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2024年に遊んだゲーム備忘録

あけましておめでとうございました🎍 
今年こそは振り返り記事を12月中に上げるぞ~~~と意気込んでメモを掘り返したけど当然間に合いませんでした! 去年一年の締めくくりゲーム備忘録です。
主にスト6を継続的に遊んでいたので、新しくクリアしたゲームはあんまりないかな? と思っていたんですが、振り返ってみたらやっぱりいろいろ楽しんでいてよかった
基本的には今年初見クリアしたタイトルの紹介で、一部、途中で投げたゲームやクリアが区切りではないゲームについても載せてみました。


2024年新作

未解決事件は終わらせないといけないから

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:2.7h

ツイッ……Xで評判をちょこちょこ耳にして気になっていたところに、お友達からギフトで送っていただいたのでたのしく遊びました。
その節もありがとうございました!

ジャンルはミステリーだと思うんですが、恐怖や猜疑心、緊迫感なんかを常に煽ってくるタイプの作りではなく、
BGMやドット絵のグラフィック、導入など全体的な演出や雰囲気が優しく落ち着いていて、かつとてもオシャレなゲームでした。
ローカライズもばっちり。

「推理」をじっくり楽しめるシステム

いくつか散らばった情報の中から、自分が今気になっている情報を拾い、その情報の語り手が誰で、時系列はどうなっているのかのタイムラインを作っていくこと、「情報を整理して物語を読み解いていくこと」そのものがゲームになっています。
国語の文章題の「これは誰のセリフか選びなさい」「この段落を意味が通るように並べ替えなさい」みたいな問題を、ひとつのパズルに仕立て上げたようなシステム。
難しい操作や鋭い注意力を求められることはなく、間違えたら即ゲームオーバーになる選択もありません。チルく楽しめる

話の全貌が少しずつ明らかになっていく、情報が整理されて真相がクリアに見えてくる過程がとにかく気持ちよく、その過程とリンクして広がっていく物語にだんだん引き込まれていきます。
読後感を含めストーリーについて詳しく話してしまうと楽しみを損なうのであんまり語れないんですが、とりあえずおすすめです。さっくり楽しめて満足感がありました。良いゲーム。

ELDEN RING Shadow of the Erdtree (DLC)

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:不明(一週間くらい)

部屋に入ってきた褪せ人くんがまず鈴チリンチリンして薬ガブ飲みしていざアズール砲〜〜〜!!っつってボスが近づいて攻撃してくる前に体力半分消し飛ばそうとしていた件についてはまあ多少謝ってやらんでもないが、
だからってアイツもコイツも開幕突進してくるこたねえでしょうが!!! しかもなんかやたら狭くないか? ボスの部屋入口付近

DLC必須ボスはキレた順に串刺し公、ラスボス、カバだったと思います 串刺し公が一番時間かかったね……
カバは噛みつきの判定とか第2フェーズとか「カバ……カバってなんだ!? つくったひとカバみたことあるか!!?」って一人でブチ切れていた記憶がある 坩堝だから設定的にそういうカバなんでしょうけど、そういうカバだとして理不尽なものは理不尽でしょうが カバ…………

ラスボスは結局人に勧めてもらった冒涜の聖剣+指紋石の盾のテンプレ盾チクで撃破しました。
ロリで避けようとしてミスったところから立て直せず崩れがちになるより、常時ガンガードで削れたHPを冒涜の聖剣で回復する方が安定した
NPC呼ぶとHP上がる仕様なのを知らずに毎回ティエリエ呼んで頑張ってました あの子よく入口でサボるし脆すぎる、やる気を出せ

ラスボス撃破時の装備・アイテム・記憶
聖杯瓶を飲み切って写し身用の生肉団子に手を付けようとしていた

ストーリーもプレイフィールも順当にエルデンの続きって感じで、エルデンが面白かったので当然面白かったです。まあずっとキレてましたね
ミケラがキーになっていたのもよかった
追いかけるなら美人さんに限る

不満点を挙げるなら、本編に引き続きDLCまでNPCイベントを時限にしないでほしかったな……
逃したイベントのためにもう一周するのがちょっと大変なので、
一旦クリアして、どこにでも行ける状態になったある程度強いデータで、気になったやり込み要素やNPCイベントを見に行ってじっくり世界観を味わう遊び方もさせてほしかった
本編2周目はできる限り全NPCイベント回収しながら遊ぶぞ~って攻略サイト見ながら簡単にチャートを組もうとしたんだけど、あっちこっち複雑すぎて途中で面倒になって諦めてしまった
まあハイータちゃんの嘔吐ボイスはちゃんと聞けたので満足です

DLC突入前に実績を埋めるなどしていた
当然のようにグランサクスの雷を取りそびれていたので、ED回収周回のついでにゲット

ゼルダの伝説 知恵のかりもの

プラットフォーム:Switch(DL版)
クリアまでのプレイ時間:40h程度(5日ちょい)

ゼルダシリーズ、特に神トラのファンなのでうれしいオマージュが多くて終始ニコニコでした
フィローネ湿原は裂け目に飲み込まれてくれても別にかまわない(デクナッツアンチ)

ブレワイ・ティアキンと比べたらさすがにボリュームも難易度もカジュアル寄りとはいえ、不足はまったく感じず毎日寝不足になりながら楽しく遊べました

「ゼルダ」らしい面白さたっぷり

マップがけっこう広くて、いくつかある目的地の中からどこに行ってもいいよ、そしてストーリーとは関係なく冒険できる場所もあちこちにあるよ、というブレワイ同様の形式です あっ初手でラスボスに挑んだりはできません

ストーリー上の目的地や気になったあたりを冒険するとアイテムが手に入ったり強化されたりしてできることが増え、
今まで行けなかった場所に行けるようになったり、難しかったことが簡単にできるようになったりと、どんどん「ズル」できるようになっていくいつものゼルダの面白さは知恵かりでもばっちり楽しめました。

知恵かり名物、パジャマで徘徊して敵前でもボス部屋でも構わずベッドでスヤスヤする姫様

そういえば2Dゼルダってけっこうひさしぶりじゃないですか? マップ切り替えでピンチをしのぐ感覚、懐かしかったです
GBC? GBA? くらいまでの見下ろし2Dゲーはフィールドもスクロールじゃなくて1画面ずつ切り替えだったりして……あれも今となっては懐かしいな……

