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いやその選択マジで大賛成っスわ

この気持ちが溶けて消えてうやむやになる前に、ただなんとなく書いておこうと思って。ただなんとなく記録しておこうと思って。書いては消し、書いては消し、天心VS武尊を観、書いては消し。そんな1週間を過ごしておりました。


ということで。
天心VS武尊の話をするのかな?と思わせておいて全然BTSの話をします。




【ご注意】
・お察しの通り、本noteはARMYとしての俺が書いたものであり、BTS用語やKPOP用語が頻出いたします。興味ない人が読んだらマジ全然意味わかんネェし、全然楽しくネェかも。ミアネェ。(ミアネ/미안해・韓国語でごめんねの意)

・あ、でも知らない単語にぶち当たっても「こういう意味かな?」って前後の文脈から想像しながら読み進めていける人なら大丈夫かも。TOEIC Part7かよ。

・考察ではありません。あくまでも、とある事象を受けての我が心情であり、強いて分類するなら「随筆」「エッセイ」にあたるかと存じます。いやごめんなさいカッコつけました、ただの日記です。どうぞ気軽に読んで下さい。






防弾会食、全部見た。
まだ日本語字幕がついてないのでハチャメチャ自動翻訳を頼りに全部見ました。その感想が、この日記のタイトルです。「いやその選択マジで大賛成っスわ」です。正直、防弾会食配信直後はインターネッツに湧き出た真偽不明&玉石金剛な情報ばかりが目に入って、ヤダぁ~・ムリぃ~・カナシイぃ~の感情しかなかったんだけど、情報が錯綜する数日間を経て冷静な頭で考えたら、今はこんな気持ち。もう一度言いますね、いやその選択マジで大賛成っスわ。





先週の火曜日は防弾会食リアタイしようと思ってたんですけど、まさかの"日本語字幕ナシ"ということで。じゃあ後で見るかぁ、と呑気にProof開封の儀に臨んでいたんですね。そして22時過ぎですよ。ちょうど配信が終わった頃にツイッターを開いたら、ARMYたちがただならぬ様子で騒いでいて。「BTS活動休止(*)」の文字がダダダダダダーーッとタイムラインに流れてきて。スクロールせどもせども、「活動休止(*)」というこの世で最も悲しい四字熟語、涙を流すメンバーの映像、世界中のARMYの病みツイート、この3種類しか流れてこなくて。リアタイしてなかった私はワケもわからないまま、バクバクする心臓を抑えながらただ流れてくるものゴクゴク飲み込む事しかできなかったわけです。
(*)配信翌日に"活動休止ではない"とHybeから声明が出た事は皆さまご存知の通り。詳細はこちら








しかし
防弾会食を最初から最後まで自分の目で見終えた今、韓国語堪能なARMYによる和訳をいくつか読み漁った今、その後のVラやWeverseでメンバーの本音を聞いた今、妙に腑に落ちてるといいますか、納得しかしてないといいますか、そんな気持ちです。これは決して「7人が幸せならそれが私の幸せだカラ…」って眉毛をハの字にさせて涙を拭いながら無理して応援する健気なファンの発言ではないです。心の底から、ボトムオブマイハートゥから、マジで本気で大賛成って思っているのです。




そう思えた理由の一つは、やっぱりナムさんですよ。あの日のナムさんを見て、誰が「そんなの納得できません!」と言えようか?いや、言えない。(反語)

今回の防弾会食でのナムさん、ちょっと、見てられないくらい辛そうだった。っていうかアレだ。何でこんなに胸がザワザワシクシクしたのか考えてみたら、ソロ活動に力を入れていくというBTSの今後の方針にショックを受けたからではなくて、ナムさんの切実で辛そうな表情と涙を見たからだ。いつもみたいに一緒に楽しく遊んでたのに、急に友達が泣き出しちゃってオロオロする俺、みたいな。「だいじょうぶ?ねえ、泣いてるの?え、ごめんね?俺のせい?俺のせい?」って、自分のせいではないよって言われたくて、でもちょっと自分のせいかなって気持ちもあって、ひたすら「俺のせい?」って聞きまくるウザめの小2みたいな。そんな感じだ。

急に泣き出しちゃった友達、すなわちナムさんの、あの姿が、未だに頭から離れない。もういっぱいいっぱいで溢れそうで、ようやく解放されて、でもやっぱり罪悪感や申し訳なさも拭いきれなくて…みたいなね。人が良くて責任感もあるから色んなところに気を遣っちゃうんだろうな。本当にこの27歳は…何て出来た人間なんだ…もっとワガママに生きてエエんやで…
と老婆心を掻き立てられたわけですが、ワガママに生きることを彼らが自制してしまうほどBTSというグループが大きくなりすぎてしまった、というのが今回の話の核心だったと思います。


