口頭試問どうですか?レベルUP対策
こんにちは。
元地方局アナで現在主婦ママのEriです。
キャリアコンサルタントとして、アナウンサーとしてセカンドキャリアをスタートさせるところです。
キャリコン試験の実技試験中ということで、私はヒューマンの卒業生として、現在受験中の方のロープレ練習にフィードバック要員として参加しています。
ボランティアでの参加です。
「フィードバック」という形で参加することで、
「どんな言葉ならわかりやすいかな」「試験直前の今なら、どんな精神状態でどんな声掛けなら自己効力感が上がるかな」とかも考え、私の学びにも繋がっています。
誘ってくださって感謝しています。
そして何より、受験生の皆さんが、どうかベストパフォーマンスでCLに寄り添ってこられますように。
そして合格に繋がりますように。
さて、先週は実技試験に向けてどんなことを取り組んだのかというお話でした。
https://note.com/eri1316/n/nb79aaf950331
今回は、予告した通り、
①友達にロープレ
②ユーチューブ上のロープレを真似っこ
③ロープレ練習後に口頭試問を書き出す
についてです。
①友達にロープレ
放送局時代に報道記者をしていた同期に依頼しました。
なぜか。
様々な人にインタビュー経験があるので、CLの人物設定を豊富に用意してもらえたからです。
3回ほどお願いしました。
フィードバックについては、
「話し足りないことはなかったか?」
「聞いてもらった今、どんな気持ちか」
「どんな気づきを得られたか」
このようなことを伝えてもらっていました。
②ユーチューブのロープレ真似っこ
SNSの時代ですね。
「キャリコン ロープレ」とかで検索すれば、わんさか模擬ロープレがヒットします。
それらを色々と見てみて「自分に合っているな」とか「こんなロープレを目指したいな」とか、要はロールモデルを見つけるわけです。
で、その方のロープレを見て、
「この答えに対して、こんな質問を返すのか」
「こんな言葉を使って質問するのか」
などを受け取りながら、ガン見。
さらに真似っこすることで、口が文言を覚え、自分のものとなり、やがて魂のこもった自分自身の言葉となります。
ロールモデルを真似っこ。
移動の合間。家事をしながら。ごはんのお供に。
今、私の文章を読んでくださっているあなた!
一回ページを閉じて、YouTubeを検索してみよう。
こんな風にすぐできて、損にもならない。
おすすめの練習です。
③ロープレ練習後に口頭試問を書き出す
今日はこれが一番伝えたかったことです。
口頭試問、どうですか?
得意ですか?
私はというと、、、波がありました。
な~んとなく出来たかな?という時と
自分でも何言ってんだか覚えていないな。という時がありました。
その解決策として、
ロープレ練習をしたら「口頭試問の最後の問いだけ、ノートに書きだし、納得する答えをまとめ上げる」ことをしていました。
3問目の「これから45分続くとして、どのような支援をしていきたいですか?」のところです。
これは、論述の勉強と大変重なる部分があります。
この練習を重ねるほど、論述の練習もしていることになります。
ここからは私個人の見解なので、審査されるポイントかどうかは分かりません。ご了承ください。
私が見据えていたポイントが3つあります。
①この後まずどんな内容をお話頂き、共有したいか。
例
「まず、○○さんが1人で抱えながら仕事と子育ての両立を続けてきたことを労い、寄り添いながら、引き続き信頼関係を維持していきたいです。」
とか、ロープレ終了間際の会話内容の続きを言ったりしていました。
あとは、CLの主訴を最初にざっくり伝えたりもしていました。
例
「○○さんは、役職定年を2年後に控えるとともに、ご両親の介護も視野に入れる状況で、このまま会社に残るか、実家に帰りセカンドキャリアを考えるか迷っていらっしゃるとのことでした。」
そもそもこの部分はすっとばして、②から話しても全く問題ないのでは?とも思っています。
私はこの「序章」のような文言を入れることで、話しながら考えがまとまってきていたので、いつも入れていました。