トリィがふつうに嫌がる一件らへんから急激に親近感が湧いてかわいく見えてきた
デクナッツはかわいくない

処理落ちはちょっと気になった
プレイ中のハードスペック不足感、Switch後継機で和らぐといいな~

クリア時点での記録
10/1の夜にDL版を買ってから一気に遊んだ たのしかったので

新作以外で2024年にクリアしたゲーム

STEINS;GATE

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:34.5h(全ED回収まで)

年始に(たしか誕生日プレゼントとして)お友達からもらって令和に初見でシュタゲを遊びました
ギフトありがとうございました! マジで遊んで良かったゲームでした、おもろかった

まずシステムにビビりました
ノベルゲーってことはセリフを読んで選択肢を選んで進んでいくんだろうな、なかなか選択肢出てこないけどまだ導入なのかな~、なんて思っていたら終ぞ選択肢というものが現れなかったことにかなりの衝撃を受けた
プレイヤーの選択はゲーム内の携帯電話を使うことで物語に反映されていくんですが、まさか一般的な選択肢がまったく出てこないとは思わず…………

携帯を使うシステムも単に奇をてらったものではなく、物語の中に技巧的に組み込まれていて、独自のゲーム体験を作り出していたのが印象的でした。
登場人物たちとの何気ないやり取りの中で親近感を持てたり、テキストを読む流れを切って突然鳴りだす着信音で臨場感が増したり、世界が書き換わったことを示すようにメールの履歴が変わっていてゾワッとしたり…

かなり昔のゲームで登場人物たちがリアルな当時のオタクなので、さすがに今読むとノリがキツいテキストもあり、
プロローグ~チャプター1の途中くらいまではこれ本当にハマれるか? と半信半疑だったんですが、
その後一切ダレずにノンストップで面白かった お話の完成度が高い、盛り上がったときの熱さも完成度もたいへんすごい

新年早々たっぷり傷ついた

真エンドもめちゃめちゃよかった

だいぶ昔のゲームとはいえ、自分がまったくネタバレを踏まずに生きてきたお陰で存分に楽しめたので
あまり核心に迫ることまで書きたくはない……が……感想は書きたい……
ということで万が一まだ遊んでいない人が読んでいたら急いで読み飛ばしてください

真エンド条件を満たした上でEDまでいったけど何も変わらなかったな……? と思ったらエンドロールの途中で電話がかかってきて始まる演出でまずウオッ!!!!!ってすごいワクワクした
最終章でテーマ曲を流すのもね オタクそういうやつ好きっていつも言ってるだろうが 超好きだよ

まゆり、ただの守られヒロインに収まらず、最終章でおそらく世界中でまゆりにしかできない激励の言葉をオカリンにかけたところでもう株が爆上がり
岡部にとっては役に立たなくたってかけがえのない存在なんですけど、
まゆりにしかできない方法でちゃんと役に立ってるんだってことも証明してくれるいいシーンだった

「鳳凰院凶真」とかいうキャラ付け設定までも最高にカッコよく活きてきたことに感動しました、あんなにカッコいいエル・プサイ・コングルゥがあるかよ
岡部が鳳凰院凶真を取り戻すと同時に、見ているこっちの不安まで不思議と吹き飛んで気合と全能感が湧いてきたの、悔しいけどとてもよかった

プロローグで思わせぶりにしたままだった要素をしっかり拾っていってくれたミクロな伏線回収の気持ちよさもあり、
11章の存在が10章までの全てを汲み取って肯定して進んでくれたマクロな構成の気持ちよさもあった
10章までの冒険にはどこか「尻ぬぐい感」がずっとあったんですよね 常に後手に回って、やりたいことをやっているというより、自分の失敗で失われたものをどうにか取り戻そうと足掻くだけの苦しさが付きまとっていた
ただ11章の存在によって、
"なかったこと"になった全ての出来事にも意味があった
――岡部の心に残っているという精神的な話に留まらず、本当に今までの全ての漂流の先にしか存在し得ない未来を切り開いたことで、
10章までの冒険が単なる不運や軽率な行動の尻拭いに奔走してきただけじゃなく、最高の未来を掴むために全て必要だったんだ、と意味を持たせてくれた――結果、「プレイして良かった」と心から思えて熱かったです。

あらゆるゲーム、あらゆる物語、今までのプレイ(冒険)にちゃんと意味があったんだ、と実感させてもらえる瞬間が好きすぎる
今までオタクコンテンツにいじめられ過ぎてコンテンツを信じる心を失ってたんですよ ハッピーエンドなんて見せてもらえるわけないって
100点満点中5億点の終わり方をありがとうございました

リングフィットアドベンチャー

プラットフォーム:Switch
クリアまでのプレイ時間:75~80h

なぜここに? って感じなんですがなんと2024年に初クリア(通常ワールド全クリ)したのでここに載ります
発売時になんとか入手してW11くらいまでやったあと数年放置してました

ラスボス戦の曲がすごくカッコよかったので、持ってるけどクリア前に積んでいるゲーマー各位、クリアして君の耳で確かめてほしい 多分ラスボス戦でしか流れない、音ゲーモードとかにも無い気がする
同世代中年ゲーマーたち、健康になってカッコいい曲を聞け

あとこのゲーム、クリアして初めて知ったんですがクリア後の世界を歩ける系ゲームです 神ゲーの要件ですね

クリア後、エクストラステージを進めると一件落着後のトンチキトークが聞ける

発売当初「リングとドラゴの良質なBL」って話を小耳に挟んで(リングの男声・女声が選べるようになったのは数か月後のアプデから)「イヤBLを見守りながら毎日筋トレするゲームはさすがに変なゲームすぎるだろ」とウケるなどしてたんですが、
BLかどうかはともかく、毎日プレイして3ヶ月くらいがめやすと言われる長期間、終始一貫してドラゴを助けることを目的にリングと冒険し続けるゲームなのは確かです。
この作品におけるドラゴはマリオ世界におけるピーチ、いわゆるヒロインポジションと言って差し支えないでしょう

……道で拾った謎の輪っかの「友達を救いたい」という願いを叶えるためだけに、謎の輪っかにめちゃくちゃ励まされながら三ヶ月くらい毎日筋トレするゲームな時点で、よく考えたら充分変なゲームのような気はする
でもいいゲームでした、しっかり「ゲーム」になっていて面白かった

メインストーリーでちょっと別件のために奔走したと思ったらコレ

こっちは運動不足解消のために、言ってしまえば半ば義務感で筋トレしてるわけですが、このゲームの目立たないけれど素晴らしい点として、「ドラゴを救う」という目的があるリング以外のRFA世界の住民からは義務感のようなものがぜんぜん感じられません
筋トレしないと生活できないわけでも、他の人からバカにされるわけでもないんです
RFAを起動した瞬間、そこには誰も彼も筋トレがしたくてしたくて仕方ないから隙あらば筋トレをしているし、全人類そうであると疑わない人しかいない非現実的なマッスルファンタジーワールドが広がっています
これが遊んでいて妙に気持ちいい

