予定通りにならないという、予定通り
一週間ほど前から、今日の予定を決めていまして、今日の日を待ちわびていました。
一日のスケジュールがある程度決まっていたので、この時間にここに行って、これを買って、美容院に行って、その後歯医者に行って、みたいな感じで完璧なスケジュールが出来上がっていたのですが、
一日の始めのスケジュールが思いがけずに頓挫し、そこから他のスケジュールもこなせなくなり、
リスケして考えてみたけど、そのスケジュールも結局ダメになって、なんやかんやで思っていた計画は、仕事を除きすべて今日できないことになりました(笑)
これは一体どういうことなのかなと、朝ぼんやりと掃除をしながら考えていたのですが。
以前から予定していたこともあったので、始めは思い通りに行かなかったことに、ががーんとなっていたのですが、
ふと、もしやこれには意味があるのではないかと思うようになったのです。
自分で考えたスケジュールでしたら、ここに行くついでにあそこにも行って、この時間の合間にここに行く予定も入れて、みたいな割と忙しい内容です。
一気に用事を終わらせることはできたのですが、かなり駆け足でもありました。
それでも、はぁーすっきり、用事全部終わったー!ってしたかったんですが、これって左脳の働きというか、自我がバリバリ働いた状態だったのかなと思います。
ですが、それが出来なくなったということは、それらをするのは
『今日じゃない』
と、右脳がささやいているのではないかと考えたのです。
今やマルチタスク、どの仕事でも効率を求められて、いろんなことを同時進行にできなければやっていけません。
ですから、誰もが常に左脳を働かせて、いつも何かを考えたり、計算をしたり、計画を立てて結果を求めて頑張っていると思うのです。
新年があけたのもほんの少し前のような気がするのに、もう3月の後半です。時間の流れがものすごく早くなっていて、それに追いつくためには、左脳をガンガン働かせて一緒に進むしかないのでしょう。
走り続けるしかないのかもしれません。
右脳がいくら、
『それをするのは今じゃない』
といったところで、世間は待ってはくれません。
ただ、直観力と結びついている右脳のささやきは、必ず良き方向に進むと私は信じていて、そのささやきを出来るだけ聞くようにはしています。
きっと、これはこれで何か意味があるのだと。
ですが、仕事などそうは言っていられない状況、いくら自分が今じゃない気がしますと言ったところで、何言ってんだと思われるだけですし、左脳バリバリの上司であれば、変な人としか思われないでしょう。
余談ですが、
会社員時代に、
『買ってもらうのはお客様の自由で、私たちの都合じゃない。目先の売り上げに囚われて、お客様の信用を無くしたら結局長い目で見た時に、売り上げはとれなくなる』
って、真っ直ぐ上司に堂々と言ってしまったことがあって、
高額な天然石を、一度購入したら、そのお客様をターゲットのように売り込むお店だとわかり、まだ入社2か月試用期間なのについ言ってしまい…
『だったら今月の売り上げどうするんだー!』
ってめちゃくちゃ怒鳴られたことがあります。
その日に辞めましたけど。
元気かなーあの上司(笑)
今考えたら、上司にも立場や考えがあったと思いますし、私も未熟だったと思います。伝え方とかね。
こんな風に角を立てなくても良いですが、
予定通りにならないということは、なにか見えない大きな力で、その予定じゃないと言われているのではないかと私は思うのです。
働くのはここじゃない、一緒にいる人はこの人ではない、とかもそうですよね。なんとなくその場所から離される、一緒にいる人から遠ざけられるのはやはり何か意味があるのだと思います。
もしかしたら、今日じゃない日に行うことで、この日がベスト!みたいなこともあると思いますし、目先の何かを求めるのではなくて、長い目で見たら、実はあの時予定が変わって本当に良かった!
みたいなこともあるかもしれません。
予定通りにならないこともまた予定通りで、予定が変わったことによって、それに気が付くということもまた、予定通りなのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございます!