AirPods Proを買ってよかった理由-ノイズキャンセリング編

2019年秋にAppleから販売された完全ワイヤレスイヤホン"AirPods Pro"を購入して約半年が経過した。相当な期待を持って購入したけれど、かなり良かったのでまとめておく。人生が変わったガジェット の1つといえる。

まずはノイズキャンセリングについて。「周囲の雑音が消えて音楽がクリアに聴けるんでしょ?」程度の認識だったのだけれど、そんなもんじゃなかった。

乗り物に乗っている際のストレス減少

日常生活の中で、電車やバスに乗る時間は毎日オフィスに通勤している人に比べると少ない方だと思うけれど、好きではなかった。それが、ノイズキャンセリング機能をONにしておくと、音楽を聴いていなくても、結界を張っているような安心感があって、緊張感が減ってリラックスできた。

以前は、たとえイケメンでも美女でも、知らない人が隣に座っていること自体苦手で、他にもイヤホンの音漏れ、聞かなくてもいい他人の会話が聞こえてくること、感情を乱す要素がたくさんあったなと思う。
(なんだかこう書くとすごく敏感な人みたいだけれど、そこまでではない)

人間の声以外にも、電車の走行音や振動音もカットされるので、電車内で集中して読書したいときにも強い味方になってくれる。時間は有限だから、大事に使いたい。

ただ、まったく無音になるわけではないので「あれ?今ノイキャンにし忘れているな?」と思ったら、すでにしてあって「こんなにうるさいの?!」と驚くこともあった。慣れるものなのですね。
今は新コロナウィルス感染拡大防止のために外出しなくなっているので騒音すら懐かしい。

短距離の移動時はもちろんのこと、長距離の新幹線や飛行機でも効果絶大で、集中して何かを行う時間にするにしても、休息の時間にしても、ノイキャン無しでは乗れない体になってしまった。
充電がもう少しもつようになってほしいけれど、ケースでの充電スピードが早いから、実際に大きな問題になるシーンは少ない。

仕事や瞑想する時のサポートに

自宅で仕事として1人でPCに向かう時間も多いので、集中できる環境は大切にしているのだけれど、エアコンや24時間換気の音、洗濯機の音や、マンションの隣人の生活音がなくなるのは非常に心地よいものだった。
海に潜ったときみたいだ、と思ったけれどそんなに潜ったことがないので単なるイメージだと思う。

電車のケースと同じで、無くなったらいいなと思うほどではなかったのに、無くなったら「こんなに音があったんだ」と後で気づいたパターン。

瞑想の練習をするのに、完全に無音で行う場合とガイド瞑想といって、呼吸のカウントやボディスキャンの誘導をしてくれる音声にしたがって行う場合があるのだけれど、どちらの場合でも、やりやすくて良かった。

瞑想の効果的な正しい練習方法ではおそらくないけれど、経験しやすくするという点では有用だと感じている。一度体験できると「あの感じ」に近づけているかがわかりやすくなるし、「あの感じ」をまた味わいたいなと練習する回数も増えている。

もちろん、音楽を聴くとき、映画を見るときにも

当然すぎて書くか迷うけれど、丹精込めて作られた音楽やコンテンツを吸収するのにももってこい。いい音って気持ちいいなぁと浸れる。
製作者側がどんなにいい音を作り込んでも、再生する側の機材スペックによってその魅力は減ってしまうのってやはり残念だから、できるだけ味わい尽くしたいと思っている。以前使用していたイヤフォンと比較すると相当受け取れている。ここ10年くらいあまり音楽を積極的に聴かなくなっていたのが嘘のように、新しい音楽も、揺るぎないクラシックの名曲も聴くのが楽しくなった。

音にこだわりをお持ちの方は、もっといいイヤフォン、ヘッドフォンがあるのだと思うが、私には今のところ十分満足。
Apple music × AirPods proと、Netflix × AirPods pro、大好きです。

・おまけ

ノイズキャンセリングはちょっと触るだけでオンオフができるので、電車から降りて歩くときはすぐにオフにしている。危ないからね。さらに、外音取り込みにすると、カナル型イヤフォンをしていることを忘れるくらいに聞こえるので、お店でお会計するときも会話に困らない。
(こういうタイミングで外して無くしそうなのでその点でも助かる)

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そして、この機能を使えば、外音取り込みにしつつ、聞こえていないフリをすることも可能なので、どこでどう使うかは、あなた次第です...!

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