去年のティアキンでもちょっと触れたんですが、NPCの反応って「冒険(=プレイ)の心地よさ」に大きく影響してくると思うんですね
筋トレに対する前向きな反応100%の世界に浸かっていることで、筋トレが辛く面倒なことだというイメージも義務感も忘れて、なんだか楽しく、毎日続けたい気持ちまで湧いてきてしまう
おかげさまで一周クリアまで楽しくちょっと健康になれました 最近は二周目を遊んだりフィットボクシングにも手を出したりしています

Monster Hunter World: Iceborne (DLC)

プラットフォーム:Steam
プレイ時間:198.1h(防衛隊装備マルチで本編下位から駆け抜け~基本ソロでDLCクリア~ミラボ撃破)

エッ200時間もやったか?? さすがに途中で寝落ちた時間とかカウントされてそうな気がする
MHWは発売時にPS4でやって、当時まだ知り合って間もなかったゲーマー友達にLINEで極ベヒの攻略を聞いたりしてたんですが、アイスボーンはMR2にすらならずに積んでそのままになっていたところ、通話フレンズでやろうぜという流れになったのでSteam版を買い直してめでたくDLCクリアできました
DLCクリアまでしかやる気なかったんだよ僕は

Steam版、ウルトラワイドモニター対応だし、無料DLCのHigh Resolution Texture Packを導入するとグラがかなり見違えて、それだけでもSteam版で買い直した価値を感じられるくらい感動しました
起動して最初の印象は「決して悪くはないけどやはり数年前のゲーム、ちょっとローポリ感があるな」だったんですが、テクスチャが変わっただけでローポリ感も全然目立たなくなった

タイトル画面もきれい
めしもうまそう

ワールドでずいぶんオンラインマルチが快適になってよかったです
基本初見任務はソロでやってみてソロゲーとしても楽しみつつ、素材周回めんどくさいな~と思ったらみんなでボコしたり、カスみたいな時間でも全国の生活習慣終わりジャパニーズや時差のある外国プレイヤーたちと気軽にマルチプレイできるシステム、とても遊びやすい

無事DLCのエンディングを見たところで終わるつもりだったんですが、ミラボやれって無限につつかれたのでやってみたら地獄を見た
ミラボ行く前に装備が欲しくてアルバに行って、すぐ死ぬしDPSチェックも失敗するしで無理すぎて萎えて2か月くらい放置した気がする
ミラボやれってんなら責任もって装備用意するとこまでは介護しろ💢💢💢ってプロハンに当たり散らしてアルバ倒してもらうなどして嫌々再開した

一応なんとかなった

倒せた瞬間はさすがに気持ちよかったです
少しずつPSが上がっていく、被弾が減って火力を出せるようになっていく過程、手ごたえみたいなものを実感できるのはやっぱり高難易度ならではの面白さだったし、特別任務の中でOP並に気合入ったムービーが流れたのにはビビりました ミラボ挑戦しなかったらこれ見られないのは惜しいな……ってくらい気合入ってた
BGM演出もとてもよかった ハンターは例外なく英雄の証聞いたらブチ上がっちゃう生き物だからよ

面白かったけどまあひでえ目には遭った、やっぱりDLCエンドコンテンツは二度とやらん
あれはゲーム上手い人向けのおもちゃ

Bloodborne The Old Hunters (DLC)

プラットフォーム:PS4
プレイ時間:40h

DLCラスボスは倒したけど実は本編をクリアしていない 周回が変わる前に倒したかったボスが倒せてなかったりしてラスボス戦ができず……

数年前にPSPlusで本編無料配布されたことありましたっけ? ブラボで初めてソウルライクに触れた弟が「このゲームヤバい」と悲鳴をあげているのを聞いていたり、ガスコイン神父の悪名がTwitterで方々から聞こえてきたりしたので相当おっかなびっくり触ったんですが、
エルデン・SEKIROプレイ済でなんとなく要領がわかっていたおかげか、思ったよりサクサク進めました
もちろんサクサク死にまくったんですが、サクサク死にまくるのを前提にプレイできたっていうか……(?)ストレスとか詰んだ感とかがそんなになかったです
ただマップが無いからバ~~~~~チクソ迷った、一生同じとこグルグルしてた

チェックポイントやショートカットの配置が親切で、気軽に死にまくりながら何度もリトライできる高難易度のデザインはエルデン・SEKIROと同じくけっこう好きでした
輸血パックを20個集め直す作業は絶対いらない 自動マックスでいいだろ!

ストーリーもいつものように全然わからんながら雰囲気で楽しんでいた 俺たちは雰囲気でフロムゲーをやっている
実験棟はわかりやすくウワァ~~~ってなったし、漁村ではだいぶはしゃいでいた 敵ははしゃぐどころではなくウザかったのだが

DLCラスボスが超良ボスだからやれってオススメをもらって始めたので、なんとか辿り着いて倒せてよかった
最初「なになになになになに!?」って悲鳴しか上げられなかったんだけど
なんだかんだ対処できると気持ちいい攻撃パターンが多くて、確かに良いボスだったと思います。エルデの獣くんもさあ~~~~ゴースくん見習って

ドラゴンボールZ KAKAROT

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:55.1h

ドラゴンボール、何もわからなかったのでとりあえず履修するのにこのゲームをやるといい、と教えてもらってストーリーをなぞるためにセールで買ったんですが
ゲームとしての出来も思ったより好みで普通にハマりました

ちなみにどれくらいドラゴンボールのことを知らなかったかというとまずタイトルのカカロットって誰なん? 敵? レベルの未履修でした。

作画が良い

原作があってアニメ化もされている作品をゲーム化するとき、ムービーはアニメの映像をそのまま使うか、アニメスタッフの描き下ろしを入れるイメージがあったんですが
このゲームはなんとプレイヤー操作シーンもムービーもCGベースでありながら、
鳥山先生の画風らしい表情の魅力や
アクションシーンのエフェクト・構図(カメラワーク)のド派手な躍動感がばっちり表現された上質なセルルックCGでメチャメチャ良かったです

