
【競馬】フェブラリーS 2025
日本の競馬もいよいよGⅠ開幕となりました。
ただ同じ週にサウジカップデーがあったことで、
主力級の馬と一線級の騎手が不在となっていたので、
全体的には少し寂しい感じは否めないですね。

1番人気はジャパンダートクラシックでフォーエバーヤングの2着だった
ミッキーファイトです。その後しっかり名古屋大賞典を勝って臨んでいるので、万全の体制だったと思います。2番人気コスタノヴァは東京ダートで
5戦5勝と圧倒的な成績で、前走もしっかり勝っているところが評価されたと思います。3番人気エンペラーワケアはデビュー戦以外は連を外してない
堅実が売りの安定したタイプとなっています。
勝ったのは2番人気コスタノヴァでした。これは騎乗したレイチェル・キング騎手の好騎乗が光ってました。そしてJRAの女性騎手で初の平地GⅠ制覇というおまけ付きとなりました。コスタノヴァはこの距離なら海外でも十分
戦えそうな印象です。秋には米国にも視野に入れて欲しいです。
冒頭にも触れましたが、このタイミングはサウジと被ってしまうため、
国内GⅠを勝てるレベルの馬は、高額賞金を求めて海外遠征を行います。
特に中東だと招待レースで費用が先方持ちだったりもするので、
積極的に遠征しますよね。ちなみに今回のサウジカップの日本馬が
得た賞金は以下の通りです。

フェブラリーSの1着賞金が1.2億円となっているため、日本馬4頭のうち、
3頭はフェブラリーSを勝つよりも高額な賞金を得ていることになります。
また6着ラムジェットも0.9億円となっており、1着ほどではなくとも2着より
多い賞金をもらえていることからも、参戦した甲斐はあったと思います。
こうなってくるとGⅠレースとしての価値が維持できるかということです。
レーティングは22~24年で、115.25、116.00、114.25となっており、
3年平均115.17とGⅠの基準となる115.00をギリギリ上回っているものの、
今年の結果次第では下がりそうなレベルです。
個人的には国内GⅠ未勝利の強い上がり馬が出てくるような年は、しっかり高いレーティングが付くので問題ないと思いますが、番狂わせが起こるような年だとかなり低い数値となります。近年だと23年レモンポップ飛躍した年(116.00)もあれば、24年ペプチドナイル(114.25)は11番人気でしたので、レーティングに差が付いています。
まだ格下げというレベルまでには至ってませんが、将来を考えると少し対策が必要になりそうですね。
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