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ちょっと待ってみる
中学受験を考えている方は海外でも多くいらっしゃいます。海外から中学受験を考えられている方の多くが、小学4年生から本格的に受験に向けて始動することになります。
4年生。
中学受験に向けた学習のボリュームを考えた時、色んな意味で難しい学年ですよね。
難しいというのは、保護者の方が「全部完璧にこなさなきゃ!」と思ってしまいがちであるというところが一番大きいでしょうか?
「タスクなんだから全部できなきゃダメでしょ!?」と、思いがちですが、本当にそうでしょうか?
もちろん、できるに越したことはありませんし、できたほうが良いのは間違いありません。
でも、中学受験を目指すからと言って、目指すことを決めた瞬間にその子の成長スピードや成熟度が変化するものなのかと言うと、そうではありません。
ここで言う成長スピードというのは、年齢とともに人間として大人になっていくという、原義での成長のことです。
やはりこれは個人差が大きいです。
「⚫︎⚫︎ちゃんはちゃんとできてるのに、なんであなたはできないの?」
「⚫︎⚫︎ちゃんは、いつも90点以上とってるのよ!なんでできないの?」
なんてことを言われても、子どもの視点から考えるとね。。。
4年生と言えば、まだまだ幼い子はとことん幼いですし、逆に「本当に4年生??」と思うほどおませな子もいるわけです。
中学受験の学習を始めたからといって、急に「おませ」になるわけではありません。
じゃあ、「おませ」じゃないうちの子はどうすれば???
それは、
大人である保護者に待って頂く必要がある時もあるということです。
成長スピードには個人差があります。
やはり、そこと向き合いながらでないと、中学受験の学習という素晴らしい機会をマイナスに振れさせてしまうこともありますから。
冒頭で述べたように、タスクは多いです。
小学4年生の子がそれと向き合っていくわけですから、誰も同じように標準化して当てはめるわけにはいきません。
そこを見極めて、時には待ってみるということが、大人には求められることもあるんです。
(次は、どれくらいのタスクを求めるのが適当?ということについて考えてみたいと思います。)