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キャリコン試験 ロープレ練習はどうやった?

こんにちは。
元地方局女子アナで現在ママ主婦のEriです。

前回までは筆記試験についてお伝えしました。

ここからは、ロープレです。

ロープレ、得意ですか?
私は今、自分にこう言い聞かせて取り組んでいます。
「誠実さを持ち、CLに気づきをもたらすような面談であること」です。

この考えは今後変化していくとは思いますが、キャリコンひよっ子の今は、このようなことを心にとめて話すようにしています。


初めてのロープレは養成講座でした。
養成講座メンバーとのロープレ15分間。

とは言ってもです。
私は元局アナ!
インタビューはざっと2000人以上にはしてきた計算。
アナウンサー業務の中でも、私はこの「インタビュー」という仕事は、得意分野でもありました。
街頭50人インタビューもしましたし、県知事や芸能人の方、ミッキーマウスにもインタビューしましたよ。

得意分野だし、いけんるんじゃない!?😆
と意気揚々。

15分間クライアントのお話を聞くことに全く抵抗はなく、いつものインタビューの調子でロープレが始まりました。

で、15分後。
お察しの通りです。

撃沈。。😭


アナウンサーとしてのインタビュー技術が役に立つところもありました。

・クライアント(以下CL)の言葉を要約して繰り返す→CLは「自分はこう思ってるのか!」と自己理解に繋がる
・威圧感を与えない程度にCLに心を向ける(共感的理解)→CLに興味を持っていることが伝わり、もっと話したくなる
・傾聴を意識した大きめのリアクション→CLは「話を聞いてもらっている」満足感を得られ、もっと話したくなる
・オープンクエスチョン→「YES・NO」で答えられる質問は会話が終わる。「どうですか?」「どんなイメージですか?」とかの方が、CLが話したいように話せる

一方で伴っていなかった技術は・・

・CLが話したいことを自由に話せる質問のバリエーション不足
・CLの本音の部分に、あと一歩深掘りできない
・CLが返す言葉と表情だけを捉え、言葉の間や何度も出てくるワードまでをキャッチできず、本音に行き着けない

というのも、インタビューはあらかじめ「このような話を引き出そう」とか「このコメントがとれればOK」とかを想定しのぞんでいることが多いです。
質問事項も用意した上でインタビューするので、キャリコンのそれとはだいぶ違うのです。
私はそこを大きくはき違えていました。


そして1番反省したことは、CLの話に集中しなかったこと!

せっかくCLが自分の話をしているのに、
「次何の質問しようかな」
「同じ質問繰り返してるかな?」
「この質問なら沢山しゃべってくれるかな?」とかばっかり考えていて集中力ゼロ!

目標が「キャリアコンサルティングの面談」から「15分間会話が続くかな?」にすり替わっていたのです😱
そんなのCLの気持ちを深掘りできるわけありません。

逐語録に書き起こしたこのロープレ。
反省の塊でした。


さて私、ロープレには本当に翻弄されました。
まわりの方からは「アナウンサーだからロープレうまいね」「あなたは優秀だね」とお褒めの言葉を頂き、ヒューマンの有資格者の方からも「Eriさんは合格でしょう。大丈夫だと思いますよ。」とのお済みつきのような言葉も頂き、自分でも多少軌道修正すれば実技は軽く合格だろうと舐めてかかっておりました。

そうです。
もうお察しですね?

はい。
私、実技試験に見事に落ちました!!

次回は、なぜ落ちたのか。何がダメだったのか。を中心にお話します。






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