呼吸を少し深掘りしてみよう!
『呼吸=息を吸って、息を吐くこと!』
息を吸うこと=吸気
息を吐くこと=呼気 といいます
その通り!!
なんですが、もう少し深掘りしてみましょ!
実際は胸郭が動いて空気の出入れは【換気】といいます
換気で重要な役割をしているのは・・横隔膜!
なんと安静時呼吸の70~80%は横隔膜で行われているんです。
横隔膜が下に下がることで肺が引っ張って広がるイメージ!そこに空気が吸い込まれるイメージ!
これ一度は見たことあるはず!!
そして換気だけでは人間の体は酸素化を保つことはできません。そこで肺に入った空気がどうなるかというと・・・【内呼吸】と【外呼吸】を行います
内呼吸:血液中の酸素と組織の二酸化炭素の交換が行われるガス交換のこと
外呼吸:血液と肺胞の間で行われるガス交換のこと
簡単な流れは・・・
気管⇒気管支⇒終末細気管支⇒肺胞【ガス交換】⇒終末細気管支⇒気管支⇒気管って感じ!イメージできたかな?
いまさら解剖学?生理学?って思ったあなた。
これが病態の理解や人工呼吸器の管理などにつながってくる。
例えば・・呼吸不全ひとつでも【換気】の問題なのか、【ガス交換】の問題なのかで、観察ポイントも対応も看護も変わってくる!
私自身イメージ先行でいろんなことを習得する傾向があって・・後輩が出来て教えるとき、ドクターと病態について話をするときなどなど、自分のアセスメントを言語化して伝える必要があるんですね・・言語化して理解するってとっても大切なんです。
『人に教えることができるようになることが一番自分の知識も深まる』
と言われるように私も成長途中です。
【4月から看護師として働き始めるあなた】
【中堅看護師として4月から後輩ができるあなた】
【教育を任されたあなた】
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