空っぽのハウスをどう見るか?
皆さまは自分のホロスコープは見たことがあるでしょうか?
ネットで無料のホロスコープ作成サイトなどもあるので簡単に自分でも見ることはできますが、最初は見慣れない記号のようなマークのようなものが円の中に散らばっていたり、一か所に固まっていたりと人それぞれ異なりますね。
中でも、天体が入っているハウスはどうしたって目が行きますし、そもそも天体があるハウス=”今回の人生の課題となるもの”ではあるので見るべきポイントではあるのです。
では天体がないハウスは人生に必要ないのか?というと全くもってそんなことはないんだ!
ご自分のホロスコープを見たときに、例えば3ハウスに太陽があって、月が7ハウスで、水星が…と見ていきますね。
天体が入っていないハウスのことをブランクのハウスと呼びますが、何も天体が入っていないハウスは今回の人生において課題となるものではないので自分が自然とできる部分なのです。
”食事”で表してみます。
なぜなら私が食べることが好きだから←
私みたいに食べることが大好き!という方なら食事というハウスがあるなら完全に天体が入っていますね。
好きというのと食事を積極的に摂りたい!という思いとは少し意味合いが変わりますが、入っている天体は金星や木星あたり、もしくは火星でしょうか。
反対に、食が細くてあまり食べられないんです…、体を強くするためにしっかり栄養を摂りたいのに…という方であれば、その方も食事というハウスに天体が入っています。
「食事」という行為に対して明確な課題があるからですね。
人生の目的である太陽や乗り越えることができる課題である土星が入っていると考えられるでしょう。
では、「食事についてそんなに困ったこともないなぁ」、「食べられたらなんでもいいかな」と特別な必要性を感じなかったり、何も問題をいう方がいらっしゃるとしたら、その方がブランクです。
なんとなく分かったかも~?と思っていただけたらこれ幸い!
やっぱり天体がないハウスは人生に必要ないってこと?と思われる方もいるでしょう。
全くもってそんなことはないんだ!(本日2回目)
ハウスは1から12ハウスまで数珠つなぎのように連なっているもので、上記に挙げた3ハウスの太陽の方であれば、端的に言ってしまえばコミュニケーションが大切。
これは「3ハウス 太陽」でググれば良く出てくる内容ではありますね。
ただ、この3ハウスに来るまでに、その前の2ハウスのことを考えなければなりません。
自分の価値観はどうだろう?
自分の才能ってなんだろう?
大事にしたいものってなに?
こういったことを2ハウスで知って、初めて3ハウスで周りの人たちと会話し、情報を発信して共有したりとコミュニケーションが活きていくのです。
自分の空っぽのハウスってどんな特性があるんだろう?と知りたいときはカスプを見るといろんなことが分かってきますのでぜひ見てみてくださいね。