8ハウスな人生
どういう状況が「ハウスが強い」と読むかという明確な定義はありませんが、個人的には例えば8ハウスの中に3天体以上入っていたり、太陽や月が入っていると「強い」と読んでも良いのかなと思います。
8ハウスを読む際に”遺産・相続”といった意味を本やネットでも見かけることってありませんか?
でもこれだけだと「遺産?はて?」となる人多発になるわけで!
わたしもそのうちの一人で、8ハウスに天体が多いこともあって8ハウスは無視できない場所なのです。
思えばわたしのこれまでの8ハウス人生を振り返ったときに、パッと浮かぶのは人の「生と死」「家族」「依存」でしょうか。あとは申し訳程度に「仕事」ですね。
山羊座過多なくせに「仕事」が一番に出てこないあたりはサインよりもハウスの方が強調されたものだったかもしれません。
幼少期の家庭内暴力(実父ではないよ)とその後の祖父の死、そして大好きな祖母の死、友人の死、義母の死、祖父の死。
8ハウスが強い人でなくても少なからず生と死という場面に向き合うことはあるでしょうが、私の中ではこの事象が大きく残っているものの一つなんですね。
同時に「家族」との関係。
8ハウス太陽の友人も20代のうちにお父様を亡くされて家を引き継ぐ形になり、今まさにその相談を受けたりもしていますが、「遺産・相続」という8ハウスと向き合っている状況ですね。
大体の場合、引き継ぐものとして友人の例からも、財産などの家族からもらい受けるものが多いと思います。
実家を出ていた私の場合は8ハウスの太陽の出方として貰うものが仕事上でありましたので、そのときの環境によって「貰うもの」が何か変わるのでしょう。
8ハウス強めの人は「遺産や相続」の意味をもっとシンプルに考えると、人から貰いものが多いということになります。
貰うということは相手の所有するものを譲り受けるということで、”相手が所有する2ハウスから流れてくる”というように講座で習いましたがまさしくですね。
このように、8ハウスを「遺産・相続」と読むことももちろん正しいのですが、それはシンプルにどういう状態のことなのか?というところまで読んでいくと理解しやすいかもしれません。