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*Last Session from.「最強Appleフレームワーク」~アップル『経営デザイン論』⑤~

こんにちは。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。(,,>᎑<,,)*•.❥

Appleに根付く、唯一無二の『経営デザイン論』から
学べること、考えてみてほしいこと、という切り口で、

書籍「最強Appleフレームワーク」のレビューを
4回に渡ってお届けしてきましたが、

これがラストです。ξ´๑•ω•๑`Ҙ


続けて読まなくてもOKだけど、すべて読んでいただくことで
ビジネスパーソンとしての教養を磨くことができるはず。

書籍だけでは、割愛されてて理解しづらいことも
ていねいに解説してるから、
Appleの戦略的デザイン思考、カリスマ的・絶対的な
ブランディングスキルのエッセンスについて
少しでも気になっている、貴方に、
ぜひ、読んでほしいと思っています。( •ω•ฅ) .。.:*♡


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**ここまでの記事**

【関連ページ】
アップルにしかない❁二刀流の『経営デザイン論』①
【描く新習慣】アップルだからできる『経営デザイン論』②
【夢みたいにアイデアがあふれて止まらない】アップルの『経営デザイン論』を読んでみて
【キャズムを超えて、モノが売れる】アップルの『経営デザイン論』④ from.「最強Appleフレームワーク」

書籍の名前は、「最強Appleフレームワーク」。

👇この本です :)

✅「最強Appleフレームワーク」

<書籍について>
■最強Appleフレームワーク: ジョブズを失っても、成長し続ける 最高・堅実モデル!
■2024/8/6 発売
■松村太郎 (著), 德本昌大 (著) / 時事通信社

【Amazon】から抜粋🔍

世界初、時価総額3兆ドルとなった企業・アップル。

ビジネス、フレームワークについての
ケーススタディができる本なのだけど、
すべてアップルのケースで揃えてあり
Appleってやっぱり凄いカンパニーだ、
って思わずにはいられない本の1つです。٩( ''ω'' )و



✅前回までのおさらい

ここまでくると、おさらいも冗長。
もはや①から全部読んでいただきたい。

「左脳的なビジネス思考」と「右脳的なデザイン思考」の二刀流のアプローチで、アップルは唯一無二の企業へと駆け上がった


▶▶『デザイン思考』は、極端にいうと「なじみの習慣・生活スタイルへの浸食」です。腕時計から「時間を確かめる」価値を奪ったのは、皮肉にも、アップル自身が生んだ”iPhone”の文字盤であった


▶▶▶これは、ある製品が、競合企業ではなく、まったく別業界やコンセプトの「代替品」に淘汰をされる、ユーザー離れ=「産業の破壊」の決定的瞬間


▶▶▶▶『デザイン思考』から生まれた、画期的/破壊的なコンセプト・アイデアは、やがて、「アーリーマジョリティ(流行に敏感で、乗り遅れたくない消費者層)」へ受け入れられることに成功し、急速に市場に浸透・普及する。
Appleというブランドに、いわば無償を愛を注ぐロイヤルユーザーは、近年のAppleは、innovator(革命家)の心をなくし、市場のマス層=中間層しか見れなくなってしまった、
と声をあげるが、真相はー。

過去記事のリンクsを貼ったから「▶」から飛べるよ。(*˙˘˙*)ஐ


「アップル=使いやすくてスマート」の一撃で、スマホ・ガラケー業界を震撼させます。

従来の製品は、スマートでもないし、使いやすくもない。
ボタンを何度も押すことに、疲れたよね。となりのボタンなんて押したくない。


今までの「当たり前」に対して、

「気づかなかったけど、私ってこれに困ってたんだ」

と、色々な課題が多いことを自覚してもらい、
その課題を解決できる唯一の製品がiPhoneであると、
驚異的なインプレッションを残したんですね。


それは、ユーザーの生活にフィットすることをめざす、『デザイン思考』があったからできたことで、ユーザーに気づきを与えて、「行動変容」(生活スタイルの刷新)を起こすことでもあります。

二刀流のアプローチ


「行動変容」がどういうことか、❝note❞で置き換えると、こうなります。

自分の文章テーマを好んでくれるよう
(絶対必要だと思ってもらえるように)、
読者に課題感を芽生えさせた。

【描く新習慣】アップルだからできる『経営デザイン論』②に書いたよ
❝note❞にして考えた「行動変容」


ユーザーが離れるとは、つまり「1価値の奪取・喪失」です。

「最強Appleフレームワーク」5フォース分析をもちいて、iPhoneが代替品として、いかに腕時計から「時間を確かめる価値」を奪ったかを説明する。5フォース分析は、競合他社、新規参入、代替品、売り手、買い手のパワーを可視化して、戦略的に自社経営を見つめるフレームワーク。
LINEヤフー for Business「5フォース(ファイブフォース分析)分析とは?」をもとに作成


