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青春18きっぷで日本縦断をして感じたこと

どうも。いぷかた(εカタクチイワシ)です。
2024年の夏に青春18きっぷを使って日本縦断をしたんですが、一通り旅行記を書いてこの旅を振り返り、思ったことを書きたいと思います。


ゆっくり観光したい!

一番悔しい思いをしたのはやはり滞在時間の短さでした。日本縦断することを第一に予定を立てたので、どこも観光や散策に1,2時間ほどしか取れず、非常に歯痒い思いをしました。
初めて訪れる土地は興味深いものが多く、食べ物や景色、街のつくり、匂い、植生など、自分が知っているそれとは全く違いました。そういったものを五感を使って味わい、その土地を「経験」することこそ一人旅の醍醐味ではないでしょうか。
せっかく時間とお金をかけて色々なところを訪れたのに、どこも十分に経験できないままその地を発ってしまい「広く浅く」になってしまったのが心残りです。

西大山駅を降りると一面のひまわり畑と肥料や灰の匂いが飛び込んでくる

旅先の出会いを大事にしたい

旅先では普段は関わりのないような人と出会えるチャンスです。
その人がどういう価値観を持っていて、どんな人生を歩んできて、なぜそこを訪れているのか、そういうことにとても興味があります。それに、いろんな人とつながることってすごく楽しそうじゃないですか?
それなのに、縦断旅2日目に旅程が全く同じでずっと同じ電車に乗っていた、同年代の男の子がいたのですが、話しかけたいと思いながらも結局話しかけられませんでした。旅先での出会いを大事にしたい、とかほざいておいて、一歩踏み出して彼に話しかけなかったことを今でも後悔してます。こんな後悔二度もしたくありません。
旅先での出会いは一期一会、だからこそ勇気を出して大切にしたいものです。

錦江湾と霧島連峰。彼も同じ景色を見ていたはず。

予定通りじゃつまらない!

今回の旅ではあまり苦労せず素直に進むことが出来たので、どこか物足りなさを感じてしまいました。
今回、旅程を狂わすほどの大きな遅延などはなく、ほとんど旅程通りに移動することができました。もちろん、12日間の長い旅行が何事もなく終わったことはこの上なくありがたいことなのですが、すんなり稚内まで行けてしまい、達成感のようなものがあまりなかったです。
こんなに長い旅をしたのは初めてだったのであまり縛りは設けずにやりましたが、次からは縛りを設けた方が面白い旅ができそうですね。

日本最北端である稚内駅

日本の魅力を再認識!

12日間旅行したなかで色々なところを訪れました。南は鹿児島から北は北海道まで29都道府県を巡り、指宿や松本、青森、函館などいろんな都市を観光しました。どこも一つとして同じものはなく魅力的で、また行きたいなと思ってしまうところばかりでした。
この旅を通してより日本の魅力が知れたと思います。
とは言ってもまだ訪れたことのないところも多く、もし訪れるときは今度はゆっくりじっくり散策したいですね。

青森のねぶた祭りは迫力満点でお気に入り。

結構お金がかかる

今回の12日間の旅でかかったお金は合計で20万円くらいでした。
そのうち10万円弱が移動費、3万5千円がホテル費、ご飯代は4万円ほど、お土産代が3万円弱となりました。
18きっぷや北海道・東日本パスなどのお得なきっぷを使いましたがフェリーや新幹線が結構高く、移動費がかさんでしまいました。
また、「ご当地のものいっぱい食べたい」と好きなもの食べていたら食費が結構しましたね。もう旅の最後のほうはカロリーメイトで安く済ませていました(笑)
お土産代は、函館で朝市のおばちゃんにカモられて1万数千円するカニを買っちゃったのがかなり響きました。
正直1日1万円くらい、全日程で12万くらいでいけると思っていたので、帳簿をつけていてびっくりしましたね。

鉄旅のお供はやはり駅弁に限る。でも食費が…

これより面白い旅ができるのか?

「18きっぷで日本縦断」というほとんどの人がやらなさそうなことをやりましたが、これで旅のハードルがかなり上がってしまったと思います。
これよりもアホっぽくて面白そうなことなんてそうそうないですからね。
将来的に、東海道を歩いて踏破してみたり、北海道を一周してみたり、極めつけには自転車で日本一周してみたいです。
とにかく、絶対にこれ以上に楽しい旅をしてやる、という覚悟で残りの大学生活を過ごしたいです。

終わりに

「18きっぷで日本縦断」というのは小学生の時からの夢で、それを叶えることができて本当に良かったと思います。この体験が何かに活きるというわけではないですが、貴重な経験になりました。これからもちょくちょく旅行記投稿するつもりなので、また読んでいただけますと幸いです。それでは。

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