②このCLに必要な支援とその方法
★自己理解不足
★仕事理解不足(情報不足)
★思い込み
★コミュニケーション不足
★中長期のキャリアビジョン不足
★自己効力感の低下
以上の6つの問題点の中で、CLにはどれに対する支援が必要か考える。
実際は多かれ少なかれどの問題点もあてはまるとは思うのですが、
重要度が高いと思われる支援から書きました。
例》
「現職に就いてからの3年間で得られたことや感じられるやりがいを対話を通して言語化し、整理することで、仕事理解不足と自己効力感の不足に対する支援に繋げる」
例》
「現在小学生のお子さんが成長することで、○○さんの育児にどんな変化が予想できるか一緒に考え、共有する。それにより、現在抱える漠然とした将来への不安を明確化・整理し、中長期的キャリアビジョンが構築できるよう支援する」
このような感じです。
この時に、具体的にCLの状況や発した言葉を入れても、より分かりやすく伝わると思います。
③今後の展望
例》
「以上のことから、○○さんが自信を持ってはつらつとキャリアを重ねていけるよう、自律的な意思決定を支援していきたいです。」
例》
「以上のことから、○○さんがワークライフバランスの視点で、お子さんの成長に合わせて柔軟に対応していけるような働き方を主体的に考えていけるよう支援したいです。」
このような感じの解答例を、毎回ロープレするたびに必ず完成させていました。
そうすると、口が覚えてきて、口頭試問の時に、頭の中を整理しながら伝えられるようになってきました。
ちょっと手間だとはおもいますが、15分~20分ぐらいなもんです。
その時間も取れそうにない時もありますよね。
その時は、ぶつぶつ独り言のように唱えていました。
お風呂の時間とか丁度よかったです。
実技試験を受験予定の方は、やってみても損はない…かも!
あと、口頭試問は制限時間の5分が気になる方も多いですよね。
実際どうなのでしょうか。
面接官をしたことがないので詳細はわかりませんが、短い時間でも時間いっぱい使っても、伝わればよいのではないかなと思っています。
(実際3分程度しか話せなかったという方が合格されていたりします)
つまり、
・できたこと
・できなかったこと
・今後の支援
この3つを、客観的に整理し、CLに寄り添い、気づきを与え、主体的に考えられるような支援策が伝えられていたらよいのではないかと思います。
専門用語を使っていなくても、上手な文章でなくても、心を込めて伝えてみることを大切にしてみませんか?
さて次回は、私が露頭に迷ったあげくに実践したこと、
「論述対策 どんな練習した?」をお伝えします。
つらつらと書いたこの文章を読んでくださり、本当にありがとうございます。
キャリコンひよっこの私が、このようなあけっぴろげな内容をさらすのは大変お恥ずかしいのですが、キャリコン試験に挑戦している誰か、お1人だけにでも届き、動き出すきっかけとなればとの思いで綴っています。
私自身が、試験に挑戦するまで、キャリコンに全く関わった経験がなく、相談する人もいない状況でした。
SNSを必死に検索し情報を得たり、キャリスタや原田先生、ヒューマンのサイトを熟読しながら1つずつ情報を集める日々でした。
局アナしてました。とか言っていますが、私自身は非常に人見知りで、消極的なので、ぐいぐいいけないのです。
局アナしてました。とか言っていますが、皆さんから注目されるのは苦手なのです。ほんとにこんな仕事を選びながら、どの口が言ってんの?と思いますよね。
「またまた~!」といわれますが、本当なのです!
だから、
私と同じような状況にいる方、1人で戦っていると感じている方の情報収集の1つになれればとても嬉しいです。
ご質問・ご相談などもありましたら、お答えできることはあますことなくお答えさせてください。
(noteでの質問の仕方、わからないけど…涙。コメントからかな?)
また来週土曜日。更新します。
ご覧いただけたら幸いです。
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