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お世話をする
家族や友人、動植物など、身の回りの人などをお世話することがあっても、ついつい自分自身のお世話が出来ていないことがよくあります。
私はどちらかと言うと、人のお世話ばかりしていたのですが、最近そこに気が付いて、私のお世話がおろそかになっていたなーと思ったのです。
環境や仕事内容によっては、むしろ人のお世話をすることが業務になっていることもあるでしょうから、自分の事は二の次三の次で、結局疲れてお世話できないまま一日を終えていることもあるでしょう。
そういう時には、今できるお世話でもいいので、自分の事も見てあげるのもいいでしょう。
例えば、爪を磨くとか、お風呂はシャワーだけではなくて必ず湯船につかるとか、手にハンドクリームをつけるとか、ほんのちょっとの工夫や、時間をかけずに出来ることを続けて、お世話してみるのです。
食事に気を付けたり、好きなものを買ったり、旅行に行ったりすることもいいでしょう。
ただ、これは忙しい人であれば、なかなか思っていてもその通りに出来ないこともあるかもしれませんから、そうなるとお世話の先延ばしになってしまうことがあります。
また、時間やお金をかけたりすることは、お世話というよりどちらかと言えばご褒美でしょう。
ちょっとしたお世話はすぐに出来て、時間もさほどかからないし、お世話する場所も問いません。
ですから、そのようにあまり条件がなく、すぐにできるお世話を継続することで、自分をいたわる時間を一日の内に5分でも10分でも作ってあげる、という事を習慣化しておくのです。
ここでは、お世話とご褒美を一緒にしないでおく、というのも大事かもしれませんね。
では、どのようにお世話したらいいのでしょう。
小さな子や、かわいい動物を飼っていれば、誰かに言われなくてもすでにお世話をしていることがよくわかります。
それと同じと事を、自分自身にもしてあげるのです。
時には人の手を借りることもあるかもしれませんが、基本的には私のお世話は私にしかできないという事に気が付くことも必要です。
誰かがいつか私のお世話をしてくれるかもしれないと、ずーっと待っていても誰も来ないのです。
みんな自分のお世話しかできないのですから。
そのため、私のお世話は私がすると決めて、出来ることを見つけてあげるというのもいいでしょう。
私にとってのお世話とは何だろう、何をしてあげるのがいいだろう、みたいな感じで、私が喜ぶお世話を考えてみるのもいいかもしれません。
緊張した身体をマッサージすることかもしれませんし、鏡の向こうの姿に優しい言葉をかけることかもしれません。
しわのない洋服を着せてあげたり、磨かれた靴を履かせてあげるのもいいかもしれません。
具合が悪いところがあれば、それを見過ごしたり、無視しないできちんと対処してあげることも大事です。
生活環境を整えて、過ごしやすい環境にしてあげることもそうですし、食べ物に気を付けることもお世話です。
その中で、続けられることを見つけて、毎日お世話する。
そうすることで、少しづつ自分に対する認識が変わっていきます。
それは、自分を大切にできるようになるという事です。
そもそも、大切でなければお世話はできないという事なのでしょう。
そう考えると、今もしもお世話できていないなと思ったら、それは今自分の事を少しおろそかにしている可能性があります。
ですから、お世話の習慣をつけていくことで、自然とまた大切に出来るのではないでしょうか。
いかがでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます!