♡♡
息子は痛かったのとホッとしたので、さらに泣きながら…『痛くても我慢して、泣かずに手術を受けたかったのに、痛いです!って泣いてしまって。。。』と後悔していたので…
『誰が受けても痛いはずだから、本当に最後までよくがんばったね♡♡♡』と伝えると…
ほっとして…
抱っこしたまま寝ちゃいました。
15kgを抱えたまま、バスと電車でお家へ帰るのは大変だったので、車で行って正解でした⭐︎
そして…
手術のおかげで息子は両耳ともとってもクリアに聞こえるようになりました。
ものすごく聴こえる世界を知ったからこそ、手術を受けるまでがあまりよく聴こえていなかったことに気づいたようです。
息子もびっくりしていましたが、親の私達も本当に驚きでした。。。そんなに聴こえてなかったの〜?と
幼児期は、聴こえているとか聴こえていないとかは親でも気づきにくいことがあるので、何かあれ?と思ったら、検査が大切なのかな?と思いました。
そして手際よく丁寧に手術をして頂き、息子の耳を聴こえるようにして頂き、本当に本当にありがとうございました♡♡♡
つづく→