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光る君へ 感想文

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NHK大河ドラマ『光る君へ』の視聴後の感想を書いてます。 実は、記事のヘッダーは各回の放映時に切り取った画像を使ってるんですよね。 どのシーンを切り取ったか当ててみてください😛
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記事一覧

大河ドラマ『光る君へ』第43回「輝きののちに」

第43回は…感想文の筆がなかなか進みませんでした。 ひとつは、いつものシーンとシーンを繋ぐ、非常に手の凝ったカットが全く見つけられなかったこと。やっとの思いで表紙のカットを見つけました。 もうひとつは、広げてきた風呂敷を急に畳み始めた感じ。例えば、憑き物が落ちたかのようなききょう/清少納言 (ファーストサマーウイカ)とか、突然、太宰府行きを宣言した双寿丸(伊藤健太郎)とか…特に残念なのはネットでも話題になった次のシーン…

大河ドラマ『光る君へ』第42回「川辺の誓い」

第42回は…視聴率的には事件です。 なんと今回の視聴率は9.1%になってしまいました。 ついでにグラフも… 視聴率のネタ元であるサンスポによれば「日本シリーズ生中継の影響受け」と分析してますが、視聴者層が被らないので飛んだピンボケ解説だというのがじぃじの見立てです。ネットの視聴者はともかく、本作は最終盤で失速し始めているようです。 もちろん、本当に美しい顔立ちの一条天皇(塩野瑛久)から、おじさん顔の三条天皇(木村達成)に帝が交代した影響はあるのでしょうが😛10月に入って

大河ドラマ『光る君へ』第41回「揺らぎ」

第41回は、三条天皇の即位の場面から始まりましたが… 先の帝よりは権謀術数に長けているかのように、あの手この手と道長一族の取り込みに躍起になってる様を「もうお腹いっぱい」と思っちゃったじぃじです。やっぱり一条帝や伊周とのエピソードがくど過ぎたと思いません? 今回を含め8回を残すのみとなった本作。じぃじが気になるのはやはり道長とまひろの行く末で、今回も重要な布石となるようなシーンがありました。 この、なんの衒いも無く自然に座り込む様に色々なことが滲みますねえ。 ここで一息

大河ドラマ『光る君へ』第40回「君を置きて」

第40回は、例の藤壺での物語の読み会から始まりましたが… …と、まぁ、冒頭の数分間で、一条天皇の崩御ともに今回のテーマである「何故、敦康親王(片岡千之助)は東宮にはなれなかったか?」を語りきってしまったためか、今回の視聴率は残念ながら9.8%になってしまいました。本作では2回目の10%を割る視聴率です。 ついでにグラフも… 本当にまったくなんなんでしょうか? 再び『どうする家康』に追い抜かれてしまいましたねぇ。『鎌倉殿の十三人』と同様に第40回は11%を超える数字を叩き

大河ドラマ『光る君へ』第39回「とだえぬ絆」

第39回は彰子の第2子懐妊から始まりました。敦康親王(片岡千之助)を始め、子役からバトンタッチしたキャラクターが多く目立ちました。例えば次の敦康親王の元服のシーン… なんか親密加減が妙な感じに… いつもどおりの険悪な展開になりましたね。いやぁ、この二人は昔から顔を合わせる度に喧嘩している印象です。 「光る君も、同じではないか」

大河ドラマ『光る君へ』第38回「まぶしき闇」

第38回は冒頭からききょう(清少納言)とまひろ(紫式部)の激突のシーンで始まりましたねぇ。 といった寸鉄の喰らわし合いからこのバトル。会話はどんどん進んで… のっけから緊張感のあるシーンでしたが… 史実によれば、この二人が直接顔を合わせたことはないそうです。なので、このシーンは完全に本作の創作。とはいえ、紫式部は日記の中で清少納言と『枕草子』を相当こき下ろしているそうなので、仮に面識があっても馬が合わないふたりだったのでしょうかねぇ? 一方、例のボンヤリ夫婦はというと…