このクオリティのモデルがムービーで動いているので、もしよかったらSteamのストアページのPVだけでも見てみてください

飯テロもバッチリ!
ポリゴンやテクスチャが特段高精細なわけではないのに、
ほかほかの湯気が立ち上り、焦げ目のついた肉にとろりと絡んだタレが光って、
さらに真っ白なごはんにも染みている様子、「おいしそう」の演出が上手すぎる

システムが面白い

オープンワールドではないんですが、序盤から広めのワールドマップが開放されており、
(一部、ストーリー上縛られるタイミングを除けば)いつでも好きなところで素材を集めたりサブクエをこなしたりミニゲームをしたり、
マップにシンボルで配置されている格上の敵に挑んだりと、高い自由度で遊べます

そしてキャラカスタマイズ・強化要素もやたらと多い

  • レベル

  • 食事

  • スキルツリー(パッシブスキル/アクティブスキルの習得・強化)

  • コミュニティボード(ボードにはめるメダルの収集要素、メダル自体の強化要素もあり)

  • トレーニング

  • アクティブスキル/パッシブスキルの付け替え

いや多すぎないか???? 一般的なゲームの強化要素ってせいぜいこの中の1〜2個くらいだと思うんですが、全部乗せミックスグリルみたいになっとる 最初は面食らった

ただ、逆に言うとすべての要素を使いこなさないとクリアできない難易度というわけではなく「強くなる手段がいろいろあるよ」という作りになっています。
取り返しのつかない要素もあまりなく気軽にいろいろ試せるので、触りながら自然に覚えていけた気がする

レベルが5くらい違うだけでかなり差がつくインフレステータスなので、難しいことを考えなくても概ねストーリー経験値で大まかなゲームバランスが整うようになってます 難易度ハードは知らん(ノーマルで遊びました)

ドラゴンボール、面白い

なんも知らなかったのでストーリーごと初見コンテンツとして楽しみました名作ってやっぱおもしれーな

Layers of Fear (2016)

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:10.9h(全ED回収)

一応ホラゲだけどそんなに怖くないし難しくもなくて面白い、とオススメされて遊びました、実際その通りで面白かったです 信頼可能オススメゲーム情報助かる~!

ゲームジャンルは古典的ADV

謎の館を探索し、メモや手記、思い出と関連するオブジェクトなどを発見することで、徐々に物語の全貌を明らかにしながら進んでいく3Dアドベンチャーゲームです

むずかしいゲーム苦手人のなかまたちに朗報なんですがこのゲーム、なんとゲームオーバーがありません
(特にホラー系の)3Dアドベンチャーといえば、初見殺しや時間制限、エネミーの攻撃、即死ギミックなどいろんなものに過去さんざん苦しめられてきたので、ゲームオーバーなしで落ち着いてじっくり探索できるデザインは逆に新鮮でした

操作性と導入がもたらす没入感

操作はシンプルで、一人称視点を左スティックの移動と右スティックのカメラ操作で動かし、
RTボタン+右スティックで扉を開けたり、ものを拾ったりします。

RT+右スティックの操作は、たとえば扉や引き出しであれば
「RTボタンで取っ手を掴んでから右スティックを手前に倒して開ける」
のようになり、これがけっこう「自分自身の右手でゲーム内のオブジェクトに干渉している」感覚があって面白かったです 掴んで(RT)引っ張る(右スティック)イメージ

ゲーム開始時にキャラクターや背景についての前提知識の導入がなく、手紙や新聞記事などを拾ってプレイヤー自身やその館についての断片的な情報を得て推測していく流れも、その場で得た情報がすべてであるリアルさ、臨場感がありました

VR版も出てるみたいで、そちらはやってないんですが絶対相性いいだろうな〜と思いました
ただ絶対メンタルには悪い、VRの方がもっと悪い

不潔さやグロさみたいな不快な怖さはないんですが、ひたすらメンタルに染み入ってくるホラー こういうのがいわゆるサイコホラー……?
独力で探索しきるの無理だな? と割り切って攻略見ながらDLCを除く全END回収までやったんですが、なるほど感のあるマルチエンディングで満足しました
自分かなり過激なハピエン厨なんですが、その僕でさえ、この主人公がハッピーエンドを迎えるのは違うな? となっていった
一番救いのないエンディングが多分本人だけ見たら一番救われていて……カス野郎で……本当に救いがない、一番の奥方男運最悪END

探索で詰まるところはそんなになかったんですが、一か所だけどうしてもわからなくてググりました
ゲームの攻略ではなく、黒電話の(リアルな)使い方を………… 触ったことなくて数字の入力方法がわからなかった JKだから仕方ないね 普通の人はわかるのか? 黒電話の使い方

地球防衛軍6

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:45h程度(HARDでクリアまで一周)
期間にすると2~3週間くらいやってたっけな……?

2022年にPS4/PS5で発売していて、2024年の7月にSteamに移植されたので弟と遊んでました
Remote Play Together、古き良き画面分割マルチプレイで画面はクッソ狭いんですが、気になるほどの遅延はなかった まあエイムのいらない自動ロックオン武器とクソデカ砲撃ばかり使っていたからかもしれない

B級映画のノリや豪快なゲームバランスが適度なバカゲー感を提供し続けてくれるので
多分仲の良い人と酒飲みながらわちゃわちゃ遊ぶのにも向いてるゲームです
我々はシラフで大ウケしてました

「一度に5発発射できる、つまり誤爆率が5倍!!」
「おい見てくれ、さっき拾った武器! DPSが終わってる~~!!」
「(ロックオン追尾武器を使いながら)職人のエイムが光るなぁ~!」
などと画面分割でワイワイ遊ぶの普通にクソおもろかった、変なゲーム

ストーリーがおもろい

なんとこのゲーム、ストーリーがおもろいです
地球防衛軍のストーリーって今までステージに添えられたフレーバー程度だったと思うんですが、
6は突然謎ポエムが挟まったり
意味不明なことが次々起きて、ステージを進めていくとその理由が明らかになっていったりと、物語でワクワクさせてくれます
真面目に細かいことを突っ込みだしたらたぶんキリがないんですけど、雰囲気でバリおもろい

※EDF6のスクショ

ストーリーは単体でも楽しめるんですが、EDF5クリア後の世界なので5をやっておくと「アッこれ知ってる!」となったり終盤の熱さが最高になったりするので
もしよかったらぜひ5もセットでやってみてください、……と言いたいところなんですが、5もけっこうなボリュームなので気軽には勧めづらい
EDFスタッフ、インドカレー屋さんのナンのデカさのごとく「ステージ数は多ければ多いほどみんなうれしいに違いない」と思いながら作ってたりしません??

