昔からの憧れは公共交通機関だけを使って買い物に行ける環境でした。
小学校まで徒歩一時間
最寄りのコンビニまでおおよそ5キロ
最寄駅まではさらに遠い
(しかも電車は一時間に1〜2本程度)
という立地で育ちました。
自転車で頑張ればある程度遠くまで行けなくもないけど、歩道がなくトラックなどがバンバン通る道を恐る恐る自転車で走らなくてはいけません。
親の会話から察するに、父方の祖父がそこに家を建てろと言ったようなのですが、わたしが生まれた時はすでに祖父は他界しており、何でここに家建てたん?と思いながら育ちました。父は都市部で働くサラリーマンで、毎日車で一時間以上かけて通勤していました。
小学校までは山道や田んぼの横を通って通いました。通学路に野良犬がいてなかなか家に帰れない日もありました。どこにいくにも親の手を借りなければ難しい環境はストレスでした。電車で出かけるにしても駅までが遠いし、駅についても一時間に一本くらいしか電車が来ない。行きは電車の時間を調べて行くのでいいのですが帰りの待ち時間がツライ。。
都会に住む方が田舎暮らしに憧れたりすると聞きますが、多分そこそこアクセスのいい場所を指すんでしょうね。少なくとも私の育ったような環境ではないだろうなと思います。
唯一良かったなと思うのは、おかげさまで体が丈夫なことかな。毎日暑い日も寒い日も重たいランドセルを背負って二時間も歩いていたら丈夫にもなりますよね。
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