
AI画像生成のディティール設定を極めてしまう。全段階比較の実例
1.はじめに
こんにちは。
今回は画像生成のディテールを調整するためのプロンプト
について見て行きます。
基本的には以下の通りと言われています。
① 無記入 (最弱)
② detailed
③ highly-detailed
④ hyper-detailed
⑤ ultra-detailed
⑥ intricate-detailed
⑦ insanely-detailed (最強)
これらをプロンプトに付与した①~⑦の段階的な実例2つを、
同一パラメータ・シード値の生成画像を見ながら比較して行きます。
Girl, landscape with flowing river
beautiful eye
使い方の例としてはこのようになります。
ultra-detailed background of ~
insanely-detailed landscape with~
・Girl, ultra-detailed landscape with flowing river
・highly-detailed beautiful eye
2.実例1 Girl, landscape with flowing river






プロンプトに記載の無い紅葉・建造物(!?)

3.実例2 beautiful eye






プロンプトに記載の無い装飾品が出現

4.まとめ
検証結果の私見としては以下のような感じです
・intricate-detailed
プロンプトに記載の無いものが出現する傾向があるため、使用には注意
(もちろん使用を否定するわけではありません)
・ultra-detailed
安定していて一番使いやすそう
・insanely-detailed
背景は立体感が出る、やや強すぎる雰囲気もある
個人的には何も考えずにinsanely-detailedを使用していましたが、
ultra-に切り替えようかなと思いました。
これらの詳細さを強調するプロンプトは比較的あらゆる箇所
(背景、服の模様、目、構造物)に使用できますので、
必要に応じてON/OFF、どこまでディテールを追求するのか、など
様々なアレンジが効くと思います。
あえて無記載にする箇所を作ってメリハリをつけたり等も効果的です。
以上です。
ありがとうございました。
また(´・ω・)(・ω・`)ネー