1ハウスは始まりなのか?
ハウスは生年月日、生まれた時間、生まれた場所で割りだされるものです。
生まれた時間や場所が変わればハウスの広さも変わってくるので同じ誕生日の人でも人生のテーマは変わってくるんですね。
そんなハウスですが、知れば知るほど一つのストーリーが浮かび上がってきて面白いなぁと思うのです。
本やネットなんかで星を勉強しようとすると1ハウスから説明されることって多いですよね?
ただ、ハウスって区切られているようで、実はそうでないというか。
1ハウスが果たして最初なのか?
よく占星術の先生が「グラデーションですよ」と言うんですけど本当にそうなんですよね。
「グラデーション…???」
と、ピンとこないかもしれないのですがグラデーションがどういうことかというと、
1ハウスが誕生
2ハウスは物体の実感
3ハウスは生きるための知識
4ハウスは仲間を作る
と続いていきますね。
1ハウスの誕生の前の12ハウスでは「どういう人生になるのだろうか?」という見えない所で、漠然とした不安や葛藤、反対に大きな夢や理想などがあるんです。
で、その前の11ハウスでは「殻を破っても良いんじゃないの?」という思いから、積み上げたものを壊したあと「じゃあ自分は一体…?」と12ハウスに続いていきます。
つまり、1ハウスがスタートではないのではないか?
全てのハウスは前のハウスから脈々と受け継いで繋がっている。
…と考えると、ハウスはDNAのように連なっている輪のような形であるのでしょう。
そして一人の人間の一生のような流れの中にあるような。
そんなことを考えていると夜も眠れない。(毎日しっかり6時間睡眠!←)
ハウスを覚えるのって難しいなぁと思っている方はぜひ、一人の人間の一生として考えてみるとすとんと腑に落ちるかもしれませんね。