優駿牝馬
前回の投稿からほぼ半年が経過しました。
その間、阪神JFで悔しい思いをし、チューリップ賞で歓喜を上げ、桜花賞で失意の底に落とされました・・・
桜花賞の直線は信じられない思いでした。
なぜ脚が上がってしまったのか?
ひと月半が経過して、オークスの直前になり、ようやく自分として納得いく結論に至りました。だって、こういう考察を誰も書いてくれないんだもん。
ラップタイムをよく見て下さいよ。ラスト600m~400mのレースラップがなんと11秒1です。
直線の手前から直線前半です。もちろん大外を回っていましたし、ペースが速くないこともあり、どの馬よりも先に積極的に動いていった場面です。
この区間、まちがいなくナミュールは10秒台のラップを刻んでいます。
あと2ハロン残してですよ。
遡って、赤松賞のラスト600m~400mのレースラップは11秒0。三浦皇成騎手がうまかったのは、ここでジッとしていたことです。
逃げたパーソナルハイとの差がかなりあったので、「おいおい直線に入ったのに、えらくのんびりしとるなぁ」とそのとき思ったことを覚えています。
あれは三浦騎手の好騎乗だったのです。あれが残り2ハロンの爆発力につながりました。
思い返せば、オルフェーヴルの1回目の凱旋門賞。
一気に脚を使いすぎて、最後意味不明な止まり方をしました。
アクセルは一気にふかしちゃいかんのです。
もちろんデキの善し悪しもあったでしょう。けど、最大の敗因は残り3ハロンで脚を使いすぎたことだと思います。でなければ、あんな止まり方はしません。
樫に向けて、武史騎手がそのことに気づいてくれていればいいのですが、表向きのコメントからは敗因が掴めていないようですね。
あとは祈るだけです。
無事に完走できますように