商品がはやるかの命運は、「流行に乗り遅れたくない消費者層」に刺さるか

深く大きな溝を超えられるかが、超大切。





■■■■■

✅Appleはもう”革命家”ではなくなったのか

『最強Appleフレームワーク』によれば、アップルはこの頃、
アーリーマジョリティと、レイトマジョリティ
(まわりで流行っていて、安心して使えると分かってから使う層)
への普及・浸透を狙っているらしい。

カメラとバッテリースペックの改善、
高速チップを使う、
リユース・長持ち。


どっちかといえば、デザイン思考よりも
『ビジネス思考』に偏ってる見方。

「アート or サイエンス」でいうところの、
『サイエンス』寄り。

私にとって、もう十分だと思う機能があっても、
物足りないと思う方々はいらっしゃるよね。

アップルウォッチも、最初に発売された
スマートウォッチではなくて、
既に競合製品が市場に並んでた。

という背景もあって、初代iPhoneの時のような
革命家、挑戦者じゃないことは、否定できない。



✅イノベーションのジレンマ

初代iPhoneのプレゼンは、本当に壮大な
ストーリーを作りあげているけど、
まったく同じようなヒットは、
これからの未来現れないと思う。

私がそうやって考える理由が、いくらか存在するのだけど。
1つが、

アップルは、すでに既存顧客が、世界中にいるから。


既存顧客(ファン)だけじゃなく、
従業員、オフィス、製造設備、プロダクト、etc…

『イノベーションのジレンマ』が、有名な理論だけど、
アップルはその段階まで到達しているし、
当事者として、認識していない訳がない。

<イノベーションのジレンマ>とは

業界トップになった企業が
顧客の意見に耳を傾け、新技術に投資しても
イノベーションを捉える機会を逃し
技術や市場構造の破壊的変化に直面した際、
市場のリーダーシップを失ってしまう現象。

諸行無常だ、、

👇もっとよく知り合い方はこちら


「顧客が満足できるサービスを生み出し続けないと」
という想いや、

「ステークホルダーの顔色をいつも伺っていないと、
 経営権が奪われてしまう」
という状況は、すごいわかる。


何より、
このプロダクトが消えてしまったら、だとか、
次期をもって、サービスの提供を終わりにします、
とまで言われたら、
本当に困り果てて、途方に暮れてしまう方々が、世界中に。。

実は、延々と繋がっていて、アップルの、
「ビジネス思考」+「デザイン思考」
で織り出す『経営デザイン論』が、
ここにも表れていたよ。


ちなみに、アップルは、アップルらしさを損なわないでほしい、
と思ってる顧客が一定数いらっしゃいますが、

アップルのM&A実績は、130以上と言われています。

M&Aというと、買収された企業文化は
破壊されてしまうのでは、と思われそうですが、
私たちまで届く評価を見るかぎりでは、
そんなことはなさそう。



✅『集合天才』という考え方

まとめに移ります。

なぜ、アップルは、度々環境の変化に遭いながら、
「洗練され、革新的」アップルのブランド力を守り、
世界初、時価総額3兆ドルの企業となれたのか。

答え、

「ビジネス思考」と「デザイン思考」を貫徹していたから

だよ。


アップルが掲げるパーパスが、

  • テクノロジーとリベラルアーツの交差点

このパーパスが、企業文化になって、深く刻まれているから。


1人の天才ではなく、一人ひとりの才能を集めることで、
大きな成果をあげることができるんだよって、
アップルが証明してくれているといえますね。

最後にアップルの、自然にアイデアが集まってくる仕掛け。

ゴール
自分たちが生まれたときより、良い環境を子孫に残す

ルール
 アイデアのシェアで、対立する問題やジレンマを
 解決することによって、ゴールに近づく

シェア
 ゴールとルールについて、誰もが共感し、
 そうあるべきだと納得している価値観


アップルの未来が氣になった方、
『デザイン思考』について、さらに知りたいと思った方、
ぜひこちらの書籍を手に取ってみてね。


✅文献まとめ





読んでくださった方、今日もありがとうございました。( •ॢ◡-ॢ)-♡

またきてね。



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