ふれて、気持ちが喜ぶもの。
ERA.で使っているバブルカーフというレザー。
ERA.といえばのレザーですので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
詳しい説明は、お店やウェブで見ていただくとして、noteでは僕が思うバブルカーフのいいところについて、2回に分けてお話できればと思います。
僕が思う、バブルカーフのいいところは、
「さわり心地ときれいな色」
とにかくこれに尽きるかと思います。
というわけで、1回目はさわり心地のお話。
はじめてのさわり心地
「なにこれ、めちゃくちゃ気持ちいい!!」
僕がバブルカーフを初めてさわった時の感想です。
まだまだあまちゃんですが、それなりの年月を革小物づくりに費やしていますので、今まで色々な革をさわってきました。
これまで見てきたどの革とも似ていない、さわり心地。
やわらかいのに、ハリがあるというか。
マットなのに、しっとりしているというか。
言葉で上手くお伝えできなくて、すこし歯がゆいのですが、とにかく一度さわってみてほしいです。
ふれた感じにグッときた、僕の気持ちといいますか。
「うわぁ〜、めちゃ気持ちいい!」がきっとわかっていただけるかと思います。
ずっとさわれる気持ち良さ。
きもちいいってすごく大事です。
生地のタッチ感を一番に考える洋服のデザイナーも多いそうです。
たしかに、着心地って気にします。
カシミアのニットとかずっとさわってられるし、僕も知らず知らずに、着心地がいい洋服を選んでます。
財布やバッグは、どうしても使い勝手とか機能性が先にきてしまいがちですが、タッチ感もすごく大事だと思います。
もちろん、使い勝手や機能性は大切です。(この話は、また別の機会に)
でも、手でふれるモノですから、さわり心地がいい方がきもちいいです。
ふれるたびに、「あぁ、きもちいい!!」と思ってもらえる。
バブルカーフはそんな素材だと、僕は思っています。
「ERA.のお財布って、ずっとさわれるよね!」
展示会の時なんかに、よく言っていただく言葉なのですが、僕もそう思います。
バブルカーフの気持ち良さがなるべく伝わるようなモノづくりを心がけています。
”ずっとさわれる気持ち良さ”は洋服の着心地と同じで、財布やバッグにとってもすごく大事だと思っています。
きもちいいって大事。
日々の生活、いろいろあります。
特に今は、家にいる時間が長いから、ついイライラしちゃったりホント大変です。
そんな中でも、なるべくきもちいいことを見つけて過ごしたいものです。
お取り寄せがめちゃくちゃ美味しかったとか。
手付かずのクローゼットが整理できたとか。
家族で過ごす時間とか。
なんだっていいんだと思います。
ちなみに僕は、今日窓を開けた時に吹いてきた風がすごく初夏な感じで、
「これが風薫るかぁ」なんて思って、きもちよかったです。
自分にとって、相手にとって、きもちのいいことを見つけながら過ごしていくって、平和でいいですね。
ギスギスしてなくて、僕は好きです。
ERA.が使ってくださる方にとって、きもちいいものになりますように。
きもちいいってすごく大事。
ではまた。
ERA.今城
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