本来は「ON」リリースとその後のワールドツアーでBTS第一章に区切りをつける予定だった、と言うじゃないですか。それがコロナのせいで何もかもスケジュール通りにいかなくなり、予定になかったシングルリリース、Dynamiteの爆発的ヒット、活動量も増え、何故か国連でスピーチをし、スーツで踊り、バイデンくんにも会い、気が付いたら2年もの歳月が流れていて。
「ONとDynamiteまではウリチームが自分の手の中にいる感覚だったけど、その後ButterやPTDをやりながら、僕たちがどんなチームなのかわからなくなった」っていうナムさんの本音を聞いて、コロナの奴め・・・(憎)(怒)という気持ちも芽生えたけど、そのコロナのせいで、彼らのスケジュールが狂ったおかげで私はDynamiteという曲とBTSというアーティストを知ることができたわけなので、なんだかごめんねとありがとうが混在した少し複雑な気持ちになりました。それと同時に、コロナ禍という誰も経験したことのない暗闇に差し込む一筋の光として、世界中がいろんなことをBTSに一手に担わせすぎちゃったのかもしれない、とも思いました。


それから本当にびっくりしたのが、ナムさんによるKPOPアイドル界に対する言及ね。「アイドルというシステム自体が人を成熟させないと思う」という言葉。そこまで本音で喋ってくれちゃって大丈夫?!ってちょっとひやひやしたけど、よくぞ言った、キムナムジュン!と拍手を送りたい。もちろんこの発言は、単純にこの業界のシステムに対する疑問提起という意味もあっただろうけど、それ以上に、これから出てくる後輩アイドルたちのために業界全体に警鐘を鳴らしておきたいという意味合いも強かったんじゃないかな。今や世界的アーティストとなったBTSのリーダーであるナムさんが、自分の立場を理解した上で、未来のKPOPスターを守るためにもあえてこういう事を言ってくれたのかな、と個人的には思ったりしました。
はあ、どこまで漢なんだよキムナムジュン。



ね?
こんなに切実に訴えるナムさんを見たら、このままどんどん走り続けよう!という間違った選択をしないでいてくれてマジありがとう、としか思えなくない?ある日突然ぶっ壊れちゃう前に、ちょっと休憩して、一旦みんな一人になってやりたいことやってみて自分だけにフォーカスする時間を作ってみよう、という正解に辿り着いてくれて本当によかった。心の底から大賛成だし、第二章をめちゃくちゃ楽しんでほしい!BTSとしての次のカムバがいつになるかは分からないけど、彼ら曰く「まだ最高の瞬間はきていない」らしいので。さらに魅力マシマシになっちまうであろう今後のBTSが超楽しみだ。






ここから先は付録です



さて、先ほど私、BTSの今回の選択に大賛成と思えた理由を述べる部分で、「そう思えた理由の一つは、やっぱりナムさんですよ」と書きました。"理由の一つ"という事は、別の理由もあるんですね。それは、「私も最近全く同じことを考えていたから」という理由です。




ででででで、でたーーーーーーー世界的アーティストに厚かましくも自分a.k.a一般ピーポーの姿を重ねて自分語り始めようとする奴ーーーーーーーーーーーー嘘だろーーーー最後の最後に自分を織り込んでくる奴ーーーーーーーーーーーーーーー



って思ったでしょ。わかる。でも本当なの。すぐ終わるから許して。本当に私も最近、何だかずっとワーーーーーって走ってみてるけど、俺って何なの?何がしたいの?なぜこの会社ではたらいてるの?何のために生まれて?何をして生きるのか?こたえられないなんて、そんなのはいやだ!って、アンパンマンマーチが脳内に鳴り響いてて。まさか31歳にもなってアンパンマンマーチに浸るとは思わなかったです。そしてまさに先週、上司に「一旦止まりたいです」って伝えたところだったんですね。

そんなタイミングでの防弾会食だったもんで、何だかもんのっすごく響いてしまったわけです。ア、いや、ちがっ、わかってます、わかってます!!!!!!!BTSとは状況も規模も全く違うというのはわかってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!でもさ、「ワーーーーってなったからちょっと一旦とまりたい」っていう大枠の部分では同じぢゃん?(照)

私は走りながら考えることができない絵に描いたようなシングルタスク女だから、今回の彼らの選択にも大賛成なのです。「うん、走りながらなんて考えられないよ!一旦とまろ!うんうん!」って。

まあそれ以上に、彼らの選択に賛成する事で、今の自分自身を肯定しているんでしょうね、私。




ねえ、もう3,843文字ですって。
よくここまで読んだね?!
暇なの?!
寝な?!



ありがとうございます。







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