EP STUDY 第2弾 透明箔標本の配布/販売が1月31日より開始!
箔押しと聞いてパッと思い浮かぶのは、金、銀、黒、白……あたりでしょうか? ほかにもたくさんの有彩色があったり、ホログラムの箔があったりして、思った以上にバラエティ豊富な加工なのですが、その中に「透明箔」というものがあるのはご存知でしょうか?
今回は、その聞き馴染みの少ない透明箔について実験したので、そのお話をさせていただければと思います。
透明箔ってなんだ?
透明箔は、読んで字の如く「透明=透過性」を持った箔素材です。無色透明というよりは、うっすらとした素材の色味?膜感?があり、中には透過性のある有彩色のものもあります。
EPでは、11種類の透明箔がご利用になれます。透過性1つとっても箔により全然違うので、ほとんどレイヤーを感じさせないものもあれば、逆に強烈にレイヤーを感じさせるものもあったりして、うまく調理すれば今までにない表現をすることもできそうです!
透明箔の使い所
使い方に制限はありませんが、箔押しのギラギラした印象を抑えつつも上品に仕上げたいというときにはうってつけといえます。
例えばこちらのEPスタッフの名刺は、透明箔+金箔で作られています。紙の主張が強いだけにここにギラギラした箔をベタで押すと少し主張がすぎる印象を受けますが、透明箔を使うことで、強い色味のカードでありながらも落ち着いた雰囲気が生まれているようにみえます。
透明箔の透過性はいかがなものか?
透明箔のざっくりしたキャラクターはわかりましたが、「で、実際どれくらいの透け感なわけ?」「カラーの印刷の上に押したらどういう感じなのか?」あたりが気になるポイントですよね?!
そこで! EP STUDY 第2弾として、はい、実験しちゃいました……しかも11種類も!
実物を見ていただくとよりわかるのですが、Illustratorでいうところの色の「乗算」がアナログで適用された感じがなんとも面白いです。透明度の低いものを使えば、「奥行き」や「深さ」といった、平面では本来表現しづらいものも幾らかは表現できそうですね。
ほかにも、透明+艶与えたい=UVニスという選択肢しか持っていなかったとしたら、透明箔で違った角度から似たような効果を与えてみることもできますので、知っているだけで印刷加工の幅が広がること間違いなし!
そして、今回も実験で使った箔版や抜き型、制作プロセス、実験結果レポートなどをEPのショールームで展示します。2022年1月31日〜4月1日までの展示を予定していますが、変更になる場合もありますので、最新情報は公式サイトまたはInstagram/Twitterよりご確認くださいませ。
※当社ショールームへは予約フォームより予約の上、ご来場くださいませ。
EP STUDYの入手方法
購入方法は、次の2つの方法があります。
方法1:EPの公式ECサイト(STORES)からネット購入
方法2:ショールームに来場し、直接購入
※EP PASSPORTを持参することで、無料進呈!
STORESはこちらから
ショールームご来場はこちらから ※事前予約制
EP STUDYの実験サンプルはSTORESおよび当社ショールームにて有料にて販売しておりますが、<EP PASSPORT=箔見本帳>をお持ちのお客様に限り、購入証明記録または本製品をお持ちの上ショールームにご来場いただくと、無料で進呈させていただきます。お忘れなく!
EP PASSPORTの説明はこちらから
EP STUDYとは?
EP STUDYは、EPスタッフとEPをご利用のお客様が一緒に、印刷加工の知見を深めるための実験をしていく企画です。詳細はEP STUDY第1弾で記事にしていますので、「初めて知った」という方は、ぜひこちらの記事もあわせてチェックしてみてください!
第3弾は「紙象嵌」を予定しています(※以前の告知から2弾と3弾の順番が変更になりました)。詳細は、引き続きnoteに公開していきますので、ぜひフォローいただけますと幸いです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
文/タキザワ
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