Equinox
日常の中で受け取るインスピレーションやメッセージを、とある二人の日常に載せて描いています。オムニバス小説であり、詩的でもある、新ジャンルの小説。エピソードを1話ずつアップしていきます。
新作 短編集
地球を去ったSweetWonderからのメッセージを友人を通じて受け取った日。 私とその友人は、とある、VIPライブに出かけてた。 私は、当然、聞きに行く体勢よね。 お客さん。 ところが、ことは思わぬ展開へ。 マイクがこっちを向いたわ。 「カントリーロード」 歌ったことねぇし笑 スマホで歌詞を見ながら、 見ながらったって、音の数と言葉の数、 知らんのに笑 そして、何故が中腰だし(笑) でもやった。 自分でも驚いたけど。 あー。。。 私の旅立った彼は、歌手
驚いた。 少し前までは 自分はどの程度、 覚醒し始めてるのか、 進歩してきたのか、 すごく気にしていた。 ところが、 いざ、意識拡張して次々に始まってゆくと そんなことはどうでも良くて、 やってくる情報を処理していくことに 一生懸命で、 自身の覚醒度合いとかは気にならなくなる。 そしてある日突然、気が付くのだ。 あれ? わたし、、、 こんなところまで来ていたなんて…… 他者を通じてそれを知ることになる。 通じるであろう言葉が通じない 処理できるであろうことができな
知人が、ひと月以上も腕の筋肉が痛い、と言う。 エネルギー高い人のとこで治療しろと言われたらしい。 ご近所のエネルギー高い整体に通っているという。 今日も痛い、と。 何気なく、手をかざすと、冷たいエネルギー。 痛い場所から引っ張り出すように 古いエネルギーを掴んでポイッ 掴んでポイッ やってみた。 えっ、あれ?? 今痛くない。 何やったの!? と。 え、痛くなくなったの!? すごっΣ(°д°ノ)ノ 鬼道使って、痛み緩和。 でもそれ多分、応急処置って言うか、まだ
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春。 一度ロンドンへ旅立つと長い。 仕事であるなら最低2週間。 もしプライベートならば、2週間で戻るかもしれないし、半年戻らないかもしれない。と言うのが通例らしかった。 今回の旅はどちらともつかない。
とても冷え込んだ冬の朝。 早めに起きて、お庭から薄いオレンジ色の太陽を写真に納める。 それから、二人は何もない田舎の道をお散歩する。 指をそっと絡めて、霜柱の立つあぜ道を観察したり、 アスファルトが凍ってキラキラと照らされる様を見たり。
新しく案内された部屋からは、少し離れた先にスカイツリーが見えていた。 ベッドルームの手前にソファが置かれたリビングがあって、小さなキッチンもあった。 数日間宿泊していたホテルの総支配人が彼の知り合いで、アップグレードしてくれたのだ。 部屋に残してきた荷物も鏡台やクローゼットの中にきちんと並べられていた。
クリスタルのオブジェに光が灯る頃、 彼は今朝の約束通りに、ゴゥジャスな音と共にやって来た。 同時に貴腐ワインの甘い香りも近づいてくる。 黒い革ジャンがとても寒そうで、とっさに立ち上がると隣の椅子に置いておいたアンゴラのマフラーを彼の首に巻きつけた。
大きなクリスマスツリーが午後の太陽に輝いているのが目印だった。 ツリーから広場へ伸びる通路は緩やかな下り坂になっていて、赤いカーペットがヴァージンロードのように続いている。その先には、名前は忘れてしまったけれど有名な外国の会社が設置した、クリスタルのオブジェが入れられた大きな大きな透明のケースがある。
明け方近く。 玄関ドアが閉まる音がする。 愛犬が先に反応して玄関でお出迎えをしている声が聞こえる。 ニットのガウンを羽織って寝室からリビングに向かった。
お稽古場に入ると感覚が研ぎ澄まされる。 それは今に始まった事ではない。 初めてお稽古場に入った時から、ずっと、そう。 時には悲しくも、辛くもないのに、涙が出そうになることもある。
冬は嫌いだ。 と信じ込んでいた。 冷たい冷気と凍える指先。 小さい頃は足の指にできる霜焼けに悩まされて、トラウマになった。 朝起きることも、外へ出ることも、 嫌い。 だけど、
ソファで眠ってしまった彼の寝顔を見つめながら、 ふと卒業文集の作品を思い出していた。 アクリル板に描かれたイルカ。 なぜ、あの曲だったのだろう。
マンションの高層階。 寝室のカーテンは今夜も開かれている。 深夜だったり、時には明け方だったり、そういう時間帯に眠りにつくのだからカーテンは閉めた方がしっかり眠れると思うのに、いつも開けたまま眠りたがる。