未踏の地
Record of the yearを逃したアンチヒーローは、いつも以上のブラックユーモアと自虐的な鼓舞の歌となっているが、テーマ的には初期から大事にしているものと感じる。
さて、テイラーを知らない方もいくつか動画を見て頂けたら気づくと思います。彼女の英語はとても聞きやすい(苦手な私としては)
これは彼女がニューヨーク大学でFin Artsの博士号(名誉)を取得した時の挨拶ですが、ユーモアと聞き取りやすい英語はいつも通り。
そして、楽曲の歌詞も注目してもらいたいが、極めて簡単な単語で曲調も落ち着いたものが多い。これを彼女が10thGradeまでしか出てないことが理由だと言わないでほしい。文法を間違える大統領とも違う。これが彼女の歌をだれもが認識しやすく、口ずさんでしまう理由であり、設計思想だと思う。
もともとのカントリーやフォークなどを大切にしつつ、ポップアイコン、グローバルインフルエンサーとして肥大化した彼女は、身長180cmのスタイリッシュな身体を駆使して全世界を飛び回る。東京公演は4日間で22万人の動員だそうで、とんぼ返りでスーパーボールの彼氏の元へと帰って行った。
それでも、人間関係の赤裸々で原始的で誰もが体験している話や保護猫などへのフィランソロピー、チャーミングな仕草は女性に勇気とモデルケースを示したのみならず、男性からの熱い視線にも困らないでしょう。
カニエウェストとトランプ氏のことは聞かないでくれ。
ここからは資料集的な形で見ていきたい。
まず、Google Trendsによるウェブ検索の順位は以下のようになっている。
詳細な分析にはデータが足りないが、国単位でみるとお決まりの顔ぶれではある。
では、アメリカについて年ごとに見てみよう。
時間がたつとやはり細かな違いはあるが、大きな傾向はかわらなそうだ。
共和党やトランプの地盤との照合はお任せする。
ここからは、日本の政府ドメインにある情報を引用している。より社会的な文脈が見えるかと思う。
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