9ハウスは海外なのか?
9ハウスに天体があると、「海外と縁がありますよ!」と言われることがあるかと思いますが、皆が皆、海外に住んだり縁があるわけではありません。
例えば太陽が 9ハウスにあったからといって、全ての人が海外との縁がある!海外で働くんだ!…というわけでないんですね。
もちろんそういう方もいらっしゃいますが、じゃあ何故9ハウスは海外だと言われることが多いのか。
私は9ハウスに水星、月、金星の3天体が入っています。
ええ、英語はルー大柴くらいなら話せますが、苦手意識は少なくむしろ好きな方です。
好きでも話せるかというとそれは別問題ですよねっ
残念ながらこれまで海外へ行ったことも少なく、行ったことがあるのもハワイと韓国のみです。
ただ旅行は好きなので国内旅行には行きますね。
その土地の歴史や文化を知ったり、神社仏閣巡りも大好きです。
本も好きなので本屋さんや図書館などの本に囲まれた空間はムフッとなります。
つまり、これが9ハウスです。
え、ドユコト?という感じなのですが、9ハウスの”海外”とは文字通りの海外という意味だけでなく、自分の生まれ育った環境と異なる文化の土地や価値観を知っていくこと自体が9ハウス。
昔は海外へ行くことが今より簡単ではなかったので、自分の育った場所から海を越えて遠くに行くことが物凄いことだったんですね。
今ではネットで地球の反対側とも繋がってしまう世の中ですから、そこまで珍しいことではなくなっていますので9ハウスイコール海外でもなくなってきてるんですよね。
海の向こうの世界はどうなっているんだろう。
自分の知っている知識のその上を行くもの、昔であれば海外であっただろうし、文学や哲学、宗教観だったかもしれません。
そんな好奇心が高まるものや自分の枠を飛び越えたその先のものこそ9ハウス。
わたしは9ハウスのカスプが射手座なので余計に思考がインディジョーンズばりの探求心がありますが、根っこが山羊座だったり土星が効いているのもあってアマゾンの奥地やクリスタルスカルなんぞは探しに行きませんが、そういったジャンルの映画や動画を見るのは大好きなんですよね。
9ハウスに天体がなくてもカスプのサインは何なのか、そのルーラーはどこに飛んでいるのかなどを探っていくと新たな発見があるかもしれませんね。(9ハウス的ぃ~!)