大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」

投稿が1週間も遅れましたが… 第37回も冒頭から倫子(黒木華)がガッツリ登場してウキウキなじぃじです。 やはり藤式部の女房としての成功とそれにより肥大する存在感は、発案したボンヤリ夫婦にも重くのしかかって来てますよねぇ? そもそも他の女房の目もあるというのにのに、何かと理由を付けては藤式部の周りをチョロチョロしにくるコイツ… 落胆を隠せない道長

大河ドラマ『光る君へ』第36回「待ち望まれた日」

第36回は倫子(黒木華)がガッツリ登場したのでウキウキなじぃじです。今回はタイトルコール前の短いシーンからドーンと倫子⁉️ 元々、欲のうすいボンヤリ夫婦にとって、娘の入内は想像もつかないほどのプレッシャだっただけに…でも夫婦を救ったのは夫の元カノという。 なんだか少女マンガにありそうなスリリングな展開でしたが今後の藤式部・道長の敵になりそうな人物が、今回はオンパレードで登場してました😛 こんな風に並べちゃうとサスペンスドラマのようですが😛 今回の最後、赤染衛門は白雪姫の

漫画『あさきゆめみし』も数々あれど…

先日「楽しさがサッパリわからない」と嘆いたじぃじです。 コメントでこんゆじまじこさんから「漫画『あさきゆめみし』を読めば?」とアドバイスを頂いたので、早速アマゾンで検索してみました。 1番に出てきたのは、これ… でも「漫画は神で読みたい」人なので、却下。 単行本にスイッチすると… うーむ、結構値がする。ページをよく見ると… …とあるので、クリック。 もちろん大人買いのつもりなんだけど…なかなか衝撃のお値段。 いろいろオマケもついてくるようですが。 で、中古の方を覗いて

大河ドラマ『光る君へ』第35回「中宮の涙」

第35回。源氏物語を読んだことのないじぃじには、楽しさがサッパリわからない回になりました。例えばヘッダーの画像は藤の花らしいのですが唐突に現れたので意味不明。終わった後、源氏物語について思わず ChatGPT に聞いちゃいました。 大まか過ぎてなんだかよくわかりませんねぇ。 光源氏は一条天皇、紫の上は彰子がモデルと考えれば良いみたいですが… 今回は、どうやら源氏物語のエピソードを知らないと理解できないのだろうと思うシーンの連続でした。もちろんお話としては理解できるのですが

大河ドラマ『光る君へ』第34回「目覚め」

第34回…っていうか藤式部の登場以来の本作は「少女漫画のような面白さ」を感じているじぃじです。じぃじの目の引いたシーンと言えば、後宮に戻った藤式部のところへ道長が足繁く通えば… 早速、女房たちの噂話が… 「なるほど、だからうまくいかない訳ね」と妙に納得。 もうひとつ気になったのは… 雨に降られていつものメンバーが戯れているシーン。 斉信(金田哲)が「光る君は俺のことがと思ってた」と発言すると… その場の一同、大爆笑。その様子をみていた藤式部は… …すかさず、御簾の向

大河ドラマ『光る君へ』第33回「式部誕生」

第33回は、これまであまり描かれることのなかった宮中の裏側が登場したと思うじぃじです。まずは… 変わってお手玉のシーン… ここ、まひろの顔が半分映っているところがナイスアングルでした。 宮中では彰子も敦康親王も相当窮屈な生活を送ってるんですねぇ…

大河ドラマ『光る君へ』第32回「誰がために書く」

第32回は視聴率が11.2%だったそうで、大河ドラマの視聴率が新聞で好意的に報じられるのも久しぶりかと…詳細は後ほど。 今回のじぃじのハイライトというと…孤独な権力者、道長の最後の指南役である安倍晴明の死でした。

大河ドラマ『光る君へ』第31回「月の下で」

2024.08.22 読みづらく感じたので手を入れました。 第31回、じぃじに言わせればいろいろ示唆に富んだ回でした。 気になったのはこのシーン… おそらく源氏物語の書き始めだと想像できる、まひろに「言葉が降りてくる」感覚を表現するシーンです。ライトグリーン基調の背景の明るいシーンで、色とりどりの色紙(?)が舞う… このシーン、賛否両論あるとは思いますが、じぃじはちょっと面食らったかな?おそらく清少納言が枕草子を書き始めたことを表現する第21回のシーンが好評だったことから