そんなわけで今回は物語が複雑とはいえ、人間関係のドロドロはないです
プレイヤーたちを故意に貶めようとする人間などはおらず
EDFを擁する地球上の人類vsプライマー(侵略者)の構図自体はシンプルで、絶望的な状況になってもある種気分良く楽しめます
本部の無能ムーブは相変わらずですね

豪快なゲームバランスがおもろい

敵を倒すとランダムに装備がドロップするハクスラ要素があり、装備ごとに性能(弾の軌道や弾速、射程、リキャストなど)が違うので、
武器をなるべくたくさん拾い集めて、いろいろ試す中でお気に入りを見つけて担ぐのが楽しいです
「これ書いてあること強そう!」とウッキウキで持ち込んで、実際撃ってみたら1発でう〜んゴミ!ってウケるところまでがテンプレ 個性という言葉では片付けがたい武器格差がある

自分のHPが200〜300の時点でフルチャージ6000ダメージのビームランチャーを拾えたりします
自爆を含むフレンドリーファイアのダメージは難易度によって無くなるor軽減されるんですが、その係数がEASYで0、NORMALで25%、HARDで50%(HARDより上は2周目以降に解禁)となっており、
つまるところNORMALの25%ダメージですら6000ダメージを誤射したら余裕の一発オーバーキル
ずっと味方に「よけろピカチュウ!!!!!」っつってた

与ダメ表示でクソデカ数値が出てくるの気持ち良すぎてついついぶっぱなしてしまう

大帝国

プラットフォーム:なし(PCゲーム)
クリアまでのプレイ時間:1カ月弱
9月上旬~10月はじめの1カ月近くほぼ毎日朝までやって寝不足で体調崩してた、多分2024年に一番遊んだゲームです 一年で一番遊んだゲームがエロゲになるとは思わないじゃん
一昨年やったランスシリーズに引き続きアリスソフトのゲームです

システムが面白くて、ストーリーが面白くて、主人公が好きなので褒めるところしかないんですよね
まずシステムはどれかというと戦国ランスに近いシミュレーションなんですが、戦闘に乱数を持ち込むのが確率発生の一部スキルとタゲくらいなので
「これ作ってここ組み替えてこっちに配置したらこいつ落とせるから、このターンでこことここ両方占領できん?」みたいに試すのがパズルみたいでかなり楽しかったです

入手したさかな(※装備)のスプシまで作って管理しながら真面目に攻略していた

あと1ターンだけやったら寝よう、をずっと繰り返してやめどきを逃し続け、毎日朝日を浴びてちょっとだけ後悔しながら1~2時間寝る生活を続ける羽目になった

本当に体に悪かったです

主人公が優秀なモテモテ優男の全能系男子なのも好みポイントでした、女癖以外に非の打ち所がない男 安心の最強系主人公
ランスシリーズでも思ったんですが、惚れさせた女たちが基本誰も取り合わず幸せになっていく公然のハーレム倫理観、気分良くいくらでもナンパできて素晴らしいですね
ただあまりにもみんなメロメロの和姦だから、エロシーンがスケベというよりなんか主人公の全能っぷりを示すアクションシーンみたいな読み心地で(???)読んでいて気分はいいんですけど、抜けるかというと……?

ストーリーはまず掴みの部分の設定がWW2を題材にしたトンチキで、
イタリアっぽいところやドイツっぽいところでファンシズムなるものが流行っていたり
ロシアっぽいところが秘密警察の恐怖で極端すぎる全体主義を強いていたり
アメリカっぽいところが表向き自由で夢があるけどその実資本家の陰謀で動いていたり
日本のトップが神様の寵愛を受ける「帝」で、神風を使って外敵を追い払ったり……と
ギリギリ怒られそうなトンチキ設定が怒られチキンレースのごとく次々飛び出てくるんですが、
出落ちだろうと思われたこれらの設定が大真面目にうまいことストーリーを回していき、さらに真エンドで綺麗に回収されてしっかり激熱な盛り上がりを見せてくれるのがよかったです お話を作るのがうまい……

絶対怒られギリギリを攻めただけの出オチだと思うじゃんこんな設定
ここから熱いストーリーが展開されるんですよ 本当なんです

エロシーンを含むイベントもトンチキなところとことこんトンチキ
人魚の希望で痴漢電車プレイに興じたり
宇宙戦艦を口説いて搭載AIのロリっ子にハダカを見せてもらったり
女神になかだちしてジャイアントトーゴーになったり
主人公のビジュが気に入らない女の子に対応するために全身すっぽり着ぐるみのまま致したり……
主人公の狂った包容力というか開き直りすぎた適応力というか、女性のリクエストとあらばどんなキテレツな要求にもノリノリで200%応える姿勢のせいで、
読み手を困惑させるシュールな絵面と、なんかこの状況で強引にちょっといい話としてまとめようとしてないか?感と、やってることはやってるから生まれるエロさを
ぜんぶ混ぜて3で割る気配がぜんぜんないエロシーンがどんどん出てきます
一体何食ってたら思いつくのかわからない胡乱テキストたち、好きすぎる 元気出る 抜かせる気、あるのか?

登場するキャラクターたちが揃いも揃ってボケ倒すので
「お前は何を言っているんだ?」という感情をひたすら持て余す

普通にプレイしていたら10時間以上エロシーンを見ないタイミングもあったし、なんなのだろうな、エロゲーのエロ部分というものは(哲学)

そしてほぼすべてがラブラブ和姦またはトンチキな本編エロシーンの反動のようにお出しされる?????編の方はかなり抜かせ力が高い
?????編は開始直後からハードなエロシーンがよりどりみどりで抜き放題なんですが、
総じて「ひどい目に遭っている女の子はエロいが、ただひどい目に遭っているだけではなく、どんな形であれ本人が快感を覚えているほうが絶対にエロい」という強めの思想を感じました
ゲームの内容は本編と同じシステムで、本編よりもリソースが限られている長い詰将棋みたいな感じ
普通にムズくて1回目は詰んでやり直しになった

しかし人生屈指のレベルで好きだったエロシーンは本編にあったんだよな
主人公の行方不明(ほぼ死亡扱い)の妻の妹に憧れられて……ってやつなんですけど
おそらくゲーム中唯一、主人公がプライベートな事情と感情でめっちゃ傷つきながら致すエロシーンなんですよ
全能系優男が傷つきながら致すやつと
自分ではない誰かの代わりに抱かれたがる子、
どちらもこの世でいちばんエロいもののひとつ

なすさんの好きそうなシチュエーション、みんな覚えて帰ってどこかで見つけたらぜひおすすめしてくださいね

ベヨネッタ

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:14.2h(ノーマル一周)

