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スパークリングゴールド色のねずみ1

2018年7月末。約1年ぶりの出張のメイン、アメリカでトップのサイキックらしい、ドゥーガル氏のグループセッション忘備録です。


なんでそれを受けることになったかとういうと、自分がスピリチュアルなメッセージを伝えるセッションをここ数ヶ月で行うようになって、自分なりに感覚はつかめてきたのだけど、一旦客観的に経験値の高いサイキック・スピリチュアルの先生はどんな感じでセッションをやるんだろうか?
と見てみたかったから。


とくに、彼氏と別れるかどうか聞きたいとか仕事やめるか迷ってるから相談したかったとか、自分のオーラが何色か知りたかったわけではなかったけど、
モヤモヤ低迷している長い時間をぶち破るのに、よいきっかけが欲しかった。

たまたま検索していて、有名そうで、怪しくなさそうで、いい人そうなお兄さんがヒットして、満席と書いてあったグループセッションにキャンセル登録だけして、ま、縁があれば行くことになるだろう
と思っていたら行くことになったのであります。


さて行くことになって、あんまり事前情報を入れずに行くつもりだったのだけど、つい動画で検索して見たらカラーとか、オーラの色から魂の状態などをリーディングするのがメインの方みたいだった。


サイキックでもかなり地に足がついた感じの活躍と、著名人などにもふわふわしたアドバイスではなくてかなり実用的なコーチとして評価されてる様子だったので
こういう方に何か言われれば、だらしない私も目をさますかもしれないとそう思った。


動画の中で、成功者に多いオーラはゴールドである。と言っている。
一体成功者とは何を指すのか謎だけど、つまりは夢を叶えるとか、ブイブイ言わせてるのか、男性的な「創造してゆく」エネルギーのことらしい。


つまりは望んだことを現実化するチカラのあるヒトのこと。
わたしのかなり長い期間低迷してて、迷い込んで抜けられないテーマ。
それが、「現実化・引き寄せ・創造」のまさにその部分だった。

正確に言うと、その「イメージは現実化する」ということは私のなかで疑いの余地はなく、
それを過去あまり深く考えずにやってきたのだけれど、

ある時期に、お金や物質が次々計画通りに目の前に現れるのを前にして
「で、わたし何がしたいんだっけ」
とある日突然谷に突き落とされて、3次元と5次元のハザマで延々迷子になる時期に
突入したのだ。

あれが確か、覚えている限り2016年の6月とかだったと思う。
それは「ザ・絶望」とか「ザ・虚しさ」以外のなにものでもなく、
何を叶えても、「で、どうしたいんだっけ」
何を成し遂げても、「で、どうしたいんだっけ」

となってつまり2年くらいになる。
当然目標など、意味をなさなくなった。

その反対に、
高次元の充足、平たく言えば「目に見えない精神的な成長や愛の感覚、広がり」などを求めていくこと。


それはかなり順調に進み、苦しい時期もあったにせよ、わりと次々自分のなかのテーマをクリアにするたびに、視野は高くなり、感じたことのない愛の種類を味わったり、それはそれは自分を満たす感覚に毎回包まれていた。


問題は、それにつれて、どんどん物質的なものに対する興味というか
それをどう自分のなかで位置付ければいいのかわからない、ということが起こっていた部分。

わたしは極端な性格であるがゆえ、あっという間に食えなくなり、

つまり出家した坊さんとか、心の真の平穏を謳うひとびとは(高次元)
”物質にとらわれてはいけませんよ”という
その感覚になればなるほど、見事に
「お金を稼ぐ」ということが一体全体、自分にとって何を指しているのか、
一ミリもわからなくなり、物質的な豊かさに向かうモチベーション自体が消えたのだった。

ついでにある時期、
「物質的な豊かさ!お金!夢は叶う!現実化!」と楽しんでいる、3次元的な世界のひとびとから

色々嫌がらせをされていた時の嫌な記憶がトラウマとなって、
「二度とあんな愛のない低俗な世界には戻るまい」とどこかで頑なに抵抗が始まっていたことには
あまり気づいてはいなかった。

それは強い怒りと共に、かなりの恐怖をともなっていて、一度リアルにそれで死にかけた私は、
すこしでも考えると足元をすくわれるような気持ちどころか命の危険を感じるような、そんな気がした。

長らく通っていた先生のところで度々相談しても、
「生活は守らないと。とか、
「バランスをとらないと」とか、指摘はされるものの、具体的にどう理解に到達すればいいのか全然わからなかった。

わたしは、そんなアドバイスをくれていた先生や、自分が目指して向かっていった高次に対する怒りも長らく抱えていて、
「どうやって生活するのか教えてよ」といつも思っていた。

精神的な充足も、物質的な充足も、「ただ経験する楽しさ」という意味では十分理解するまでには至ったけれど、

ただ「お金は愛!」と自己愛の塊みたいな人々が、本当の高い次元からではなく、スピリチュアルに片足を突っ込んだだけの状態で
何かを語ることに対しても、
毎回強い憤りを感じていて、ちっとも消化できる気配がなかった。

もう長らく失敗し続けている自分は、上にも行けず、下にも戻れず、
まさに行き場を失ったまま世間から見たらただの負け犬。

もはや、人からどう思われているかどうか?とかは結構どうでもよかったけれど、それよりも自分の中で
答えにたどり着けていない感覚と、何をやっても葛藤と矛盾が生じる部分が激しい苦しさを生み続けていた。

どうしても自分なりに、その行き来できる感覚や、バランスを
なんとなくではなく確実に掴みたいという執念みたいなものに、それは変化していって

長い絶望期を開けたこの春活動を再開したと同時に、そろそろ潮時かなあ、と

自分なりに這いずりながら、出口まで来た、ところで今回そのアメリカ人のサイキックのお兄さんにたどり着いたというわけでありました。


2へつづく。



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