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失敗を恐れない

挑戦することに戸惑いを感じたら、そこにあるのは失敗に対する不安や恐れ、心配があるのかもしれません。

また、それまでに何度か失敗した経験が消化されておらず、気持ちの上で、失敗のまま終わってしまっているような状態であれば、次に進もうとしたときに足がすくみ、踏み出せないこともあるでしょう。

しかし、本当の意味で失敗というものはないのです。

生涯で1,300もの発明と技術革新を行った、発明王であるエジソンも失敗についてたくさんの名言を残しています。

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。

これらの言葉を知っている人も多いと思います。
結局は、失敗したかどうかは、その人の認識次第であるという事が考えられます。

これはもう失敗だ。

そう思った時に、失敗として負の遺産を残してしまうことになるだけで、

いいえ、これは貴重な経験です。

こう言った瞬間、出来事は人生において学びの一つとして、今後その人を豊かにするための貴重な宝物になります。

ですから、その出来事をどうとらえているかが、大きな分かれ道になるでしょう。

また、自分は失敗ばかりしている、と考えている人は、短い期間で物事を捉えすぎている可能性もあります。

長い長い人生の中で、もしかしたら幼少期の出来事が、高齢になって生きてくるかもしれません。

また、そのような出来事があったから、人生が大きく変わったという事もあるでしょう。

そのため、今この瞬間は失敗した、と思えることでも、長い目で見たらそれは決して失敗ではなく、これから訪れるであろう幸福への布石であると思えばいいのです。

確かに、今は辛かったり、悲しいとか、失敗してしまって恥ずかしいという気持ちも現れるかもしれません。

それもいいのです。

その気持ちを押し込んだり、見なかったことにするのではなく、一旦気持ちをすべて吐き出し、そして受け入れる。

気持ちも含めて、大切にしておく。

それと同時に、この出来事は、私にとって貴重な宝物であると信じるのです。

そもそも失敗のない人生なんてあるのでしょうか。

私たちは生まれた時には何もできませんでした。
赤ちゃんの時には、自分でできることは何もないので、ただそこに存在するだけですし、すべてが人のお世話で成り立っていました。

そのため、誰かの役に立つこともなく、人を助けることも出来ず、それどころか、すべてお願いしなくては生きることは出来なかったと思います。

そこから、うつぶせになるだけでも何度も何度も失敗をし、立ち上がる時にも、繰り返ししりもちをつきながら、ようやく自分の足で歩けるようになってきたのです。

その時に、一度うつぶせになることを失敗したからと言って、赤ちゃんがもう挑戦するのをやめるとか、しりもちをまたつくのが怖いから、もう立ち上がらない、という事はしませんよね。

どんなに失敗しようが、成長することをやめません。

という事は、失敗をするという事は、言い換えれば、今まさに成長しているという事に他ならないのです。

逆に言えば、失敗がなければ成長もないという事も言えるかもしれません。

ですから、失敗を恐れずに、繰り返し繰り返し、成長していくことを喜び、その姿を祝福することで、いつしか自分が満たされていくのを感じることが出来るでしょう。

もしも、失敗が怖いなと思ったら、そこには失敗した後に誰かに何かを言われたりした経験もあるのではないでしょうか。

失敗をして怒られたり、非難されたり、人の言葉で辛い思いをした経験があれば、失敗を恐れるようになったり、挑戦に対して気持ちが萎縮することがあります。

ただ、ここで大事なのは、

『周囲の人は、自分の言いたいことを言う』

という事を頭に入れておくといいでしょう。

以前忙しすぎて痩せ過ぎていた時に、
『病気なのではないか』と言われ

少し体重が戻ったら
『ぶくぶく太った』と言ってきて

黙って話を聞いていたら
『何で話をしないのか』と言うし

自分から話をどんどんしていたら
『あなたの話はもういい』と言ってくる

私自体は同じ人なのに、捉える相手次第で、好きなことを言ってくるのだなと感じたことがありました。

そのため、最近では人に何を言われても気にならなくなり、

そうですか、あなたはそう思ったんですね。
でも、私はあなたと同じ考えではありません。

と流せるようになりました。

このように、必要以上に相手の言葉に振り回されないようにすることも大事です。

自分はそう思っていないにもかかわらず、勝手に失敗の烙印を押してくる人もいるので、その言葉には耳を貸さず、自分が感じたことだけを大切にすればいいでしょう。

そうすれば、失敗という事はなく、またそれを恐れる必要もないことに気が付くのではないでしょうか。

いかがでしょうか。

今日もお読みいただきありがとうございます!

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