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TikTokは頭の1秒が勝負(No.213)

ある時、日曜の情報番組の
「シューイチ」で、動画SNS
TikTokのフォロワー数、日本一の方の
インタビューが紹介されていました。

TikTok(ティクトック)とは
スマホ視聴に合わせて、
画面が縦型で、短い秒数の動画
を投稿するプラットフォーム。

最もメジャーな動画サイトの
YouTubeは横位置で、
15分とか30分のコンテンツも
あるので全く違います。

テレビではその男性が制作過程
とともに紹介されていました。

その方は「とにかく、最初の1秒
でつかまないといけない」と
話していました。

全体でもCMくらいの秒数しか
ないTikTokでは、「動きから
スタートしないとその先が見て
もらえない」とも。

だから、冒頭は動きのある画面に
するよう心がけているそうです。


動きからスタートするのが肝

話は変わって、以前からプレゼンや
スピーチの冒頭は挨拶やジョークで
笑いをとって、場をなごませてから
始めるとよい、といったことが
話されてきました。

主にはアメリカでの話です。

日本ではそういう文化はないし、
ましてタイムパフォーマンス
(タイパ)が重視される令和の
時代に、ウケるかどうかも
わからないジョークを冒頭で
紹介している場合ではありません。

最初の1秒が勝負なのです。

では、あなたのプレゼンでは
どうしたらいいのでしょうか。

・大声の挨拶で始める
・奇抜な服装で登場する
・目立つアクションをしてみる

…のではなく、

表紙(タイトル画面)

に力を入れてください。

PowerPointで作るスライド、
それを印刷したものの
表紙が“紙のフタ”になっている
方がほとんどです。

表紙は次のページに誘導する
ためのつかみなのです。

今から説明することは
「あなたに関係のあることで」
「あなたが得する情報です」
というタイトルを躍らせ、
話題に関係ある写真などの
ビジュアルも入れます。

口頭だと1秒では説明できない
情報も、ビジュアルなら1秒で
伝わります。

大げさに言っているわけでは
ありませんよ。

事実、日本一のティックトッカー
は最初の1秒に勝負をかけて
いるのですから。

プレゼンは表紙が命
これホントです。


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