良い評判を昔から聞いていて、なんかサクッと遊べるゲームやりたいな〜というときにオススメしてもらって始めました
スマブラに参戦してることしか知らなかったから最低限お上品なゲームかと思ってたんですけど、
予想の10倍お行儀が終わっていた よく良い子のCERO Aに出られたね?
そして予想の100倍オシャレカッコよさ全振りで走り出して、何もわからないままただただカッコいいシーンを浴びせかけられ続けた

設定とかストーリー的な部分、プレイを進めるとそのうち教えてもらえるのかな〜と思っていたら(一応章ごとにフレーバー的な世界観の説明はもらえるんですが)最後までただただカッコいいシーンの連続だった、つまり何もわからなかった
にもかかわらず、演出のお陰でところどころ分かったような気分にさせてくれるので
「あいつが助けにきてくれた! アツいぜ!」
とか
「因縁のアイツとの決戦! アツいぜ!!」
みたいな気分はなぜかしっかり味わえました。こういうのでいいんだよっていう気持ちいいシーンだけで作られたゲーム 最高
「銃で眼鏡の端クイって上げるのいいよね」なんて会話、たぶんこのゲームやってるとき以外に発する機会がないと思う

ベヨネッタちゃんのビジュは当然かなりすきです
美人でセクシーで眼鏡なので

システムの区分はたぶんスタイリッシュアクションでいいと思います
ボタンをぽちぽち連打しているとベヨネッタちゃんが超スタイリッシュに敵をぶん殴りまくってくれる 技の演出も楽しい
タイミングよく回避するとウィッチタイムが発動し、敵の動きが少しの間ゆっくりになって、動作の大きい攻撃やコンボを叩き込み放題になります
「俺このゲームうめえ〜〜〜」感を強力に演出してくれるポイントですね、狙って何度も発動できると気持ちよくなれます 演出の派手なジャスト回避システムは良い文化 

難易度はノーマルでもある程度手ごたえがありました 何度もゲームオーバーしたし、章ごとのリザルトはだいたい終わってた
章ごとのリザルト(やりこみ要素)が下がるだけでデスペナ自体は軽めなので、ムズいけどストレスはなくさくっと遊べるほうのゲームだと思います

ムチャクチャなシーンが無限にあったんだけど多分一番笑ったのここ
ベヨネッタたちの乗っていたヘリがミサイルに撃墜されたので、その辺を飛んでいたミサイルに飛び移り、そのミサイルを操作してシューティングしながら進むことになったときの操作説明です 何言ってんだ?

せがれいじり

プラットフォーム:PlayStation
クリアまでのプレイ時間:3日くらいだったかな……?

こちらもサクッと遊べるおすすめゲームを教えてもらって遊びました ムズいゲームなどで荒んだ心が洗われた

中古で買ったんですが、開けた瞬間説明書と一緒に操作説明の紙もちゃんと入っていて感動しました

これめっちゃ懐かしくないですか? 無印PSとか64とかの時代、コントローラーのイラストと操作説明を書いたこういう紙がよく入ってた気がする

このゲームのすごいところ、いっぱいあるんですけどまず一番すごいのはこれが当時どのご家庭にもある覇権ハードの一角であるプレステで、天下のエニックスから1本のゲームとして世に出たことそれ自体じゃないでしょうか ここから1年ちょっと経つと同じ会社からDQ7が出るはず……
超人気タイトルを抱えておきながら、こんなにも自由な発想でゲームを作れるの、すごいことだよ

平成初期生まれのJKのみなさんはご存じかと思いますが、初代プレステのゲームはCDなので容量が650~700MB程度しかなく、容量を抑えるためのいろいろな工夫や節約がみられます。大作になるとソフトが2~4枚組になっていて、ゲームの途中でディスクを入れ替えるものもありました。FF7のインナショとかFF8とか4枚だったね
そんな中CD1枚のこのゲーム、選択肢の組み合わせの数だけできる作文がフルボイス(?)で読み上げられ、作文によって異なるショートムービーが流れます アホの贅沢すぎる
作文がこのゲームのキモなのでちゃんと読み上げてくれるのはとてもうれしいんですが、いくらなんでもアホの贅沢すぎる

セケン(フィールド)にあるオキモノに触ると、「だれが」「なにを」「どうした」などにあたる選択肢を組み合わせた作文を作ることができ、作文の結果流れるムービーに応じて新しいオキモノがセケンに現れるので、
そこでまた作文をするとさらに新しいオキモノが現れたり、行ける場所が増えたり……という感じで進行していきます。
なので、もしこのゲームを攻略しようと思ったら、新しいオキモノが現れそうなムービーができる選択肢を選んで作文することになると思うんですが、作文から生み出されるムービーも、連動するオキモノも奇想天外すぎてまずムリです。つまり攻略に頭を悩ませる必要はありません(???)

はじめはあまりの意味のわからなさに不安になったり、作った人が心配になったりしたんですが、だんだん
「理解しようとしても無駄ということは……なにも考えなくていいんだ!!」
諦めの自由の境地に至り、ただ心の小学生の赴くまま無心に、無邪気にうんこやちんこの作文を作り続ける癒しと憩いの時間を得ました。プレイフィールが禅や瞑想に近い。そんなわけあるか?

クリアしたあとは好きなだけ作文させてもらえるんですが、たまにふらっと起動するといつだって確実に期待を裏切らない意味不明な作文が迎えてくれます。ほっとする。
自分はあんまり疲れた現代人じゃないと思うんですけど、それでも癒されるので多分もっと疲れてる人にもオススメな気がする。本当に人にオススメして大丈夫か?
僕はかなり好きです

ディディーコングレーシング

プラットフォーム:64
クリアまでのプレイ時間:6日くらい(クリアまで)

中古ゲーム屋をぶらついているとき、昔何人かに勧めてもらったのを思い出して購入(330円)
同じタイミングでドンキー64とファミスタ64も買った気がする
一度流行って中古にたくさん流れているレトロゲー、安いから気軽に手を付けられて良い

ソロモードが前評判通りに面白かったです。
4つのコースで構成された「ゾーン」がいくつか存在していて、すべてのコースで1位を取るとそのゾーンのボスに挑戦できます。
ボスを撃破すると、今度は各コース内に配置された8枚のコインを全て集めた上で1位を取ることでクリアになるシルバーコインチャレンジが遊べるようになり、
全コースのシルバーコインチャレンジをクリアすると2回目のボス戦解放、それも撃破するとめでたくゾーンクリア……という流れでゲームが進んでいきます。ステージクリア型のアドベンチャーですね

