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聞きやすい人より、聞くべき人に聞くべし
こんにちは。
キャリアコンサルタント&アナウンサーのEriです。
最近は、フリーランスとしてスロースタートしています。
子供向けの音読教室のお誘いを受け、最後まで楽しい心持ちで取り組むことができました。
それに伴い、Instagramを開設。
PRするためにはとても有効とのアドバイスがあり、作ってみました。
でも、ただただ投稿するだけでは、(当たり前ですが)効果は上がらず。
主催者でもある友人に、タグ付けやストーリーズ、リンクの方法などを1つ1つ手取り足取り教えてもらいながら取り組みました。
勉強の日々が続いています。
さて、もう2月。
4月から新社会人とか、初めてのアルバイトとか、なにかしら「働く」スタートの人も多いのでは?
私は、専門学校で「伝わる伝え方」の講師もしているのです。
そこで、社会へ飛び出していく学生の皆さんにいつも伝えていることがあります。
それは、
『わからなかったり迷ったりした時は、聞きやすい人に聞くのではなく、聞くべき人にきくこと』。
新人時代は先輩に話しかけるのを遠慮して、躊躇しがち。
その結果、同期同士で解決を模索してしまう時があります。
そこを極力控え、ぜひその道をよく知る先輩に聞いてほしい!
なぜか。
それは、先輩方も通ってきた道だから。
先輩方も元々は新人。
今の立場になるまで、あなたと同じように悩み、解決し、スキルを重ねてきたはず。
それなら、先輩はいい解決策を知ってるはず!
解決への1番の近道となる可能性が高いのです。
同期同士で気持ちを共有できるメリットはあります。
でも、具体的な解決策はというと、同じようなスキルレベル同士ではなかなか難しいものがあります。
さらに、まだ距離がある先輩方との関係構築を深めることにも繋がります。
私自身が新人の時も、これを心がけていました。
私がいつも聞いていたのは、まわりの方々からは「こわい〜」と言われたり、言われなかったりしていた方。
注意もされたけれど、出来ている時やがむしゃらに頑張っている時は労ってくれました。
私が落ち込んでペチャンコになっている時は、鞄からそっとアイスが登場。
「まぁ食べな〜」と渡してくださったり。
同期のことを「あいつは綺麗な文章書くよね〜」とサラリと評価してくださったり。
そして、先輩が探していた取材ネタを提供すると、しっかり頭を下げ「ありがとう。助かったよ」と感謝してくださったこと。
私がだいぶ後輩にも関わらず。
厳しそうに見える一方で、
感情に流されず、いつも一定の尺度を持ってアドバイスしてくださっていたので、こちらも甘えすぎず、自律を保ちながら相談することができました。
こんな先輩と出会えたこと。
すごく上の先輩でしたが、その方から学べたことは、今でも宝物です。
『聞きやすい人にではなく、聞くべき人ににきく。』
ぜひ心にとめておいてほしいなと思います。