はじめに
この記事は、教会についての三つのキーワード、燭台、神の宮、奥義について理解したなら、次に何がわかるかを確認する記事です。
前回の記事をまだ見ていない方は、先にそちらをご覧になることをお勧めします。
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さて、燭台、神の宮、奥義、これらが教会を指すことがわかったなら、次に何がわかるのでしょうか。
ご一緒に聖書から確認していきましょう。
再臨の前に起こること
再臨の前に起こることについて、聖書はどう教えているでしょうか。
まず背教が起こり、不法の者が現れて、神の宮に座す。
この神の宮とは、教会であることを悟ってください。
続きを見てみましょう。
「不法の秘密」とありますが、原文では「不法の奥義」です。
奥義とは、教会を指す言葉であることを思い出してください。
ずばり「不法の奥義」とは、「律法に背く教会」のことです。
彼らは滅びるとあります。
その理由は、聖書の教える愛を受け入れなかったからです。
聖書の教える愛とは何でしょう。
これは初めから教えられていたことでした。
だからこそ、次のように書かれているのです。
燭台もまた、教会を指す言葉です。それが取り除けられるのです。
不法というものが、一体どんな結果をもたらすのか、私たちはしっかりと理解する必要があります。
現代の教会はこれを教えず、「不法の奥義」の虜になっています。
預言のとおり、不法の者が現れ、教会を変えてしまったからです。
不法の者
不法の者とは、ダニエル書の七章で明かされているとおり、分裂したローマ帝国から出現する小さい角、ローマ教皇(バチカン)です。
彼は預言のとおり、神の宮(すなわち教会)に座し、時と律法を変えてしまいました。
この預言のとおり、安息日と十戒は変えられ、聖徒は今もこの教えに渡されています。
こうして大勢の人が、ローマ教皇の権威に従っているのです。
この期間こそ、1260日で表現される、大患難の期間だと考えられます。
キリストが十字架で断たれて以降、この期間は延長され、今も荒廃が続いているのです。
大患難
まず、聖なる場所、それが教会であることを悟ってください。聖なる都、エルサレムと呼ばれる場合も同様です。
荒らす憎むべきものとは、ローマ教皇によって立てられる偽りの教えであって、それはもう教会に立っていると考えられます。
幼子のように聖書を読む人であれば、十戒の聖日は、復活の日ではなく、その前日であることがわかるはずです。
弟子たちが掟に従って休んだのは、土曜日です。
現代の教会が日曜日を聖日として選ぶのは、聖書に従っているからではなく、教皇の権威に従っているからです。
こうして神の律法である十戒に背き、「不法の奥義」に捕囚されているのです。
この期間は、「三年半」「一時と二時と半時」「四十二か月」「千二百六十日」また「異邦人の時」などのキーワードによって、聖書のいたるところで教えられています。
この期間は、主が多くの人と契約を結ぶために、今も延長されています。
主の来臨のときまで、それは続くのです。
大淫婦バビロン
皆さんならもう、わかると思います。
「それは奥義であって」とあります。
大淫婦バビロンとは、背教した教会のことなのです。
カトリックはダメで、プロテスタントは大丈夫、というのではありません。
十戒が正しく守られていないことが問題なのです。
これはけっして、些細なことではありません。
誰の支配を受け、誰の権威に従うのかという、これは戦いなのです。
この戦いは終わりまで続き、エルサレムは荒廃を続けます。
町と聖所(すなわち教会)は、滅びに向かうと預言されているのです。
聖都エルサレムと、大いなる都バビロン
純潔の花嫁エルサレムと呼ばれるべき教会が、
大淫婦バビロンと呼ばれるようになることを、
聖書はずっと昔から暗示していました。
挽き臼の音、灯火、花婿の声、花嫁の声──
これらは無意味に書かれているのではありません。
預言者エレミヤによって書かれた、エルサレムの裁きを思い出させるためです。
またこうもあります。
どこかで聞いたことがないでしょうか。
すべてはつながっています。
これらはすべて、教会への裁きを予表していたのです。
鳥どもの巣窟
イエス様は、教会がどのようになると預言されたでしょうか。
これも無意味に言われたのではありません。
大淫婦バビロンの正体を悟らせるために言われたのです。
このように、聖書のあらゆる箇所が、大淫婦バビロンの正体を、教会だと明かしているのです。
おわりに
大淫婦の正体。それは、背教した教会です。
将来、背教するのではありません。すでに背教しています。
その理由は、不法です。
神の律法である十戒が正しく守られていないことが問題なのです。
私たちはもう一度、畏れをもって聖書の言葉に耳を傾ける必要があります。
今、聖書から真理を回復してください。
正しいのは、いつだって聖書だからです。
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