かわいい
ゾーンごとのボス(ラスボスを除く)、態度がデカいだけでいいやつばっかりだった

ゾーンごとの一周目はシンプルなレースゲームなんですが、コースによる特色や車以外の乗り物でのチャレンジなどがあって、これだけでも飽きない

さらにシルバーコインチャレンジは、普通に走っているだけではあまり目につかないところやコースから少し外れたところにコインがあったり、分かれ道の両方にコインがあって少なくともどこかの周回で別の道を選ばないと回収できなかったりして、
ふつうのレースとは一味違う形でコース取りを考えて攻略していくことになります。
最初に1位を目指してコースを走ったときは気づかなかった新鮮な発見がたびたびあり、レースゲーのスキル以外も求められるということは、逆に言えばレースが苦手でも工夫次第でクリアに近づけるのもあって、ただレースをするだけに留まらない楽しさがありました。
レースゲーってマルチプレイがメインになるものと思っていたんですが、これは確かにソロモードもゲームとしてしっかり楽しく作り込んである

ゾーンごとに一つだけ、どこかのコースに鍵が隠されていて、それを取ると解放されるミニゲームのクリアがストーリー進行の条件になっていたりするんですが、
レースそっちのけで各ステージを走り回って鍵を探すのも、アドベンチャーゲームの探索要素感があって面白かったです

ちなみに難易度の話をするとまあまあクソムズかった コース自体の作りもシルバーコインの配置も、CPUにも反応して動くステージギミックもいやらしく手こずらせてきて
神ゲ~~~~~~💢💢💢💢ってキレ散らかしたり無言で舌打ちしながらやってたりしました イヤ楽しんではいたんだよ ほんとだよ

まだつづくヨじゃないんだよ
アドベンチャー2モードを出すところまでで一旦クリアとしました
アドベンチャー2は人のプレイをちらっと見たけど、1の比じゃないくらいムズそうだった

マインクラフトダンジョンズ

プラットフォーム:Steam
クリアまでのプレイ時間:28.1h(エンドロールまで)

ぜんぜん遊びきっていないんですが、一応エンドロールまで見たのでここへ DLC買って遊べるステージ増やしたらもっと楽しそう

マルチで遊ぼうと買ったんですが、みんなで遊んで夜中に解散したあともそんなにDPSが出るわけではないがムダに忙しいビルド、召喚した生き物が勝手に戦ってくれるビルドなどいろいろ試していたら気が付いたら朝になっていたりなどしました

スキル変更のコストが軽くてたくさんの変な(?)スキルの中から気軽に付け替えて遊べるゲーム、すきです
装備の平均レベルが高いとよりレベルの高い装備をドロップしやすくなるシステムなので、どんどん装備更新していく中で今の装備についているスキルを一時的に試すのが、新しいお気に入りを見つけるきっかけになりやすいところも面白かった

絵面が派手で爽快 マルチだともっと派手!

Overcooked! 2

プラットフォーム:Epic
クリアまでのプレイ時間:2日くらい(エンドロールまで)/ 28h(ケビン以外銀星取得まで)

昔からたまーにマルチ誘ってもらって遊ぶなどしてたんだけど、実は昨年末に初めてエンドロールをみました
人の華麗な効率化に「すげ~~~~」って感心しながらまな板に消化器を置いたり、食材の山に溺れたり、食材を投げて渡そうとして無限にゴミ箱にシュートしたりと多岐にわたる仕事をしていた
ちなみに常にいっぱいいっぱいすぎてスクショが1枚も無かった 2024年、買ってみたSTREAM DECKにスクショボタンを設定するなどして、あらゆるゲームのスクショいっぱいとるぞ年間にしてたんだけどな……その意識を優に塗りつぶす忙しさだった

ワイワイあそぶとゆかいなゲーム!

途中で投げたゲーム

投げた主な原因だけさっくり
「ムズい」がほぼ全てであってゲーム側に問題を感じたとかではないので、だいたいムズいと感じた理由の話になります

ドンキー64

ムズい
フィールドが広くて多彩な上に、一つのステージの中に各キャラに応じたギミックや分岐があって、キャラが増えるのに応じて探索範囲ややれることが次々増えていくのは楽しそうな気はした
楽しそうな気はしたんですがどこに行ってどこに行けていないのか、どのミニゲームが未クリアなのかぜんぜん覚えていられない
新しく仲間になったコイツ、これができるってことは前行けなかったあそこに行けるかもしれない! ……どこの話だっけ? が思い出せず、モヤモヤを抱えながら過去ステージ(移動するだけでもムズい)を探しに行っては迷子になるのが大変で投げた できることが増えたときの感情として、ワクワクより面倒が勝ってしまうようになったことを自覚したのが投げる一番大きなきっかけだったように思う
未クリアミッション一覧みたいなやつとマップピンがほしい(強欲) せめてマップがほしい

起動時のムービーも凝ってるしアクションもいちいちゴキゲンなのはよかった、元気なゲーム
ムズいレトロゲーが苦じゃない人だったら楽しいと思う

スーパーモンキーボール

ムズい
Steamの「たべごろ!スーパーモンキーボール1&2リメイク」を触りました
このゲームのストーリーモード、なんと残機がありません
つまり残機がないことを前提としているとしか思えないギミックがどんどん出てきます
操作がシンプルでサクサク死ねるタイプの死にゲーは比較的好きなんですが
バチ切れはする

数年前のRiJで走者さんが一人で解説しながら走っていて、スーパープレイの傍ら解説もわかりやすく、淀みなく常に喋り続けて見どころを紹介してくれるのがめちゃめちゃ面白かったのを見て興味を持ちました、いまだに印象に残っている 自分で遊ぶとムズすぎるなァ~!
まあ気が向いたらまたぜんぜんやります

ダクソ1

ムズい
篝火の間隔が広すぎる
ボス倒したら篝火置いてほしい
ショトカも辿り着いたらもっとわかりやすく盛大に主張してほしい
エルデンもSEKIROもブラボもなんだかんだ最近のゲーム寄りで親切に介護してくれていたんだな……としみじみ思いました エルデン、難易度そのものはあるかもしれないがめちゃめちゃ親切なゲームだった(再確認)
いつでも開けるマップをください できたらミニマップをください
まあブラボくらいの親切さがあればマップなくてもギリギリ許……したわけではないか……たまたまクリアできただけだな…………

ちなみにマップがあったとてちゃんと活用できるのか、迷子にならなくなるのかはまた別のお話なのだが、
マップが無い3Dゲームは遊べないまである かなりの方向音痴なので

