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花丸映画好きだったなあ

映画の花丸三部作は好きだった。毎回映画館に見に行った。この三部作は、雪月花の名の通り、雪と月と花という話に分割されている。その頃は特命調査(刀剣乱舞のイベントの一種)の文久土佐編にハマっていたので。雪編は2回見に行っていた。
刀剣乱舞花丸のあらすじをざっくり説明すると、新撰組の沖田総司の刀である大和守安定が、その相棒の加州清光とともに本丸で起こる騒がしいできごとを体験する話である。
大和守安定が主人公であるものの、基本はオールキャラほのぼのコメディである。
花丸はとにかく登場キャラが多い。これは元々キャラクターの多い刀剣乱舞において、特筆すべきことである。メディアミックスをしようとなると少なくて2~3人、多くて10人程度しか刀剣男士が出てこないのだ。それ意外キャラは脇役程度に出てくることはあれ、物語にかかわってこない。
マイナーな刀剣男士が好きな人はメディアミックスでは推しを見られないという事態になるのだ。
そんな中、「できるだけたくさんの刀剣男士を出す」という主義を実行している花丸はありがたい存在なのである。
映画では、私の好きなマッドサイエンティスト的刀剣男士、南海太郎朝尊が爆発する罠を作っていて笑った。ゲーム版でも罠を作っているのだが、そこでは罠の具体的内容は示されない。とらばさみとかの可能性もあるだろ!
花丸の映画では、三部作の最後に大きな事件があり、安定と加州の成長が一区切りついた。いい最終回だった。
花丸の物語は一応ここで完結のようだ。
確かにストーリーにはいろいろ突っ込みどころはあるし、苦手な人もいるのはわかる。しかしえてしてメディアミックスでは闇の要素を強調されがちな刀剣乱舞において、ハッピーで前向きなメディアミックスというのは貴重なのである。
願わくは花丸本丸の皆には幸せであってほしい。ゲームの刀剣乱舞がどんな不穏なことをしようと幸せな世界で生きてほしい。そう思ってやまない。
続きが見たい気持ちもあるが、ここで幕引きするのも潔いかもしれない。

#映画が好き

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