URは、元公団で、現在は独立行政法人。所謂「半官半民」。民間には無い良さが有る。
ドラマ「団地のふたり」の、この前の最新回、8話で、団地(公団)の歴史に触れられていました。
私も少し公団関係の情報に触れたことが有りますが、経済成長が著しかった戦後、昭和30年代や40年代は、とにかく住宅が不足していたそうです。
昔は地方から中学を卒業して上京する人達を「金の卵」と言ったと聞いたことが有ります。
それだけ東京は労働者を求めていたわけでしょうね。
中学を卒業後に上京して、そのまま、東京で結婚して子どもをもうける。
そういう中で、ファミリー向けの住宅は不足していたでしょうね。
URの古い団地たちは、国の急を要する政策であったそうです。
今は住宅不足も解消され、公団は何度か社名変更後、URという名前でCMなどを打っています。
若い方は、民間とURの違いが分からないとかあると思いますが、元々は国の政策で始まったもの。
今は独立行政法人となり、半官半民です。
だから、公団時代のように、「独身は住めない(公団時代は独身の1人暮らしは不可でした)」などのようなことはありませんが、民間のような「人的審査」も無いです。
「UR 入居条件」で検索して頂くと、入居条件が出ていますが、かなり項目は少ないです。
民間の賃貸を契約した経験が有る方は、実体験が有るでしょうが、
「会社に在籍確認の電話が来た」
「しつこく仕事を尋ねられた」
「大家の審査に加え、保証会社の審査も有る」
こういうことがURの契約の際は有りません。
家賃の4倍の所得が有ることは入居条件になっていますが、「退職して、今は転職活動中」という方も、救済措置が設けられていますので、救済措置を対応できるのであれば、入居出来ます。
古いUR団地は、今も「必要」な存在だと思う。
私のように、年齢が50代となり、かつ、独身だのフリーランスだのと付いていると、民間はほぼ審査が通りません。
私みたいな人間が1%位の存在かというと、そういうことは無く、多数ではないにしても、何割かはいるわけです。
ドラマ「団地のふたり」のノエチとナッチャン。
彼女達が1人暮らしをしようと民間の不動産屋に行ったとしたら、審査落ちするでしょうね。
こんなことを言うのも何ですが・・・。
Yahoo! 知恵袋などを見てもらっても似たようなことを書いていますが、「収入が高くても、不労所得ではだめだと断られた」「フリーランスで断られた」という内容は多いです。
ノエチとナッチャンの場合、収入が不安定(または低い)ということ、そして、50代独身ということが審査では通りにくいと思います。
これからもURは必要な存在。
高齢で家を借りられない、高齢ではないけど、フリーランスだからと断られたという方もいるでしょう。
そういう意味では、公団時代は住宅不足を解消してくれた団地ですが、今は、私のような「賃貸が難しい」人達を救ってもらうという新しい存在意義があると思います。
そして、賃貸が難しい人は、決して「稀」ではない。
多数派でも無いでしょうが、何割かはいます。
若い人にも、URをもっと利用してもらいたい!
ドラマ「団地のふたり」では、古い団地で、空き部屋が目立つと言う設定だったと思います。
そのような団地もあると思います。
空室が続けば、「不要な存在」と決定づけられかねない。
だから、URの良さを、もっと知ってもらいたいなーと思います(^^)
近くの空き部屋に、若い人が来てくれて、嬉しかった。
私が住んでいる団地は、ほぼ空き部屋が出ません。
たまに、UR賃貸のサイトで、自分の団地の空き部屋が幾つ有るかと検索するという無意味なことをしていますが、大概「0」と表記されます。
ですが、空き部屋がウチの近所で出ました。
その後、大掛かりな清掃、そしてリフォームが入り、作業自体、飛び飛びではありますが、数ヶ月もかかりました。
で、結果、募集してすぐに人が入りました。
30代か40代丁度位。もう、団地の入居者としては若手も若手の男性です。
嬉しかったですよー、若い人からしたら、URって、オートロックは無いし、住みたい! と思いにくい要素って有るのだけど、それでも入居してくれたって嬉しいなーって。
賃貸は、人が入ってこそ存在意義が出来るし、私は微力ですが、今後もURの良さを伝えていきたいなと思います(^^)
オープンチャット「ドラマ、「団地のふたり」のファン、集まれ❗」
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↓ こちらは女性限定の承認制のオプチャです。
オープンチャット「UR(UR都市機構)団地好き、女性の会」
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