Fragile043-098

work at special education school/football/music(especially like hiphop,reggae,大瀧詠一)/art/movie/夢は山奥に戸建て/

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    主にサッカーのユニフォームについて書いてます。

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石井美保『遠い声を探してー学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録』岩波書店、2022年

 鈍いなと思う。自分も自分の働いている職場も。 働いていると業務に追われ、瞬間瞬間は大きな出来事、非日常的な出来事と思えても忘れ去られがちなことは少なくない。日々こなすべきルーティーンに追われると、日常を過ごす中で浮かび上がる子どもたちや保護者、周囲の職員の心の模様を見つめようともしなくなってくる。本来、その時々の感情を具にみとっていく必要があるにもかかわらず…  勤務校では、毎年6月から7月にかけてプールが始まる。それと同時期、ふとネットを通して知った本を読み始めた。かなり

    • tha BOSS 「YEARNING」『IN THE NAME OF HIPHOP II』

      職場では年下が徐々に増え始め、持つ仕事もポジションも重くなり能力に不相応な気がしてならないここ最近ですが、2023年も4月になり、そんな僕を最高に励ましてくれるアルバムがTHA BLUE HERB RECORDINGSからでました。 北海道は札幌を拠点とするベテランラッパーtha BOSSによるソロアルバム『IN THE NAME OF HIPHOP II』から「YEARNING」。 DJ CELOLYによる爽やかなトラックに、tha BOSSのどっしりとしたラップ。昨今

      • ユニフォーム探訪記〜ポカ・ジュニアーズ(2006-2007)〜

         南米はアルゼンチンのクラブチーム、あのマラドーナやバティストゥータも所属していたボカジュニアーズ06−07シーズンのユニフォームです。青(紺)と黄色の配色がいい感じです。  1906年以前は、白黒のユニフォームだったそうですが、試合に敗れたためユニフォームカラーの変更を検討。その際、ボカのホームタウン、ラ・ボカ地区の港に最初にやってきた船舶の旗の色に変更すると決めたそうで、最初に来た船がスウェーデン国籍の貨物船だったことから、スウェーデン国旗の黄色と青(紺)色がクラブカラ

        • 小袋成彬『分離派の夏』

          ※去年の秋に書いたものですが公開をし忘れていました。    日本の多くの人にとって常夏のイメージがある沖縄ですが、ここ最近の朝と夜は「す、涼しい…かもしれない…」と思えるような、ささやかな季節の変化を感じます。とはいっても、日中はまだまだ暑く、畑に植えたレタスやトマトは、日を浴びるとうな垂れるように萎んでいますが…  そんなささやかなすぎるほどの秋を感じる沖縄で、若干季節外れかとは思いますが、僕が夏場には毎年、必ずと言っていいほど聞くアルバム、小袋成彬『分離派の夏』の感想を

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        記事

          富美子の足(2018)/監督:ウエダアツシ

           「TANIZAKI TRIBUTE」として谷崎潤一郎の短編小説の中から3作品(『神と人との間』、『富美子の足』、『悪魔』)を映画化したものの一つ。主演は、片山萌美、でんでん、淵上泰史。  物語は、金持ち老人(でんでん)が、足にコンプレックス(?)のある風俗嬢の富美子(片山萌美)を愛人にし、その足を偏愛するというもの。  以前、noteの記事に書いた『鍵』しかり、谷崎潤一郎の作品に出てくる人たちは、それぞれ強烈なフェチズムをもっているけど、自分の性に忠実で隠そうとしない。

          富美子の足(2018)/監督:ウエダアツシ

          マルコムX(1992)/監督:スパイク・リー

           マルコムXの生涯を描いた映画です。映画は、彼の生涯を大きく3つに分けて構成されています。第1期が、マルコムの幼少期から強盗で捕まる不良時代まで。第2期は、服役中、イスラム教に目覚め、釈放後、ネイション・オブ・イスラムに参加し、黒人の解放運動に傾向していく時期。第3期は、ネイション・オブ・イスラムの指導者イライジャの女性関係の問題を発端として、ネイション・オブ・イスラムから距離をおき、独自の解放運動を進め暗殺されるまでの時期。  以下、映画をみての感想です。  マルコムXの

          マルコムX(1992)/監督:スパイク・リー

          鍵(1997)/池田敏春

          谷崎潤一郎の小説『鍵』(1956年)をもとにした映画(監督:市川崑、1959年)のリメイク。主演は川島なお美、柄本明。 最初の作品の後、4作(1974年の映画・監督:神代辰巳 、1983年・監督:木俣堯喬、1983年・監督ティント・ブラス、1997年・監督:池田敏春)がリメイクされているそうです。 映画は、夫婦がお互いの日記を盗み読みさせ、性的な興奮を得るために娘の婚約者と不貞を働いたり働かせたりしていくという物語 映画で描かれる性癖は、側から見れば「変態」と言われるよ

          鍵(1997)/池田敏春

          guca owl『past & highway - EP』

          抜けるエントランスはHighway 出口まで少し昔話 まだ早い? 照れ臭い? どこから話せばいい? Old me 抜けるエントランスはHighway 振り返るほど生きてはないけど いつ死ぬかわからない どこから話せばいい? Old me guca owl 「Old me」より引用 今から7年前、まだ学生だった頃ですが、地元の友達から久しぶりに電話があった時のことをたまに思い出します。その友達は少しやんちゃなやつで、高校も数ヶ月で戦力外通告…そんな通告を受けても「はは〜」

          guca owl『past & highway - EP』