スーパーマリオブラザーズ

ムズい
実はスーパーマリオブラザーズをクリアしたことがない歴=年齢を更新し続けている プレイしたことがないとかではなくてけっこう昔から……ファミコンとソフトが祖父母の家にあるので小さいときから親の帰省のたびに遊んでいて、直近でもSwitchで何度かチャレンジしている
今年は割と本気でクリアするつもりで無限1UPも使ったのに8-4で残機が切れて未クリア記録継続となりました くやしいなァ~~~~~~

無限1UPだけ(なかなか成功しないので)巻き戻して成功させたんだけど
他のところでも巻き戻してクリアするのはなんか違う……という謎の基準がある

クリアで終わらないゲーム

STREET FIGHTER 6

2024年もそこそこ遊びました、ほぼカスタムかランクマ
2/6にMルークでマスター初到達、Year2でMラシードにメインキャラを持ち替えて7/15に再度マスター到達、年末にYAMADA CUPに豪鬼3で出ようとしてM豪鬼も一応マスタータッチまでやってみるなどしていました
MRはどれも1500から落ちる一方なのでまあそんなもん

去年のnoteでMルークマスター行ったらなんか書きたいって言ってたんですが、
最終的にYear1半ばまでの魔法のしゃがみ中Pを擦り続けるだけでマスターになったためあまり書くことがなかった
お咎めを食らったしゃがみ中Pにズルさを感じられなくなり、ブランカとかザンギとかエドとかケンとかいろいろ触ってみたのち、一旦ラシードに落ち着きました
(クラシックもちょっとは遊んだんですけど……技の種類が多すぎて……ムズい)

ラシードのほうもマスタータッチまで中アシストコンボ連打+弱サイクロンウィング派生のわからん殺しループを押し付け続けただけなので、実はラシードくんのこと何も知らない イウサールの使い方も未だにわからない
「スーパーラシードキーック!」とか「そよ風かなっ」とか「ヒューヒュー!」とかとかく声に出して真似したい陽気なボイスがいっぱいで元気が出る
いや中アシスト優秀すぎんか? MケンとMラシードで中アシスト連打してたらアシストコンボが優秀じゃないキャラ使えなくなった……

直近の大型ではない(ほんとうに?)調整でまたMルークがなんだか楽しそうになったので、ちょくちょく触っています
現状まだぜんぜんDDTルートいけてないんですが、ロマンとおもちゃがあるのは良い

カスタムで身内とワイワイ遊んだり、オン・オフで大会に出たりと、流行りに乗ってたくさん楽しい経験ができました
プレイ時間1,134.4時間って書いてある、一つのゲームをこんなに長く遊んでいるのは初めてかもしれない

EVOJも出ました 格ゲーのお祭りだった! たのしかった

ハースストーン

王道とバトグラをやったりやらなかったりしている
バトグラはなんか期待値とか難しいことはわからないし、ただデケエ数字とロマンを追いかける運ゲーおみくじがしたくて遊んでいるので、相方に迷惑のかかるデュオはなんか違うな……という感情があってしばらく離れていたんですが、
残り実績がデュオ専用ヒーロー+αになってしぶしぶ野良デュオに手を出したところなんか慣れてきた気がします イヤ気分的なところでね PS的に慣れた感じは特にしないね
相方落ちをまあまあ見かけるので、開き直って「動いてるだけありがたく思え」のスタンスで遊べているところがある

新ヒーロー・デュオ専用ヒーローの1位実績が埋まったので、残りは種族カード系がちょっととデュオ1位入賞250回、デュオ2位以上入賞1000回だけ(だけ?)ですね
一度モードごとの実績100%表示を見てみたくて、暇なときぼちぼち触っています

王道はシンプルにマナカーブ通りに動かせれば強い、わかりやすいクソアグロデッキが好きです コントロールは難しいからやだ
じゃんけんしてトップが光ったら俺の勝ち! 光らなかったら俺の負け!!

ポケポケ

これもリリース直後くらいからぼちぼち遊んでいます
キラカードの印刷の光り方が再現されていたり、エフェクトが立体的に表示されたり
デッキケースやスリーブ、コインなどのサプライを集めてデッキごとに違うものを使えたりと、実物のカードで楽しめる「手触り」的な部分、対戦以外の楽しみについても、
再現、あるいはデジタルならではの、しかし実物の延長線上に感じられる演出で、デジタルに上手に持ち込まれている点が面白いなと思います コレクション要素に関連する機能が充実している点もそうですね

デジタルだとストレージが勝手に整理されるの、ありがたすぎる
家にある実物のストレージも、パックを開けた瞬間勝手にソートされて検索にも対応してくれないだろうか……近い未来とかでいいから……待つから…………

デッキ20枚の独自ルールについても、スマホゲーという性質上、1ゲームが早く終わるのがやっぱりありがたいし良いと思います
その場合"結論"が生まれやすくなってしまうので、ある程度運要素が強い方がいいと頭ではわかっていても、セレビィにもカスミにもナッシーにもガルーラにもキレ散らかすものはキレ散らかす
心に嘘はつけないね 人間だもの

今年こそやりたいゲームたち

以下、既に持っていてぜひ遊びたいんだけどまだやれていないタイトル一覧です
「今からやったら見るから今やれ」とタイトルを指定して圧をかけるなどするとやる可能性がそこそこあります
くずれる!積みゲーの山!! 今年も無限にゲームできるね!!!!

  • 逆転検事1+2

  • 風タク

  • ルイージマンション

  • ピクミン2

  • 動物番長

  • みんなのリズム天国

  • ライブアライブリメイク

  • Vampire Survivors

  • 7 Days to Die

  • ARK

  • Islands of Insight

  • JUDGE EYES

  • La-Mulana

  • Slay the Spire

  • シュタゲ0、比翼恋理のだーりん

  • ウーマンコミュニケーション

  • ゴーストトリック

2025年も元気にいっぱいゲームしたい(抱負)
できる限り自分でもたのしく、また見ていてたのしそうにゲームできたらなあと常々思っています 僕自身、ひとが楽しそうにゲームしてるところを見るのがとてもすきなので……僕かていつも好きでキレ散らかしているわけではなくてえ!!!
とりあえず今Inscryptionを途中まで遊んでいて、プレイ中ずっとめちゃめちゃおもろいのではやく最後まで見届けたい

ゲーマーフレンズ各位、今年もいろんなゲームとともにぼちぼちなかよくしてもらえたらうれしいです!

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