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消し去られた記憶から蘇った、ファンキーガール。〜笑いを通り越した幼少期〜

ざっくりまとめると

”娘が自分に似てるとこを探そうとしたら傷だらけのファンキーガールを召喚してしまった話”


私には5歳と1歳半になる娘が二人いて
まぁ二人とも旦那に激似。

それは世のあるあるなのはわかってるんだけど、
見た目はそっくりな姉妹も性格や成長具合が全然違いすぎて困惑する日々。

長女(5歳)は

コナン君みたいな”見た目は子供、頭脳は大人(むしろ仙人)!”で心君みたいに大人を虜にする自立歩行練習中のキラキラ女子。

次女(1歳半)は

グーグルホームのタイマーアラームや生活の音楽を耳にしただけで、ラテンダンスのような腰つきで情熱的な踊りをしてしまう才能を持ち、勝手に体が動いてしまう運命を背負った

生まれ持ってのお祭りガール。

そして日々様々な障害物と体でぶつかり合い、たんこぶや痣、時には流血しながらもたくましく生きる暴れん坊で破壊王。

ちなみに歯は4本から半年以上生えて来ない。

家族からは歯茎だけで何でも食べつくすので、体が”歯が不要”と判断したのでは。と囁かれている。

という、全く異色の2人と日々過ごしていて、自分の記憶では、小さい頃は本当に気が小さくて、大人しくて自分の気持ちを言うのが苦手だけど、国語の授業で感情移入しすぎて泣きすぎて保健室に連れていかれるような女の子だった記憶しかない。

特に次女とは共通点がなさすぎる。と思っていた。

でも我が娘達と少しでも”親子だわ~”と感じたいし言ってみたかったので、

自分の幼少期は本当にその記憶だけなんか?と自分に問いかけるべく、長女と次女の生まれてから今までどうだったかを旦那と話していく中で

暴れん坊で破壊王の次女の話に。

自分の幼少期も時系列で思い出せるものを羅列してみた。

・2,3歳の時に毎年家族で行っていたらしい沖縄の記憶が、宿泊先のレストランのテーブルで

“両手を離したらどうなるだろう。”と思って頭から転倒したときの目の前の水槽にいたニモみたいな魚がすごく綺麗だった記憶。

(うまく伝えれないけど、新体操の平行棒をテーブルでやってて両手を離して後頭部から落ちる感じ)

痛かった。とかじゃなくて綺麗だった記憶しかない。ある意味幸せだけど、それ以外の記憶が残念ながら沖縄の写真を見せられても全く思い出せない。

・幼稚園の時に住んでいた住宅踊り場で

“階段の上からムササビみたいにふんわり飛んだらどうやって着地するんだろう。“と思って、頭から階段をスライディングしたときにスローモーション風景がドラマチックだった記憶。

・小学校入学式前日に当時補助輪が外れてみんなでロードレーサー並みに住宅街を走り、

“急に急ブレーキをかけたらどうなるんだろう。”と思って

ハンドルをグインッ!!と180度程回してみたら、急カーブで顔からスライディングして

顔面半分大怪我してどこの病院も引き受けてくれなくてタライ回しに会った記憶。

入学式の全体写真は顔半分湿布みたいなので覆われてた。顔半面ミイラみたいな。

とか、小学校入る前だけで中々な記憶が口からポロリ、ポロリと出てきた。

人って話してるうちに出てくるもんなんすね。

あれ?!気が小さくて大人しくて感受性豊かな女の子はどこに!?

てか次女の破壊王気質。私やないの!って気づいた。むしろハイブリッドなので既に私を超えそうな勢いである。

でも気づけて良かった~。っていう気持ちよりも

これって今だからわかるあれだよね。と自分で気付いたり、あんま動じない旦那がちょっと引いてたので

結果、傷だらけになったファンキーガール(インナーチャイルドってのとは違うよね)を召喚してなんかいたたまれない気持ちになっただけなのでした。

おしまい。



#キナリ杯

#岸田奈美

#育児

#幼少期の記憶

#傷だらけのファンキーガール


~勝手に編集後記~

ちなみに我が娘たちは切迫早産で長期入院中に31週で生まれてきた長女と、
同じく入院中に31週過ぎてほっとした翌日に生まれてきた次女。2か月のNICU-GCU生活を経て


長女は出産後のMRI検査で脳室周囲白質軟化症で生まれてすぐに運動機能に影響が出るといわれて、今運動面全般の機能獲得に向けてリハビリ中。とっても素直で好きな事ややりたい事には200%くらいの集中力で取り組み、頭の回転と記憶力がずば抜けて高いので彼女にしたら”あの時あなたこういったよね?”って絶対言うタイプ

次女も同じく31週でMRI検査で片面に長女と同様の様子が見られるが、様子見。と言われていたものの、そっちよりも腎臓の機能が人より1個多いというお得なのか謎な体質だけど健康優良児。(今は異常がないので様子見)すでに走り回り暴君でアラレちゃんに出てくるガッチャンみたいなクルクルヘアーで家中のものや家族にかじりつく子犬のような野生児。

二人とも全然違うけど、書いていて思うのが本当に愛おしい存在で、私の人生は子供達に出会えたおかげで素戔嗚尊のように前半と後半で人が変わったような人生を送っているなと。子供との生活でこんな幸せな感情を感じれるとは思っていなかったので、本当に有難い。私が歩んできた傷だらけでファンキーな経験以上に楽しくてワクワクする人生を子供達には歩んで欲しいなと思いました。

最後に、前回の初noteに暖かい💕マークが押してもらえて読んでくださり嬉しくて1人モジモジしてました。有難うございます✨

おかげさまで次も書こう。という糧になりました。キナリ杯が終わっても続けれるように頑張ります!

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松本恵理子/企画PR戦略コンサルタント/複合的鑑定師
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