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2024年度開成中の問題をチラ見してみよう!

2月1日といえば中学受験では特別な日。
多くの難関校が受験日をこの日にしています。

仕事の速い?エピスもホヤホヤの最新問題をご紹介いたします。
こちらは、開成中の今年2024年度の問題です。

開成中といえば首都圏における伝統的最難関校の一つですよね。
伝統的最難関校の算数は、これを参考にした類題が翌年以降に他の学校でも出題されます。

つまり、開成中の問題は毎年あらゆる人々に注目されているのです。
では、早速問題をご覧ください。


答えが2024になる式を
1、2、3、4、5、6、7、8、9の文字と
+、−、×、÷、カッコ
を使って作る


という問題です。
こんなシンプルな問題が最難関校の問題として出題されているんです。
算数の問題は答えがたったひとつにピッタリ決まるのがフツーですが、この問題は、答えが「ひとつではなく」て、いろいろ考えられます。

しかも、使う数字がなるべく少なければ、より高得点をもらえるというのは、まるでゲームみたいです。

私は

8×(4+7)×(6×3+5)

と考えました。
使った数字は6個。

この場合、どれくらいの点数がもらえるんでしょうかね?
小学生は大人が用意した数々の式以外のもっと単純で美しい式をたやすく作り出してしまうの「かも」しれませんよ。みなさんも、いろいろな式を考えてみてください。

ヒントは2024の素因数分解。
2024=2×2×2×11×23です。