小さい領域は難しい?緩和されたのに損をする?奥が深い天空率
今回は、緩和が適用されることで、設計条件も有利になるかと思いきや…というお話です。
例えば、
幅員が異なる複数の道路に接道している敷地で、
天空率を使ってボリューム検討をするとき、
いわゆる「2A(かつ35m)」が適用されます。
この2Aは”緩和”要件ですので、適用されることで、ボリュームを確保しやすくなると思わる方が多いと思います。
それは勿論その通りです。
実際に天空率空間で確認してみましょう。
下の敷地条件で、5階建(階高3m)の建築物を検討した場合、どれだけボリ