『スピード脳』
ビジネス書関連の本棚をウロウロしていた見つけた本。
『「1日10分でスピード脳に生まれ変わる 「知的生産力」が無限大になるいちばん簡単な方法』 著:苫米地英人
書感としては、うーん。なかなか理解が難しい。。。
やはり読んだだけでスピード脳に生まれ変われるなんて世の中そんなに甘くない(笑)
しかし、せっかくなので、スピード脳になるための方法も簡単に紹介させてもらうと以下のよう。
まずは、「バランスウィル」と呼ばれる自分に大切なもの(職業・家族・趣味など)を5つピックアップし身体の部位に貼り付け、身体じゅうをグルグル回す、その上で3つの時間軸(今日未来・近未来・中未来)を駆使して同時に考える。これでバランスウィルの5つと時間軸の3つ、5×3=15個の思考が同時にできるという提唱内容です。
、、、自分の脳みそで試してみましたが、凡人の私にはすっと腑に落ちる内容ではなく。
ちなみにこの本が出版されたのは2009年、本中で、情報の賞味期限は短いもので1日、苫米地さんは月に2冊も本を出版しているというので、この考え方ももうアップデートされている内容かもしれませんが。
しかし、この本をわざわざnoteにアップしようと思った理由がありす。
それは「えぇ〜、こんなことできる訳ないだろ」と斜に構えつつもサクサク読めてしまったことです。
結局怪しいと思いつつも面白かったのだと思います。
そしてさらにこの本から学べたこと・なるほどなと思ったことを2つ紹介します。
①自分の人生のコストカットはしてはいけないこと
コロナで更に加速している先の見えない世の中。世間で聞かれるコストカットはクリエイティブな思考までも削ぎ取ってしまうというもの。
たしかに人間「あれはやっちゃダメ。」「買うもの1つにも理由を」と厳しく言われ続けているとやりたいものにとりかかるハードルもどんどん高くなっていってしまいますよね。せめて自分の人生だけでもカット・カットではなく、生み出して膨らませていくというプラスで物事を考えられるようにしていきたいと強く思いました。
②遊びをタスクにしてはいけない。能動的な遊びを生活の中に。
これにはすごく感銘しました。「遊びは最適化の外にあるもの」。つまり簡単に言うと非効率だしもっというとなくてもいいムダなもの。
しかしこのムダを楽しむことによって今まで自分の中にはなかった新たな時点が生まれてきたり、ひいてはそのムダが新しいビジネスのネタにもなるかもしれないという可能性を秘めているという考え方でした。
私自身、遊びの延長線上に仕事があるようなので、遊びを極めることは仕事にもつながるのでは?と考えている節があり、まさに!と思う内容でした。
人生、どうせ生きるなら楽しく生きたほうがいい。
そのためにどう、よりよく生きるのか。
「ただやる」から、なんのためにやるか考える、
「惰性」ではなく、今この瞬間を楽しむ。
まだまだ未開発の脳をしっかり使ってあげることも第一歩なのではないかと思わせる本でした!
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